TOTOのお風呂「シンラ」の評判は？失敗・後悔しがちな理由やサザナとの違いも解説！

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TOTO「シンラ」の魅力・評判

TOTO「シンラ」は、『リフォーム産業新聞』が発表した “【2024年版】プロ321名がおすすめする人気バスランキング”の高価格帯で1位を獲得した人気製品です。

そんなTOTO「シンラ」が優れているポイントは、以下の3つです。

ポイント

至福のリラックス体験

洗練されたデザイン

清掃の手間を減らす先進的な機能

順に詳しく解説していきます。

至福のリラックス体験

TOTOシンラは、「上質をつむぐ。心をほどく。」という視点で設計されています。

なかでも特徴的なのが、浴槽の縁から幅広いお湯が肩に流れる「肩楽湯」。毎分約65リットルのお湯を肩に向かって流し続けることで、体をじんわりと温め、筋肉のこわばりを和らげる効果があります。

また、包み込まれるような座り心地を実現した「ファーストクラス浴槽」も評価が高いです。人間工学に基づいた曲線デザインと一体型ヘッドレストにより、自然にリラックスできる姿勢をサポート。上質な人工大理石による光沢感もあり、自宅にいながら高級スパのような入浴体験を味わえます。

お風呂の快適さの評判・口コミ

肩湯が本当に暖かく、快適で毎日使用しています。娘は調光調色システムを活用してお風呂でテレビを見たりとリラックスタイムを過ごしております。

ゆったりした浴槽の形状でとてもリラックスして入浴できるようになりました。

洗練されたデザイン

TOTO「シンラ」は、機能性だけでなく、浴室空間そのものの美しさにもこだわっています。

壁パネルには、自然素材をモチーフにした上質なデザインが採用されています。温もりを感じさせる木目調や、スタイリッシュな石目調など、好みに合わせた豊富なバリエーションが揃っているのも魅力です。

人工大理石を使用した浴槽は、上品な光沢と重厚感を演出します。カウンターや水栓など、細部に至るまでシンプルかつ高級感のある設計が施されています。そのため、自宅にいながらホテルライクな洗練空間を楽しむことができるでしょう。

デザイン性の評判・口コミ

壁も明るく、気分まで明るくなります。

壁のデザインを一緒に考えていただき、こだわったおかげで、お風呂の雰囲気をガラリと変わり、自分の希望や願望が叶い大満足です。大理石風の壁がたいへん気に入っており、毎日入浴の際に眺めるのが至高の時間です。また、デザイン性だけでなく機能性も高く、TOTOシンラに変更してたいへん満足しています。

掃除の手間を減らす先進的な機能

TOTO「シンラ」には、日々の掃除の負担を軽減するための先進的な機能が充実しています。

たとえば、「床ワイパー洗浄」は、入浴後に床全体を自動で洗い流し、除菌までしてくれる機能。ボタンひとつで皮脂汚れや髪の毛を洗い流し、除菌効果も発揮するため、カビやぬめりの発生を防ぎます。

さらに、「おそうじ浴槽」も選択可能です。浴槽の内側を自動で洗浄し、手洗いの手間を大幅に削減します。軽い洗浄から本格的な洗浄まで選べるため、毎日の手入れが楽になるでしょう。

掃除のしやすさの評判・口コミ

床ワイパー洗浄とおそうじ浴槽は本当に汚れが落ちるのかなって心配でしたが使ったら汚れが落ちていたので毎日自分で掃除しなくて良いので楽だし時間にも余裕が出来てとても良かったです。

シニア世代になり浴槽を洗うことが大変になってきたということもあって、おそうじ浴槽を最初から希望していました。アルコデザインさんからご案内いただいた床ワイパー洗浄の機能と合わせて、自動ボタンで毎日掃除機能を使用しています。かなりきれいになります。

