MENU

リフォームする箇所を選ぶ

受付時間 10:00〜19:00 (土日祝もOK)

リフォームの費用相場はどれくらい?工事箇所別の費用や安くする方法もご紹介

リフォームの費用相場はいくら?

これからリフォームをお考えの方は、「リフォームってどんなことができるの?」「リフォームってどれくらい費用がかかるの?」と気になる方も多いと思います。

初めてのリフォームでは実際どれくらい費用がかかるのかを把握できていないと、リフォーム業者に相談した際に必要以上に高く見積もられる場合もあります。なので、しっかりと費用相場を把握することがとても大切です。

本記事ではリフォーム箇所別の費用相場や費用を安くするコツなどをご紹介していますので、ぜひチェックしてください。

目次

箇所別のリフォーム費用相場

まずはリフォームしたい箇所別の費用相場をご紹介します。今リフォームを検討している箇所があれば参考にしてください。

箇所 費用相場
キッチン 100~200万円
お風呂 80~150万円
トイレ 30~60万円
洗面台 10~30万円
リビング・ダイニング 100~200万円
外壁 100~150万円
屋根 60~100万円
断熱リフォーム 150~300万円
耐震リフォーム 50~100万円

キッチンリフォームの費用相場

キッチンリフォームの費用相場は、おおむね100万~200万円です。キッチンは製品のグレードや設備によって費用が大きく変わってくるため、どこまでこだわってリフォームするかが費用に直結します。

費用別でできるキッチンリフォームの費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
コンロ・レンジフード・食洗機の交換 10~30万円
キッチンの扉交換、壁・天井・床交換 30~50万円
壁付けキッチン → 壁付けキッチンへの交換
例)I型 → I型
約50~70万円
※ローグレードのキッチンの場合
壁付けキッチン → 対面キッチンへの交換
例)I型 → ペニンシュラ型
ペニンシュラ型:100~200万円
アイランド型:150~200万円
キッチンの移動・拡張 200~300万円

お風呂リフォームの費用相場

お風呂リフォームの費用相場は、おおむね80万~150万円です。お風呂もキッチン同様、製品のグレードや設備によって費用が大きく変わってきます。

費用別でできるお風呂リフォームの費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
手すりの設置 1~5万円
給湯器交換・追い炊き機能の設置
浴室換気扇交換の設置
約10万円
浴室の扉交換、壁・天井・床交換 30~50万円
在来浴室 → 在来浴室 70~100万円
在来浴室 → ユニットバスへの交換 100~120万円
ユニットバス → ユニットバスへの交換 80~90万円
浴室の移動・拡張 200万円~

トイレリフォームの費用相場

トイレリフォームの費用相場は、おおむね30万~60万円です。キッチンやお風呂に比べて、リフォーム面積が小さいことや設備・機能が限られていることから費用は比較的安いです。

費用別でできるトイレリフォームの費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
手すりの設置 1~5万円
便座の交換・取り付け
(温便座・温洗浄便座)
8~10万円
手洗い器の設置 15~20万円
トイレの壁・天井・床交換 15~20万円
和式トイレから洋式トイレに交換 約30万円
タンク付きトイレからタンクレスへの交換 約20万円
汲み取り式から水洗トイレに交換 約80万円
トイレの移動・拡張 50万円~

11万~50万円のトイレリフォームについては内装リフォームセットの費用です。内装リフォームがなければだいたいどの工事も10~20万円程度で収まります。

洗面所リフォームの費用相場

洗面台リフォームの費用相場は、おおむね10万~30万円です。洗面台のリフォームも比較的安いため、トイレとセットで行う場合が多いです。

費用別でできる洗面台リフォームの費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
手すりの設置 1~5万円
蛇口の交換 10万円
洗面ボウルの交換 30~50万円
洗面台の壁・天井・床交換 15~20万円
ユニットタイプからシステムタイプへの交換 約20万円
洗面所の移動・拡張 50万円~

リビング・ダイニングリフォームの費用相場

リビング・ダイニングリフォームの費用相場は、おおむね100万~200万円です。リビング・ダイニングは最も家族が一緒に過ごす場所なので、こだわれるポイントが多くあります。壁や床の素材、空間デザインなどはこだわればこだわるほど費用がかかるため、注意しましょう。

