トイレの水漏れが起きる原因とは？水漏れを放置するリスクも解説

トイレで水漏れが発生すると、生活大きく支障をきたしてしまいます。トイレの水漏れは放置すると悪化してしまうケースがほとんどなので、早めの対処が重要です。

本記事では、トイレ水漏れが起きた場合の原因、水漏れを放置するリスクなどを解説します。

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トイレの水漏れが起きる原因

主にトイレの水漏れが起きる原因を箇所別に解説しています。

①トイレの配管や止水栓周りからの水漏れ

トイレに水を供給するための給水管や、水を排出するための排水管の接続部分などから水漏れが発生してしまったケース。給水管は壁とトイレタンクにそれぞれ接続されているため、各接続部分で水漏れが発生している可能性が考えられるでしょう。

これらは主に、ゴムパッキンなどの消耗品の劣化、バルブやナットなどの部品の緩みなどが原因で水漏れが発生しています。

パッキンが原因の場合は新しく交換する、ナットの緩みが原因の場合は締め直し・締め増しなどが有効です。

②タンク内からの水漏れ

トイレのタンク内で水の音がチョロチョロと聞こえる場合も、水漏れを疑うべき症状です。

水を流した後にはタンク内に給水を行うため、水の音が聞こえるので、これは正常です。

しかし不自然なタイミングで聞こえてくる場合には、水漏れが発生しているかもしれません。

③タンクと便器の間からの水漏れ

トイレのタンクと便器の間には、、ゴム製の部品が入っています。

通常はトイレのタンクと便器の間に埋められていますが、トイレタンクと便器の間に隙間ができてしまい、水漏れが起きてしまったことが予想されます。

④便器本体からの水漏れ

トイレの便器本体からの水漏れは、ひび割れや破損が要因として可能性が高いです。

便器は頑丈に作られているため、日常的に使っているだけではひび割れが起きることは少ないです。ただ、硬いものをぶつける、地震などで強い衝撃が加わるなどで、破損することもあります。

また水漏れではありませんが、便器の外側の水滴は結露も考えられます。

⑤便器と床の間からの水漏れ

トイレの便器と床の隙間からの水漏れは、大きく分けて2つの原因が考えられます。

まずはトイレのフランジパテの劣化です。便器の排水路と床下の排水管を繋ぐ道から、水が漏れないようにする大きなゴムパッキンのこと。

もう1つは、トイレの設置に問題があるケースです。トイレの修理や新しく直後にも関わらず水漏れが起きた場合は、可能性を疑ってみましょう。

⑥温水洗浄便座からの水漏れ

温水洗浄便座の耐用年数は、7年～10年と言われています。

日常的に使用しているうちに、給水フィルターにゴミや水垢などが貯まると目詰まりを起こし、水漏れが発生してしまうことがあります。

ただ温水洗浄便座は、部品が多く構造も複雑です。素人が見ただけでは、水漏れの原因を特定することが難しいケースが多いです。

トイレの水漏れに気づいたときの応急処置

トイレの水漏れに気づいたときの対処法を2つ紹介します。

対処法①水漏れが起きている箇所を特定する

まずは、水漏れが起きている箇所を確認してください。

業者に水漏れの修理を依頼するにあたり、箇所把握していればスムーズに伝えられるからです。

漏れている水の量が多いと分かりやすいですが、少量では特定が難しいでしょう。

その場合は、タオルで給水管の周りを拭き取り、改め濡れている箇所を探すと見つけやすいです。

また、複数の原因が重なって起こっていることもあるので、修理する箇所が１つとは限りません。

対処法②止水栓を閉める

止水栓とは、水の量を調整する栓のことです。
一般に、トイレの床や壁などに設置されており、止水栓を閉めるとタンクの中には水が入りません。

もしも止水栓を閉めずに修理作業を始めると、タンクから水があふれることがあります。トイレの修理は必ず止水栓を閉めてから行いましょう。

止水栓の場所がわからない場合は、水漏れを修理するまで元栓を閉めておくのも良いですが、。家全体の水が止まってしまうため注意が必要です。

トイレの水漏れを放置するリスク

トイレに限った話ではありませんが、水漏れを放置することで被害が拡大してしまう恐れがあります。

少しの水漏れと思って油断していませんか？便器の水面がわずかに動く程度の水漏れが続くだけでも、約3,800～8万円/月の影響があるとされています。

水漏れを放置すると、カビが濡れた床や壁に繁殖してしまいます。カビやダニの繁殖は、健康被害につながる可能性が高いです。さらに、家を支える支柱や土台などを痛めたりすることもあります。

水漏れが悪化すると、漏れる水の量が増えるだけでなく、修理費用も高くついてしまいます。被害が拡大する前に対処しましょう。

まとめ：トイレの水漏れが起きたらリフォームも検討を

トイレの水漏れが起きる原因や対処法について解説しました。

トイレの水漏れは、老朽化により起こることがほとんどです。一般的なトイレの寿命は10年～15年と言われています。

問題なく使えていても、内部の配管やパッキンなども日々劣化しているため、リフォームを検討してみてはいかがでしょうか？

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