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お風呂と洗面所のリフォームは一緒にするべき?メリットや費用相場も解説
「お風呂と洗面所のリフォームを一緒に行うのがおすすめ!」とリフォーム会社から提案を受けたなど、お風呂と洗面所を1度にリフォームするか迷っているという方に向け、
- お風呂と洗面所は一緒にリフォームを行うべき?
- お風呂と洗面所を一緒にリフォームするメリットは?
- お風呂と洗面所の一緒にリフォームする費用は?
最後までご覧いただくことで、上記の疑問が解消する記事となっています。
お風呂と洗面所を同時施工するか迷っている方は、この記事を参考にしてみてください。
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目次
お風呂と洗面所を同時にリフォームするべき理由
お風呂と洗面所のリフォームをまとめて行うべき理由は、主に以下の3つです。
お風呂と洗面所を同時にリフォームするべき理由
- リフォーム費用を抑えられる
- 空間に統一感が生まれる
- メンテナンス時期を合わせられる
リフォーム費用を抑えられる
前述の通り、お風呂と洗面所を別々にリフォームするよりも、一緒にリフォームすることで費用を抑えることができます。
「お風呂と洗面所のセット」「お風呂・洗面所・トイレ・キッチンの水回りセット」など、同時にリフォームを行うことで割安になるプランがある業者もあります。
効率よく行えるため、別々でリフォームするよりも工期が短縮されるケースが多いです。
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統一感が生まれる
お風呂と洗面所を一緒にリフォームすることで、使うシーンをイメージしやすくなります。
お風呂と洗面所(脱衣所)は、隣接していることがほとんどです。ですのでお風呂がリフォームで綺麗なっても、もう片方の洗面台の劣化が目立ってしまいます。
リフォームによってお風呂と洗面所の両方が生まれ変わることで、新品同様の気持ちよさを味わえるでしょう。
さらに同じリフォーム会社に同様のデザインを依頼することができるので、空間全体が一体感を持ち、おしゃれな印象を受けます。
メンテナンス時期を合わせられる
平均寿命はお風呂で15〜20年、洗面所の平均寿命は10〜20年程度と言われています。
まだ一度もリフォームを行っていないご家庭の場合、近い時期に寿命を迎えてしまう可能性が高いです。
破損やひび割れ、カビやサビなどの汚れが落ちないなどの症状が見られる場合は、一緒にリフォームしてしまうのがおすすめです。
お風呂や洗面所の耐用年数が過ぎると?
給排水管の水漏れトラブルリスクが高まります。その結果、土台や柱の腐食やシロアリの被害などに発展する可能性があるでしょう。
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お風呂と洗面所を同時にリフォームする費用相場
お風呂と洗面所を同時にリフォームする費用相場は100万~150万円が目安です。
ユニットバスを交換する場合、ドアの位置やサイズが変わることが多いです。洗面所(脱衣所)はお風呂に隣接しているため、リフォーム時には浴室と洗面所の間仕切り壁工事が必須になります。
浴室と洗面所の間仕切り壁だけ補修することも可能です。ただ、このタイミングで洗面所全体の壁紙や床の張り替え工事、洗面台の交換も一緒に行った方が、後々の工事の重複が無くなるため、施工費や人件費を抑えられます。
参考までに、お風呂と洗面所を別々にリフォームした場合の費用例をまとめました。
お風呂(浴室)リフォームの費用例
解体工事 | 150,000円 |
---|---|
木工事 | 50,000円 |
ユニットバス本体価格 | 650,000円 |
給排水設備工事 | 70,000円 |
電気工事 | 30,000円 |
合計 | 950,000円 |
洗面所リフォームの費用例
解体工事 | 50,000円 |
---|---|
木工事 | 50,000円 |
洗面台本体価格 | 100,000円 |
給排水設備工事 | 70,000円 |
内装工事 | 30,000円 |
合計 | 300,000円 |
費用は浴室・洗面所の広さや、選択するユニットバス・洗面台のグレードにより変動します。
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お風呂と洗面所を同時にリフォームする注意点