費用別でできるリビング・ダイニングリフォームの費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
クロスの張り替え ・量産品:1平米あたり約1,000円~
・一般品:1平米あたり約1,500円~
フローリングの張り替え ・重ね張り:約8~18万円/8畳
・張り替え:約10~20万円/8畳
間切りの設置 10~25万円
間切りの撤去およびリビングの拡張 50~100万円
壁面収納(背面収納)の設置 60~100万円
床暖房の設置 60~120万円
間取り変更 100~200万円

外壁塗装・外壁リフォームの費用相場

外壁塗装・外壁リフォームの費用相場は、おおむね100万~150万円です(※30坪の場合)。外壁塗装は外壁の面積に応じて費用が変わるため、外壁の面積が大きくなればなるほど費用もかさみます。

費用別でできる外壁塗装・外壁リフォームの費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
外壁の部分補修
(ひび割れ・剥がれ修理、コーキング等)
~約50万円
外壁塗装 100~120万円
外壁のカバー工法(重ね張り) 120~220万円
外壁の張り替え 150~240万円

※30坪の家を想定した費用相場です

屋根塗装・屋根リフォームの費用相場

屋根塗装・屋根リフォームの費用相場は、おおむね60万~100万円です(※30坪の場合)。

屋根塗装も外壁同様に面積に応じて費用が変わりますが、外壁塗装とセットで工事を行った方が費用を安く抑えることができます。

費用別でできる屋根塗装・屋根リフォームの費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
屋根の部分補修
(雨漏り修理、ひび割れ修理、瓦の交換等)
~約50万円
屋根塗装 60~80万円
屋根のカバー工法(重ね張り) 120~170万円
屋根の葺き替え(張り替え) 140~200万円

※30坪の家を想定した費用相場です

断熱リフォームの費用相場

断熱リフォームの費用相場は、おおむね150万~300万円です。家のどの部分を断熱工事するかによって費用が大きく変わります。

費用別でできる断熱リフォームの費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
天井断熱施工 15万〜90万円
屋根の断熱 40万〜250万円
壁断熱施工 180万~300万円
床断熱施工 20万〜100万円
窓のリフォーム 5万〜60万円(1箇所)

耐震リフォームの費用相場

耐震リフォームの費用相場は、おおむね50万~100万円です。

費用別でできる耐震リフォームの費用相場は以下の通りです。

工事内容 費用相場
壁の耐震工事 25~30万円
屋根の耐震工事 60~100万円

予算別のリフォーム内容

ここまでで工事箇所別の費用相場について説明してきましたが、リフォームをする際には工事箇所だけではなく、どれくらいの予算でリフォームをするかというトータルコストの観点から工事箇所を選定する必要があります。ここでは、予算別にどんな工事ができるのかを解説していきます。

予算100万円のリフォームの場合

予算100万円でできるリフォームとできないリフォームは以下の通りです。

予算100万円でできるリフォーム

  • キッチンのリフォームのみ

  • お風呂のリフォームのみ
  • トイレと洗面台のリフォーム
  • リビングの内装リフォームのみ
  • 外壁・屋根のリフォームのみ

予算100万円でできないリフォーム

  • 水回り4点のリフォーム
  • 外壁と屋根のリフォーム
  • フルリフォーム(スケルトンリフォーム)などの大規模工事

予算100万円でできるリフォームは、キッチンのみやお風呂のみなどの部分的なリフォームになります。

通常、水回りはキッチン・お風呂・トイレ・洗面台の4点セットでまとめてリフォームする方がお得ですが、予算が100万円の場合はまとめてのリフォームはできません。キッチンとお風呂は単体での工事費用が高いので、予算100万円ならどちらかを選んでリフォームしましょう。一方、トイレと洗面台は両方とも工事費用は安いので2つまとめてリフォームしても100万円には収まるでしょう。

予算100万円でできないリフォームとしては、水回り4点のリフォームやフルリフォームなどの大規模工事になります。それらの工事を行う場合は最低300万円~500万円以上は必要になります。

