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お風呂リフォームは何年目に行うべき? 交換時期・タイミングを詳しく紹介!
「最近家のお風呂が寒い…」「お風呂リフォームしたいけど今やるべきなの?」など、お風呂リフォームはやりたいがタイミングがわからない方も多いと思います。
お風呂リフォームは耐用年数が過ぎた時にする場合もあれば、単純な経年劣化で使いづらさを感じたときに行う場合もあり、人それぞれです。本記事ではお風呂リフォームに適した時期やリフォームをすべき劣化症状、工事をする場合の費用相場などについて解説しています。
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目次
お風呂リフォームに適した時期とは
お風呂リフォームを成功させるためには、計画の立て方が重要です。特に、いつリフォームを行うかが大きなポイントとなります。以下、お風呂の使用年数、季節や月、そしてライフスタイルの変化という3つの観点からリフォームの適した時期について解説します。
お風呂・ユニットバスの交換時期
一般的にお風呂場の設備は約15年~20年程度で交換したほうが良いでしょう。この期間を超えると浴槽の劣化や防水性の低下、配管の老朽化など、さまざまな問題が発生しやすくなります。特に、傷みが目立ち始めたり、頻繁に修理が必要になったりしたら、それはリフォームのサインかもしれません。早めの対応が、将来的に更なるコスト増や手間を省くことにつながります。
ライフスタイルの変化
家族構成の変動や生活スタイルの変化もリフォームのタイミングを考える上での重要なことです。例えば、家族が増えたり、子供が独立したりすると、これまでのお風呂のサイズや機能が不適切になることがあります。
また、高齢者の入浴ニーズに対応するためのバリアフリー化など、ライフスタイルの変化に合わせてお風呂場の改修を行うことが、生活の質の向上に直結します。
季節や月によるリフォーム時期
リフォームの適した時期は季節にも左右されます。例えば、雨が少なく湿度が低い春や秋は工事がスムーズに進みやすい時期です。一方、冬は寒さにより作業効率が落ちる可能性がありますし、夏は猛暑が工事に影響を及ぼすことがあります。また、業者が比較的空いている時期を狙うことで、スケジュール調整がしやすくなるというメリットもあります。
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リフォームをすべきお風呂の劣化症状
お風呂場のリフォームを検討する際には、さまざまな劣化症状を識別することが重要です。以下、主要な症状について解説します。
カビや黒ずみの発生
お風呂場のカビや黒ずみは健康へのリスクともなりえます。特に掃除をしても短期間で再発する場合、それは浴室の素材が劣化し、カビの栄養源となっている可能性があります。このような場合、表面的な掃除ではなく、根本的なリフォームが必要です。
断熱性・保温性の低下
浴室の断熱性や保温性が低下すると電気代が必要以上にかかってしまいます。冬場に浴室が冷え切ってしまう、お湯が冷めやすいなどの症状が見られる場合、浴室の断熱材の劣化や設備の老朽化が考えられるのでリフォームをした方が良いでしょう。
機能性の不足または故障
水栓の故障やシャワーの水圧不足、浴室乾燥機の不具合など、機能的な問題は日々の快適性に直結します。これらは修理で一時的に対応することも可能ですが、コストパフォーマンスや長期視点で考えると最新機能が備わった設備に交換したほうが良い場合もあります。
使い勝手の悪さ
今の家族のニーズに合わない浴室のレイアウトや設備は、毎日の生活のストレスにつながります。動線が悪い、収納が不足している、浴槽が狭いなどの問題はリフォームによって大幅に改善できます。
高齢者がいる家庭ではバリアフリー工事をした方が良いので、今の家族のニーズに合っていないお風呂になっている場合はリフォームするのが良いでしょう。
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お風呂リフォームの費用と工期
お風呂のリフォーム費用は、工事の種類や範囲、追加のオプションや特別な要望によって大きく異なります。以下、これらの要因がリフォーム費用にどのように影響するかを詳述します。
リフォームの種類 | 概算費用 | 平均工期 |
---|---|---|
浴槽の交換のみ | 30万円~50万円 | 1日~2日 |
ユニットバスへの交換 | 100万円~200万円 | 約1週間 |
浴室の全面リフォーム | 150万円~300万円 | 1週間~10日 |
バリアフリーリフォーム | 200万円~400万円 | 約1週間 |
追加オプション(床暖房等) | +10万円~50万円 | 追加1~2週間 |
浴槽の交換のみ