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TOTO「シンラ」で失敗・後悔しがちな理由

快適でデザイン性に優れるTOTO「シンラ」ですが、以下の点で失敗した・後悔したという口コミが見受けられます。

懸念点

肩楽湯の掃除が大変
浴槽が深すぎて入りにくい
オプションを付けすぎて予算オーバーになった

お風呂選びに後悔しないためにも、デメリットを踏まえたうえで、特徴や事例をしっかりとチェックしましょう。順に詳しく解説します。

シンラの評判・口コミを確認する

肩楽湯の掃除が大変

肩楽湯は癒し効果が高い一方で、掃除が面倒と感じる方もいます。

TOTOの肩楽湯は、吐水口からお湯を出す仕組みになっており、使用後に水滴が残りやすい構造です。

そのため、定期的に吐水口まわりを拭き取ったり、カビや水垢を防ぐためのお手入れが必要になります。

なお、肩楽湯を搭載しないプランを選ぶことも可能です。

浴槽が深すぎて入りにくい

TOTO「シンラ」は、浴槽の深さがあるため、出入りしにくいと感じる方もいます。

肩までしっかりお湯に浸かれる設計になっており、深さにゆとりがあります。

そのぶん、またぎ高さが高くなるため、足腰に不安がある方やお子さまにとっては負担を感じる場合があるでしょう。

なお、シンラにはまたぎやすさを考慮した浅めの浴槽タイプも選択可能です。

オプションを付けすぎて予算オーバーになった

オプションを追加しすぎて、予算を大幅に超えてしまったと感じる方もいます。

TOTO「シンラ」では、肩楽湯・腰楽湯をはじめ、床ワイパー洗浄や調光調色システムなど、多彩なオプションを選択可能です。

便利さや快適さを追求するうちに、当初予定していた価格より高額になってしまうケースが少なくありません。

なお、標準仕様でも十分に満足できる設計となっており、オプションを厳選することでコストを抑えることができます。

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TOTO「シンラ」と「サザナ」の違い

TOTOの「シンラ」と「サザナ」は、主に3つの違いがあります。

お風呂の違い

選べる壁パネルの種類

標準仕様の浴槽と選べる種類

選択できるオプションや機能

順に詳しく解説していきます。

違い①選べる壁パネルの種類

画像出典：TOTO シンラカラーバリエーション

TOTOのシンラとサザナの違いとして、選べる壁パネルの種類が挙げられます。

シンラの壁パネルでは、自然素材を再現した高意匠デザインや、艶やかで重厚感のある仕上げが選択可能です。

お風呂全体に高級感とホテルライクな雰囲気を演出できます。

違い②標準仕様の浴槽と選べる種類

TOTOのシンラとサザナの違いとして、材質や選べる浴槽の仕様が異なります。

シンラは「人工大理石」浴槽ですが、サザナは「FRP」浴槽が標準仕様です（オプションでFRPから人工大理石浴槽に変更できます）。

また、シンラの浴槽では、人間工学に基づいた「ファーストクラス浴槽」が選択可能です。

身体を包み込むような曲線とリクライニング形状により、背中から脚先までフィットし、全身で湯のくつろぎを感じられます。

違い③選択できるオプションや機能

TOTOのシンラとサザナでは、選択できるオプションや機能も異なります。

シンラだけが選択できる機能として、以下のものがあります。

シンラだけが選べる機能

肩楽湯
腰楽湯
調光調色システム
ダウンライト
カウンター下照明
調光・調色ライト
オーバーヘッドシャワー
カームベンチ

理想のバスルームを実現するためにも、必要な機能やオプションは事前に考えておきましょう。

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TOTO「シンラ」の特徴

TOTO「シンラ」の浴室は、上質なバスタイムを叶える設計・機能が魅力です。パーツごとに見ると、主に以下のような特徴があります。

パーツ名	性能・機能
魔法びん浴槽	断熱構造で温かさが続く
ファーストクラス浴槽	身も心もリラックスできる設計
お掃除ラクラクほっカラリ床	冬場もヒヤッとしない

それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。

断熱構造で温かさが続く浴槽

忙しい日常では、お湯をはったもののすぐに入浴できない場面もありますよね。いざお風呂に入ろうと思ったら、お湯が冷めていてがっかりなんてこともあるでしょう。

TOTOの先進機能である「魔法びん浴槽」は、徹底した断熱構造により、長時間の保温を実現した浴槽です。そのため、時間にとらわれず、いつでも温かいお湯に浸かれます。

従来の浴槽では底から熱が逃げてしまっていたところを、断熱材で覆うことによりカバーしました。

断熱材の力で、お風呂の熱を逃がしにくいだけでなく、外からの冷気も防ぎます。

お湯はりから4時間後の温度低下は、わずか2.5℃以内です。従来品では2時間で2.5℃湯温が低下することから、魔法びん浴槽の保温性の高さが理解できるでしょう。

また、風呂蓋の「ラクかるふろふた」も高断熱で、温かさを保つために一役買っています。従来品の半分の重量に改良され、蓋1枚は約900gもの軽さです。子供から高齢者まで、開け閉めなどの取り扱いが楽にできる仕様になっているので、家族で快適な使い心地を実感できるでしょう。