予算300万円のリフォームの場合

予算300万円でできるリフォームとできないリフォームは以下の通りです。

予算300万円でできるリフォーム

  • 水回り4点のリフォーム(中グレード)のみ
  • 簡易な間取り変更を含むリビングのリフォーム全般
  • 外壁・屋根のリフォームのみ

予算300万円でできないリフォーム

  • フルリフォーム(スケルトンリフォーム)などの大規模工事
  • 水回り設備の移動を含む大きめの間取り変更

予算300万円の場合は水回り4点をまとめてリフォームしたり、和室を洋室にするなどの簡単な間取り変更を含んだリビングの内装リフォームが可能です。ただし、キッチンやお風呂などは新しく導入する製品のグレードによっては300万円に収まらない場合があるので注意しましょう。

一方、フルリフォーム(スケルトンリフォーム)やキッチンやお風呂などの移動を伴う間取り変更は300万円では収まらないことが多いです。特に水回り設備の移動は給排水工事や電気配線工事、排気ダクト工事などが必要となり、工事が長期間になることがあります。工事期間が長引くとその分費用がかさむため、その分費用が高くなります。

予算500万円のリフォームの場合

予算500万円でできるリフォームとできないリフォームは以下の通りです。

予算500万円でできるリフォーム

  • 水回り4点のリフォーム(高グレード)
  • 部分的な水回り設備の移動
  • 間取り変更を含むリビングのリフォーム全般

予算500万円でできないリフォーム

  • 内装リフォームに加えて、戸建てで外壁塗装や屋根工事も一緒に行う
  • 耐震・断熱リフォームなど

予算500万円の場合は水回り4点リフォームから設備の移動リビングの内装リフォーム全般が可能です。500万円あれば水回りのリフォームでハイグレードの製品を選ぶこともできるでしょう。また、配管工事がない場合はキッチンやお風呂の移動もできます。

一方、内装リフォームに加えて外壁や屋根の工事を行う場合や耐震・断熱リフォームなどの建物自体の性能をあげる工事も高額になるため、予算500万円ではできません。

予算1,000万円のリフォームの場合

予算1,000万円でできるリフォームとできないリフォームは以下の通りです。

予算1,000万円でできるリフォーム

  • 戸建ての内装フルリフォーム
  • マンションの内装フルリフォーム

予算1,000万円でできないリフォーム

  • 戸建てで外壁塗装や屋根工事も一緒に行う
  • 建物の築年数が40~50年以上

予算1,000万円であれば、戸建てもマンションも内装のフルリフォーム(スケルトンリフォーム)が可能です。内装フルリフォームとはキッチンやお風呂などの水回り設備の交換や間取り変更、床や壁などの貼り替えが含まれるため、家のほとんどの部分をリフォームできます。

一方、戸建ての場合は内装のフルリフォームに加えて、外壁塗装や屋根塗装などの外装リフォームを行う場合は予算1,000万円では収まらないことがあります。

また、築40~50年以上経過している家の場合は目には見えない壁骨組み部分の腐食屋根の劣化による雨漏りリスク耐震性への不安などがあるため、築年数が浅い住宅に比べると工事すべき箇所が増えるので費用も1,000万円を超えるほど高額になってしまうこともありますので注意しましょう。

リフォーム費用の内訳

リフォームの費用は「工事費用」「その他の費用」の2つで構成されています。この2つの費用についてそれぞれ簡単に解説します。

工事費用

リフォームの「工事費用」とは、材料費(商品代)人件費諸経費の3つです。

材料費はキッチンやお風呂などの新しい設備・製品や壁紙・床材などの資材にかかる費用を指します。

人件費は実際に施工を行う職人や現場で働く人たちにかかる費用です。

諸経費は細かい書類やスケジュールの作成費、現場管理費など工事とは関係のない部分で必要となる費用全般です。

その他の費用

工事費以外にかかる費用としては以下の5つです。

リフォームに必要なその他の費用

  • 仮住まい費・トランクルーム費
  • 引っ越し費
  • 駐車場代
  • 設計費・確認申請手数料
  • 印紙税

仮住まい費・トランクルーム費

住みながらのリフォームができない場合は、一時的に仮住まいを借りて生活する必要があります。リフォームの工事期間によりますが、ウィークリーマンションやマンスリーマンションが便利でしょう。

また、リフォームの際にはもともと置いてある家具も別の場所に移動させる必要があります。家の中でスペースが用意できない場合はトランクルームを借りて保管しておくことをおすすめします。
荷物が大量にある場合は、トランクルームに荷物を運ぶ際の運送費用も必要になるため、注意しましょう。

