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洗面台をバリアフリー化!リフォーム内容や費用を解説

洗面台をバリアフリー化!リフォーム内容や費用を解説

顔を洗ったり歯を磨いたりと、日々の生活に欠かせない洗面台。

高齢者や車椅子を利用をしている家族がいる場合、洗面台をバリアフリーリフォームすることで使い勝手が良くなります

本記事では、洗面台のバリアフリーすべき箇所費用を解説しています。

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目次

洗面台のバリアフリーが重要な理由

バリアフリーと聞いて、洗面台と真っ先に思う人は少ないのではないでしょうか。

普段何気なく使っている洗面台でも、年齢を重ねるに連れ苦労することがあります。

まずは洗面台の高さです。高齢者は腰をかがめる動作が辛い場合があるので、高さが低いと使いにくく感じるでしょう。

また車椅子のままだと、洗面台は使いにくいことが多いです。車いすに座った状態では、ひざやすねなどの部分が扉にぶつかってしまい、使いやすい位置まで足を中に入れることができないためです。

洗面台をバリアフリー化することで、介護される側、する側の両方にメリットがありますよ。

洗面台のバリアフリーリフォームの種類

洗面台のバリアフリーの工事内容について、1つずつ詳しく解説します。

バリアフリー対応の洗面台にリフォーム

出典:TOTO

最も費用が掛かりますが効果もあるのが、バリアフリーに対応した洗面台へのリフォームです。

LIXILやTOTOなどの大手メーカーでは、車椅子をお使いのままでも楽な姿勢で利用できる洗面台を開発・販売しています。

例えば足元のスペース。広く確保することでひざやすねがぶつかりにくくし、しっかり水栓に手が届くような仕様になっています。

また洗面ボウルの奥行を広くすることで、腕を置きやすくゆったりと使うことができます。

バリアフリーに対応した洗面台へのリフォームは、約30万円~50万円が相場です。

バリアフリー対応の洗面台の製品例

扉を引き戸にリフォームする

手前や奥川に開く開き戸の場合、レール上をスライドする引き戸にリフォームすることでバリアフリーに対応します。

開き戸は開け閉めの際に体の前後移動が大きくなるため、高齢者や車椅子の方にはのあまり使い勝手が良いとは言えません。

対して引き戸は、開閉の際も体の移動が最小限で済み、少ない力で開け閉めが可能です。

開き戸から引き戸へのリフォームは、約20万円~30万円が目安の価格帯です。

廊下との段差の解消

出典:ニッカホーム浜松

上記のドアリフォームと合わせて、廊下との段差の解消工事も一緒に行うのがおすすめです。

車椅子はもちろん、杖を使って生活している方にも大きな負担となります。

年齢を重ねるとわずかな段差でもつまずきの原因となり、転倒して捻挫や骨折をする恐れがあり危険です。

段差の解消工事は、約15万円程度が一般的です。

手すりの設置

出典:ナカノヤ

洗面所は脱衣所としてと使われることも多いでしょう。服を脱いだり着たりという動作は、不安定になってしまいがちです。

手すりを設置することで動作が円滑になり、日常生活をサポートしてくれます。これは介助する側にとってもメリットですね。

手すりを設置する工事の費用は、1か所あたり3万円~5万です。

手すりの設置はDIYでも可能ですが、バリアフリーリフォームに慣れている業者に依頼すると安心です。

滑りにくい床材にリフォームする

洗面所を脱衣所を兼用しているご家庭の場合、床の滑りにくさもバリアフリーを考えるうえで重要です。

お風呂上りや洗顔時に足元が濡れやすい洗面所では、転倒の危険が高いためです。

おすすめは、弾力性のあるコルクやクッションフロア。特にクッション性の高い素材は、車椅子でも使いやすいですよ。

洗面所の床張替え費用は、約5万円~10万円かかるです。

洗面台のバリアフリーリフォームで使える補助金

洗面台のバリアフリーリフォームで利用できる補助金制度は、以下の通りです。

洗面台のリフォームで使える補助金制度

  • 【国】介護保険の住宅改修費補助
  • 【国】子育てエコホーム支援事業
  • 【国】長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 【自治体】各市区町村補助金制度

お住まいの自治体に補助金制度があるかは、役所・役場のウェブサイトで探してみましょう。もしくは、「住宅リフォーム推進協議会の」支援制度検索サイトで見つける方法もあります。

まとめ:バリアフリーリフォームは実績のある業者に依頼しよう

洗面台のバリアフリーリフォームについて解説しましした。

高齢者や車椅子を利用している人など、家族全員が快適に使える洗面台にするためにバリアフリーリフォームは必要不可欠です。

またバリアフリーリフォームは、難易度が高いことが多いため、実績のあるリフォーム会社に依頼することをお勧めします。

業者の心当たりが無いという方は、独自の加盟基準を満たしたリフォーム会社のみをご紹介するサービス「リフォスム」をぜひご利用ください。

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