身も心もリラックスできる浴槽設計

湯舟に浸かるひとときは、至福の時間です。身体にフィットして、身も心もリラックスできるような浴槽があれば、毎日のバスタイムが一層楽しみになるでしょう。

TOTO「シンラ」の「ファーストクラス浴槽」は、気持ちよさを追求したフォルムがポイントです。大学との共同研究によって生み出された浴槽は、人間工学が応用された説得力のあるデザインが特徴です。

従来のバスタブが背中・お尻・足の3点支持なのに対し、「ファーストクラス浴槽」は3点に首の支点がプラスされた4点支持設計です。関節にかかる負担を分散し、負荷を軽減してくれます。

背面のカーブは、背中の接地面積を広げて身体にかかる圧力を分散させるので、全身がリラックスしながらの入浴が可能でしょう。

さらに、機能面だけではなく見た目の美しさもハイレベル。光の加減で表情が変わる表面は、なめらかな曲線と光沢が美しく、パールのような上品さを生み出します。頭から足先まで包み込んでくれるような心地よさと、デザイン性を兼ね備えた、まさに「ファーストクラス浴槽」の名にふさわしいバスタブといえるでしょう。

冬場もヒヤッとしない床

浴室に入った瞬間、ひんやりとした床に驚いた経験があるのではないでしょうか。

TOTOの「お掃除ラクラクほっカラリ床」は、2つの層で冷気をシャットアウトするW断熱構造。床裏からの冷気を遮断するため、冬場でも足元がヒヤッとしません。

床の内側はクッション層になっており、畳のようなやわらかさを実現しています。膝をついて子供や高齢者の入浴をサポートする場面でも、痛みがないので快適ですね。すべりにくいため、足腰が弱い方の入浴でも安心感が高いです。

また、床の表面には、汚れを落としやすい特殊処理が施されています。皮脂汚れと床の間に水が入り込みスムーズに汚れが落ちて、軽くこするだけで毎日の掃除が完了します。

さらに、縦横に刻まれた「カラリパターン」の力で水はけが良いので、翌朝には靴下で浴室に入れるほどカラっと乾きます。水気・湿気が引き起こすカビなどのトラブルが発生しにくいのも、魅力的ですよね。

床は下記の3種のデザインから選べるので、好みに合わせた浴室空間を演出できますよ。

パール調
クロス調
ミックス調

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TOTO「シンラ」の価格

TOTO「シンラ」の本体価格は、おおよそ130万円〜300万円です。価格は、浴室のサイズ・オプション選択などによって変わります。

以下で、いくつかのプラン例と価格をご紹介していきます。

Gタイプ

「ファーストクラス浴槽」「床ワイパー洗浄」「オーバーヘッドシャワー」といった、TOTOの最新機能をたっぷりと盛り込んだ、最もゴージャスなタイプです。

本体価格は280万円〜340万円となります。

サイズ	価格（税込）
1624（1.5坪）	340万100円
1620（1.25坪）	310万5,300円
1717（1坪）	289万8,500円
1616（1坪）	280万8,300円
1618（メーターモジュール）	293万400円

Bタイプ

ゆったりと腰掛けながらシャワーを浴びられる、ベンチ型のカウンターを搭載したタイプです。バスベンチは、入浴中の読書を楽しみたい方におすすめ。入浴後すぐに座ってボディケアができるのも、嬉しいポイントになっています。

本体価格は、230万円〜289万円となります。

サイズ	価格（税込）
1624（1.5坪）	289万8,500円
1620（1.25坪）	260万3,700円
1717（1坪）	239万6,900円
1616（1坪）	230万6,700円

Cタイプ

基本仕様で、お好みに合わせたカスタマイズも楽しめるコンフォートタイプです。必要な機能を厳選し、価格を抑えたい方におすすめです。

本体価格は、126万円〜194万円となります。

サイズ	価格（税込）
1624（1.5坪）	194万4,800円
1620（1.25坪）	165万円
1717（1坪）	144万3,200円
1616（1坪）	135万3,000円
1317（0.75坪強）	132万7,700円
1216（0.75坪）	126万3,900円
1618（メーターモジュール）	147万5,100円