既存の浴槽を新しいものに交換する方法です。これは浴槽が古くなったり、損傷がある場合に適しています。費用は浴槽の材質やサイズ、機能によって異なりますが、一般的には20万円から100万円程度が目安です。工期は短く、1日~2日程度で完了することが多いです。
ユニットバスへの交換
既存の浴室を解体し、ユニットバスに交換するリフォームです。タイル張りの在来浴室からユニットバスに交換したり、古いユニットバスから新しいユニットバスに交換することもあります。
ユニットバスは防水性や断熱性が高く、メンテナンスが容易です。さらに多くのユニットバスには最新の機能が備わっています。費用は、選択するユニットバスのグレードによって異なりますが、約100万円から300万円程度が一般的です。工期は約1週間程度です。
全面リフォーム
浴室全体をすべて改装する方法です。床、壁、天井、設備を一新し、完全にカスタマイズすることが可能です。標準的なものから高級なものまで、使用する材料や設備のグレードによって費用が大きく異なり、約150万円から400万円以上かかることもあります。工期は約1週間~10日です。
バリアフリーリフォーム
高齢者や身体に不自由を持つ人が安全に利用できるよう、手すりの設置や段差の解消などアクセシビリティを重視したリフォームです。安全性を高めるための特別な設計が含まれ、これにより利便性が向上します。
費用は必要な改修内容によって異なりますが、約50万円から100万円程度が目安です。工期は約1週間程度です。
追加オプション(床暖房等)
床暖房や高機能換気扇、照明のアップグレードなど、基本のリフォームに加えて行われる追加作業です。これらのオプションは快適性を高めるだけでなく、浴室の清潔さや健康面にも寄与します。
費用は選択するオプションによって異なりますが、数万円から数十万円が一般的です。工期は、基本のリフォーム期間にプラスして、約1~2週間程度追加されます。
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耐用年数を超えたお風呂をリフォームしないとどうなる?
耐用年数が経過したお風呂のリフォームを行わない場合は様々なリスクを抱えることになるので注意しましょう。
設備の劣化と安全性の問題
最も顕著なのは設備の劣化です。水漏れ、カビの発生、断熱性の低下などが進行し、これらは建物の構造への損傷や、住む人の健康リスクを高めます。特に、水漏れは重大な損傷を引き起こす可能性があり、修繕費用はリフォームの費用を大幅に上回ることがあります。
エネルギー効率の低下
古い浴室設備はエネルギー効率が低く、光熱費の増加に直結します。リフォームを通じて省エネ性能の高い設備に更新することは、長期的な経済性の向上に寄与します。
子どもや高齢者の事故が起こる場合がある
安全面でも劣化した浴室は高齢者や子供にとって危険が伴います。滑りやすい床や不十分な手すりは、転倒や事故のリスクを高めます。
これらのリスクを考慮すると、耐用年数が過ぎたお風呂のリフォームは家の安全性、経済性、快適性を維持、向上させるための必要なものといえるでしょう。
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お風呂リフォームで導入すべきおすすめ機能
今のお風呂にはさまざまな機能があり、快適さや機能性を大幅に向上させるものが多くあります。ここでは、お風呂リフォームを検討中の方に向けて特に注目すべき3つの機能を紹介します。
床暖房システム
床暖房は寒い季節にお風呂の床が冷たくなるのを防ぎ、快適な入浴体験を提供します。さらに、床暖房は湿度を下げる効果もあり、カビの発生を抑制するのに役立ちます。
床暖房は後付けできないため、お風呂リフォームをするときに一緒につけておくのが良いでしょう。
自動お湯はり・追い炊き機能
自動お湯はりや追い炊き機能は非常に便利です。指定した時間にバスを自動的に満たしたり、設定温度を維持したりすることで、いつでも快適なお風呂時間を過ごすことができるでしょう。
バリアフリー設計
全ての家族が安全にお風呂を利用できるよう、バリアフリー設計は重要です。特に、高齢者や身体に不自由を持つ家族がいる場合、手すりの設置や段差の解消など、安全性を高める設計が求められます。
これらの機能は、家族のニーズやライフスタイルに応じて選択することができます。また、これらを取り入れることで、住まいの快適性だけでなく、資産価値の向上にも寄与するでしょう。
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まとめ
本記事ではお風呂リフォームの時期やお風呂の耐用年数、リフォームすべき劣化症状などを解説してきました。お風呂は毎日使う場所なので劣化も早いです。また、水回りなのでできる限り清潔に保ちたい場所でもあります。今のお風呂に使いづらさを感じている場合には早めにリフォームするのが良いでしょう。
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