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トイレの収納量を増やすリフォーム方法とは?費用や失敗しないためのポイント
「トイレの収納量が不足している」「収納量を増やすためにリフォームしたい」など、トイレの収納リフォームを検討している方は多いのではないでしょうか?
本記事では、トイレに必要な収納量や収納をリフォームで増やす方法について、詳しく解説していきます。
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目次
トイレの収納スペースはどのくらい必要?
トイレの標準的な広さは1畳、ゆとりがある場合は1.25畳、狭い場合は0.8畳ほど。限られたスペースのため、まず何を収納するのかを決めることが大切です。
トイレに収納しておきたいものは家族構成やライフスタイルによって様々ですが、トイレットペッパーや芳香剤、掃除用具などが一般的でしょう。その他、写真立てや観葉植物、本などを置きたいという人もいるでしょう。
併せてどのくらいの量を収納したいか収納スペースを決める上での大事な検討材料の1つです。
トイレットペーパーや洗剤のストックが多い場合、リフォームしてもモノが入りきらない・サイズが合わないなんてことも。
リフォームの前に、何を・どのくらい収納する必要があるのかしっかりと検討しましょう。
リフォームが本当に必要か吟味する
トイレの収納量を増やすリフォームを依頼する前に、そもそも本当にリフォームが必要なのか、今一度計画を見直してみましょう。
隣接する洗面所に十分な収納スペースがあるなど、そもそもトイレの収納リフォームが必要ない場合もあります。また2連のペーパーホルダーを設置する、可動式の収納ラックを置くだけで充分ということもあります。
この機会に、断捨離で不要になったものを手放すこともおすすめです。
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プチリフォームでトイレの収納を増やす方法
トイレに収納すべきモノや量が把握できた上で、それでもトイレの収納を増やす必要があるならば、まずはdiyによるプチリフォームがおすすめです。
ここでは、トイレの収納量を高めるプチリフォーム方法をいくつかご紹介します。
突っ張り棒で収納UP
トイレの上部に突っ張り棒を渡すことで、簡易収納棚が出来上がります。写真のように、つっぱり棚として販売している商品もあります。
突っ張り棒を1本設置して、S字フックでカゴをぶら下げる収納もおしゃれになります。
ポイントとして、在庫数を確認したいものは、半透明のボックスやワイヤーバスケットを使用すると良いでしょう。
ただし、重いものやトイレットペーパーを載せすぎると、突っ張り棒が落下してしまうことがあるため注意が必要です。
ウォールシェルフで収納UP
ホッチキスやピンを打ち込んで壁につけられる棚(ウォールシェルフ)を設置することで、雑貨や日用品を置くスペースが出来上がります。
写真のようなL字型以外にも、部屋の角に取り付けるコーナーシェルフや、開き戸が付いたタイプも販売されています。
注意点として、ピンやホッチキスを打ち込むタイプは耐荷重が比較的小さいため、重たいものを載せるのに適してはいません。写真立てや小物雑貨などを並べると良いでしょう。
棚付きトイレットペーパーホルダーで収納UP
トイレ自体が広い空間ではないため、コツコツと収納場所を増やすことが肝心です。
トイレットペーパーホルダーを棚付きタイプに交換するだけでも、携帯電話や消臭スプレーを置くのにちょうど良いスペースを確保できます。
他のリフォームと比べて広げられるスペースは少ないですが、今あるモノと交換するだけなので、設置場所に困ることは少ないでしょう。
ピクチャーレールで収納UP
トイレのような狭い空間は、棚やラックを置く場所自体が少なく、設置後は圧迫感が生じがちです。
そのため、壁付けフックやピクチャーレールを設置した吊り下げ収納もおすすめです。
ネットバッグを吊り下げれば、嵩張りがちなトイレットペーパーもスタイリッシュに収納できます。絵画や写真を飾るにもうってつけです。
壁に穴を開けることになるため、賃貸物件の場合は退去時に壁紙の張り替えが必要になる可能性があります。あらかじめ大家さんに確認しておきましょう。