Cタイプ楽湯セット

基本仕様のCタイプに、人気オプションの「楽湯」を搭載したタイプです。価格は抑えたいが「楽湯」は付けたい、という方におすすめのセットプランになっています。

本体価格は、149万円〜217万円になります。

サイズ	価格（税込み）
1624（1.5坪）	217万6,900円
1620（1.25坪）	188万2,100円
1717（1坪）	167万5,300円
1616（1坪）	158万5,100円
1317（0.75坪強）	155万9,800円
1216（0.75坪）	149万6,000円
1618（メーターモジュール）	170万7,200円

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TOTO「シンラ」で選べるオプション

TOTOの「シンラ」は基本仕様でも納得の充実度ですが、オプション機能を追加することで、ワンランク上のお風呂を実現できます。

ここでは、より快適なバスタイムを叶える、TOTO「シンラ」で人気のオプション機能を5つご紹介します。

機能名	性能・特徴
おそうじ浴槽	ボタン1つで浴槽内を自動洗浄
床ワイパー洗浄	ボタン1つで床周りを洗浄・除菌
楽湯 RAKU‐YU‐	肩・腰に心地よい水流と刺激
調光調色システム	6つの明かりに調整可能
オーバーヘッドシャワー	天井からのお湯に包まれる新感覚シャワー

おそうじ浴槽

お風呂は好きだけど、毎日浴槽を洗うのは負担が大きいと感じる方も少なくないのではないでしょうか。「おそうじ浴槽」は、ボタンを押すだけで浴槽内を隅々まで自動洗浄してくれる機能です。

排水から予備洗浄、洗剤吹きつけ、最後はすすぎまでを全自動で行います。あらかじめタンクに洗剤を投入しておく必要がありますが、一度に800mLもの洗剤が入るので、1ヶ月に1回の補充で十分です。

洗浄は、汚れに合わせて「標準/強力/節約」の3コースから選択できます。

入浴後すぐに、欠かさず「おそうじ浴槽」を使用することで、手洗いは2週間毎の頻度で済むようになります。面倒な浴槽掃除から解放されたいという願いが叶う、画期的な機能といえますね。

床ワイパー洗浄

「床ワイパー洗浄」は、ボタン1つで床の洗浄・除菌ができる機能です。「床ワイパー洗浄」には床スッキリと床まわりきれいの2つのモードがあります。

床スッキリは、入浴後に残った髪の毛や泡を流してくれるモードです。バスタイムを楽しんだ後に使用すれば、次に入る人も快適に入浴できます。

床まわりきれいは、TOTO独自の板状ワイパー水流で角質や皮脂汚れをくまなく洗い流して、汚れのもとを除去します。最後にきれい除菌水の吹きつけをして、お掃除完了です。

水からつくられるきれい除菌水は、除菌成分（次亜塩素酸）を含む水で、時間の経過でもとの水に戻るので環境にも安心です。

強力な洗剤を使わなくても汚れの原因菌を除菌するため、普段のお掃除回数を減らせます。

2つのモードを使い分けることで、心地よさと清潔を保てますね。毎日のお掃除を「床ワイパー洗浄」に任せることで、浮いた時間を自分のために使えて、生活の質が向上しそうです。

楽湯 RAKU‐YU‐

「楽湯 RAKU‐YU‐」は、TOTOが開発した肩楽湯と腰楽湯がセットになった機能です。

肩楽湯は、浴槽についたヘッドレストから大流量のお湯を流すことで、冷えてしまいがちな肩まわりを包んで温めます。リモコン操作で強/中/弱の3つのモード切り替えが可能なので、気分やお好みで湯量を調節して楽しめますよ。

腰楽湯は、腰へ心地よい刺激を与えるジェットバス水流です。浴槽内の噴出口から出る水流が、不規則な曲線で円を描き、腰周辺を広く刺激します。肩楽湯と同様、リモコンで強/中/弱のモード選択ができるので、お好みの使用感に設定可能です。

「楽湯 RAKU‐YU‐」を使用すると全身が芯から温まるので、上半身が冷えやすい半身浴にぴったりですね。デスクワークや育児などで酷使した身体を、自宅のバスタイムでゆっくりほぐしたい方にもおすすめです。

調光調色システム