お風呂と洗面所のリフォームをまとめて行う注意点として、以下の3つが挙げられます。
お風呂と洗面所を同時にリフォームする注意点
- セットプランは選択肢が限られる
- ショールームで商品を確認する
- 工事期間中はお風呂・洗面所が使えない
セットプランは選択肢が限られる
リフォーム会社によっては、お風呂と洗面台の2点セットを用意している業者もあります。
セットプランは費用を抑えられる反面、業者指定の商品になるため選択できるメーカーや機能が限られてしまうデメリットもあります。
また、工事範囲が決まっていることもあり、セットプランに含まれていない工事は別途費用が掛かる可能性もあります。
セットプランを利用する際は、契約前にどのようなリフォームが含まれるか確認しましょう。
ショールームで商品を確認する
ユニットバスや洗面化粧台を選ぶ際は、実際にショールームを訪れることをおすすめします。
ウェブサイトやカタログで商品を見ることもできますが、実物を見た方がよりサイズや色味、使用感などを把握しやすいです。
モデルルームのようにお風呂や洗面所を一緒に見れるため、ご自宅をリフォームした後のイメージもつきやすくなるでしょう。
工事期間中はお風呂・洗面所が使えない
お風呂と洗面所を同時に行った場合の工事期間は、5日~12日間が目安です。工事期間中はお風呂や洗面所を使うことができません。
お風呂や洗面所が使えない間は、近所の銭湯を利用する、友人や親戚のお風呂を借りる、洗濯物はコインランドリーを活用するなど、あらかじめ対処法を考えておきましょう。
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お風呂と洗面所を同時にリフォームした事例
最後に、お風呂と洗面所のリフォームを一緒に行った事例を通して、イメージを膨らませてみましょう。工事金額をあわせてご紹介します。
【106万円】ブラウン基調のお風呂と洗面所
■ Bofore
■ After
100万円台でブラウン基調のお風呂と洗面所(脱衣所)にリフォームした施工事例です。
お風呂はTOTOの「マンションリモデルバスルーム」を選択。ほっカラリ床や高断熱浴槽で温かいバスルームに。1216から1317へサイズアップもしております。
洗面所(脱衣所)にはTOTOの「サクア」を設置してます。扉色はペアブラウンウッド柄でお風呂のアクセントパネルと合わせています。
【150万円】統一感のある明るいお風呂と洗面所
■ Beforre
■ After
150万円でお風呂と洗面所(脱衣所)をリフォームした施工事例です。
爽やかな水色を基調にして、統一感のある明るい空間に仕上がっています。
お風呂はTOTOの「マンションリモデルバスルーム」、洗面台は「サクア」を選択しています。ハイタイプの棚を取り付けたことで、収納量も増えています。
【200万円】在来浴室からユニットバスに
■ Beforre
■ After
200万円でタイル張りの在来浴室からユニットバスへの交換と同時に、洗面所(脱衣所)もリフォームした施工事例です。
保温性の高いほっカラリ床になったため、足元の寒さが軽減。またお風呂と洗面所の扉は開き戸から引き戸に変更するなど、バリアフリーな空間になっています。
清潔性にこだわった人造大理石製ボウルが魅力のTOTO「エスクア」は、間口に応じて1㎜単位でサイズ調整ができます。
【298万円】ホテルライクなお風呂と洗面所
■ Beforre
■ After
298万円で自宅のお風呂と洗面所(脱衣所)を、ホテルのような高級感のある空間にリフォームした施工事例です。
和室の押入れの間仕切りを移設したことで、浴室のサイズを1216から1416に拡張しました。TOTOのユニットバス「シンラ」は、身体をやさしく包み込むファーストクラス浴槽が魅力です。
シックな色合いで統一させた洗面所は、撥油性能のあるDAIKENのクロス「グラビオLS」を選択。洗面台はTOTOの「エスクア」のベッセルボウルタイプ。透明感のあるクリスタルカウンターが目を引きます。
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まとめ
お風呂と洗面所をセットでリフォームする利点、費用相場、リフォーム実例などを解説しました。
リフォーム費用が安く済む、工期が短く済むといったメリットも十分あります。
お風呂と洗面所、どちらか片方のみのリフォームをお考えの方は、ぜひ同時にリフォームを行うことも検討してみてください。
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