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トイレリフォームで収納を増やす方法
diyに不安がある方や、しっかりとトイレの収納量を高めたいのであれば、プロにリフォームを依頼しましょう。
リフォームでトイレの収納量を増やす方法として、主に以下の4つが挙げられます。
- 吊り戸棚の取り付け
- キャビネットの取り付け
- ニッチ収納を設ける
- 収納一体型のトイレにリフォーム
それぞれの方法を詳しく解説します。
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【1】吊り戸棚の取り付けで収納量UP
トイレの天井付近はデッドスペースになりがち。吊り棚は、天井付近やタンクの上部などの空間に設置することができます。
トイレそのもののリフォームを行うことなく設置可能であり、限られたトイレ空間を収納と無駄なくして活用できます。突っ張り棒と違って落下の心配もありません。
ただし圧迫感を感じたり、高さによっては出し入れが大変といった注意点もあります。
トイレの吊り戸棚の設置にかかる費用は、シンプルなもので約3万円~4万円、トイレットペーパーホルダーとセットのタイプは約5万円~6万円です。
【2】キャビネットの取り付けで収納量UP
トイレの収納量を増やす際には、キャビネットの後付けリフォームも有効です。キャビネットは扉付きの収納設備で、トイレ内の空きスペースにある程度自由に設置できます。
トイレットペーパーが切れた時や衛生用品など、座ったまま取り出したいものもあるでしょう。側面の壁に沿ってキャビネットを取り付けることで、ストックを手が届く範囲に収納できます。
ただし、スリムタイプのキャビネットであっても、ある程度幅や高さがあるため、トイレ内の空間が狭くなってしまう点は注意しましょう。
トイレのキャビネットの設置にかかる費用は、約3万円~4万円です。
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【3】壁の厚みを利用した棚で収納量UP
トイレの収納量を増やす方法として、トイレ内の壁をくり抜いて収納棚を造作する(ニッチ収納)もおすすめです。
吊戸棚やキャビネットなどの家具を取り付けないため、トイレのスペース内を広く保ったまま収納を増やせます。棚を壁に埋め込むシンプルな見た目は、トイレ空間をおしゃれに演出します。
ただし、壁の厚みを利用したニッチ収納は、壁に奥行きがないと設置することができません。気軽に場所を移動することもできないため、設置場所はしっかりと考えたうえで取り付けましょう。
トイレにニッチ収納を設置する費用は、1箇所当たり約3万円~5万円です。
【4】収納一体型トイレにリフォームで収納量UP
トイレを新しいものに交換する予定がある方は、トイレを収納一体型のものにリフォームするのも1つの手です。
給排水などの配管、お手入れが大変なタンク、掃除道具などをキャビネットにまとめて隠せます。そのため空間を広く使えトイレがすっきりとした印象になります。
便器の後ろがキャビネットで隠れるため、凹凸が少なくお手入れが簡単です。
ただし、トイレの本体価格は、ほかのタイプと比較して高額です。例えばタカラスタンダードのティモニCシリーズは25.18万円~、LIXILのリフォレは約26万円~です。
>>タカラスタンダード「ティモニ」の特徴・機能
>>リクシル 「リフォレ」の特徴・機能
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トイレの収納リフォームで失敗しないために
トイレの収納リフォームには吊り戸棚やキャビネットなど様々な方法があります。それぞれの特徴や収納量が異なるので、それらを踏まえて検討してください。
なお、トイレの収納リフォームで失敗しないためにも、複数のリフォーム会社から見積もりを取得する「相見積もり」がおすすめです。
複数社から見積もりを取得することで、工事の内容や金額に加え、対応の質まで比較することができます。工事で失敗しないためにも信頼できる業者に依頼しましょう。
リフォーム業者探しや見積もり依頼がまだ済んでいないという場合には、優良リフォーム業者紹介サービスリフォスムの利用がおすすめです。
入力した条件によってリフォーム業者を検索できる他、一括で相見積もりの依頼をすることも。無料で利用できますので、ぜひお気軽にご利用ください。