引っ越し費

仮住まいへの引っ越し費用も十分に用意しておきましょう。リフォームシーズンである3~4月は引っ越し業界でもトレンドの季節なので費用が高くなる傾向があります。

また、引っ越し費用は仮住まいに行くときリフォーム後の自宅に行くときの2回発生するので注意が必要です。

駐車場代

リフォーム業者は基本的には車で来ることが多いので、その車を駐車できるスペースを確保しなければなりません。その際に、自宅周辺に車を停められるスペースがあれば問題ありません。ただし、駐車スペースがない場合はコインパーキングを借りるなどして、業者の車の駐車場代を別途支払う場合があります。

設計費・確認申請手数料

間取り変更を伴うような大規模なリフォームの場合は家の設計費がかかる場合は多いです。設計費については工事費用に含まれているのか、含まれていないのをしっかり業者に確認することが大切です。

また、増改築を伴う大規模工事では建築確認申請が必要となります。この申請は手数料がかかるため、注意しましょう。

参考:株式会社J建築検査センター/建築物に関する手数料(確認申請手数料)

印紙税

リフォームでは、リフォーム業者と工事請負契約を結ぶための印紙税がかかります。100万円以下の工事費用であれば200円です。工事費用が高くなればなるほど印紙税も高くなりますが、以下の表の通り、印紙税が大きな負担になることはないでしょう。

工事費用 印紙税
100万円以下 200円
100~200万円 200円
200~300万円 500円
400~500万円 1,000円
500~1,000万円 5,000円

※印紙税は平成26年4月1日から令和6年3月31日までの間に作成される契約書に適応される軽減税率を踏まえた金額となっています
※100万円以下は軽減税率対象外となります

参考:国税庁/建設工事請負契約書の印紙税の軽減措置

リフォーム費用を安くする方法

リフォームでは、工事箇所をあれこれ検討しているうちに気づいたら予算オーバーになっていることが多くあります。全てを希望通りにリフォームできるのが一番良いのですが、予算もあるのでそうもいきません。

この章では、リフォーム費用を安く抑える方法について簡単に解説します。費用を抑えつつ、満足するリフォームを実現しましょう。

リフォーム費用を安くする方法

  • 設備・工事費用を抑える
  • 補助金や減税制度を活用する

設備・工事費用を抑える

リフォーム費用を抑えるのにもっと手っ取り早いのは、設備・工事費用を抑えること。具体的には以下の方法があります。

設備・工事費用を抑える方法

  • 設備や素材のグレードを下げる
  • 最新モデルではなく、旧モデルを選ぶ
  • リフォームの優先順位が低い箇所は見送る
  • 複数のリフォーム業者に見積もり依頼をする

設備や素材に強いこだわりがない場合はスタンダードなグレードを選ぶと費用が必要以上に高くならないので安心です。

また、リフォームでは同じ施工内容でも業者によって費用が異なる場合が多いため、複数の業者から見積もりをとるのが一般的です。リフォーム業者紹介サービス「リフォスム」では1度に2~3社ほどの業者を紹介することができますので、ぜひお問い合わせください。

補助金や減税制度を活用する

国や自治体ではリフォームに関する補助金や減税制度が用意されているため、事前にチェックして活用するとリフォーム費用が安くなります。

リフォームの補助金制度も減税制度も基本的には工事着前に申請が必要なため、利用する場合はリフォーム業者を選定する段階でいつ申請すべきなのかを調べておきましょう。2022年度の補助金制度の情報についてはこちらの記事をご覧ください。

参考:住宅リフォーム推進協議会|リフォームの減税制度

参考:住宅リフォーム推進協議会|リフォームの補助金制度

リフォーム業者選びならリフォスムへ

本記事では、リフォームに必要となる費用について紹介してきました。ご紹介した通り、リフォームには想定以上に費用がかかるということがおわかりいただけたことでしょう。

しかし、リフォームは私たちの暮らしに直結する重要な部分なので、費用を安く抑えることを目的にしてはいけません。暮らしを豊かにするリフォームが実現できるように十分な予算を確保し、こだわりをもってリフォームを進めていきましょう。

リフォーム業者紹介サービス「リフォスム」ではみなさまのリフォームをサポートしていますので、ぜひお問い合わせくださいませ。

目次