リクシル（LIXIL）のトイレの特徴・機能は？ 人気シリーズの比較・口コミ評判も！

トイレリフォームをするにあたって、新しくどのメーカーのトイレに交換するかは悩みどころですよね。トイレといえば、TOTOとリクシル（LIXIL）は代表的なメーカーで現在も人気も高いです。

本記事では、リクシル（LIXIL）のトイレの特徴や代表的な機能、人気の製品・シリーズなどについて解説します。

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リクシル（LIXIL）のトイレの特徴

リクシルのトイレは、INAX独自の優れた清掃性が標準装備されている点が特徴です。INAXはリクシルが展開する住宅設備メーカーで、主にトイレの製造を行っている国内を代表するトイレメーカーです。

また、独自技術による節水・節電機能などが搭載され、国内シェアだけでなく世界的にも評価が高いトイレです。

リクシルのトイレの特徴には以下のような機能が搭載されています。

続いては、それぞれの機能について解説していきます。

トイレが長持ちする「アクアセラミック」素材

リクシルのトイレに使用されている「アクアセラミック」は、従来の衛生陶器ではできなかった頑固な水アカや汚物による汚れがつきにくい清掃性に優れた衛生陶器です。

画像出典：リクシル／落ちるンです。100年クリーン「アクアセラミック」

従来の衛生陶器は表面に水酸基（OH）があるため、水と結合しやすく、水アカが発生しやすい性質がありました。一方、「アクアセラミック」は水酸基が表面にでない構造になっているため、化学的に水アカを落とす性能を持っています。

画像出典：リクシル／落ちるンです。100年クリーン「アクアセラミック」

さらに、その性能によって「アクアセラミック」は親水性が高く、汚物を浮かせて洗い流すようになっているため、汚れが蓄積されずに日々のお掃除も手間がかかりません。

また、「アクアセラミック」は銀イオンのパワーで黒ずみの原因となる細菌の繁殖を抑制し、汚れやにおいを軽減する抗菌作用を持っています。この抗菌作用は国際規格に準拠した性能となりますので安心です。

においの元まで届く「お掃除リフトアップ」機能

お掃除リフトアップ機能は便器と便座の間のすき間を可動式にすることで、手が届きにくかったすき間部分の掃除がしやすくなる機能です。

画像出典：リクシル

便器と便座の間には尿はねなどの汚れがたまりやすく、においの原因になることが多いです。ここに手が入るほどのすき間を作ることが生まれることで、気になるにおいを防ぐことができます。

掃除リフトアップ機能はリモコン操作による電動式と便座の持ち上げによる手動式があるため、生活シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。

強力な水流で汚れを流す「パワーストリーム洗浄」

画像出典：リクシル

パワーストリーム洗浄は、強力な水流が便器鉢内のすみずみまで回り、少ない水でもしっかり汚れを洗い流してくれる機能です。

表面の泡でハネを抑える「泡クッション」

泡クッションはトイレの溜水面に薄い泡を作ることで、男性が立ってトイレをする際の尿ハネや着水音を軽減する機能です。

画像出典：リクシル／泡クッションで立ち小便のはね汚れを低減

立ってトイレをする場合は尿ハネやそれによる周辺汚れ・においが発生しやすいです。この機能があれば、着水時に泡がクッションの役割を果たし、飛沫防止に役立ちます。専用の補充液も400円（税別）で購入できます。

また、泡クッションは月に1度は泡タンクの掃除を行う必要がありますので注意しましょう。また、この機能が搭載されているシリーズはサティスのみです。

プラズマクラスターによる「鉢内除菌」

リクシルはメーカーの中で唯一、シャープ社のプラズマクラスター機能を搭載しています。リクシルではこのプラズマクラスターイオンによってトイレの鉢内を24時間除菌する「鉢内除菌」を導入しています。

画像出典：リクシル／まるごと除菌、しっかり消臭「鉢内除菌」

この「鉢内除菌」とはトイレを使用していないとき（便座が閉まっているとき）にプラズマクラスターイオンが便器の表面や便座裏、鉢内、ノズル周りにいきわたることで浮遊カビ菌や付着菌を除菌し、24時間キレイをキープしてくれます。

画像出典：リクシル／まるごと除菌、しっかり消臭「鉢内除菌」

また、プラズマクラスターイオンはトイレのにおいの元となる「におい原因菌」も99％以上除菌してくれるのでにおいの発生も抑えてくれます。このようにリクシルのトイレは使用していない間に自動的にトイレを綺麗な状態に保つことができるようになります。

においが外にもれにくい「エアシールド脱臭」

「エアシールド脱臭」とは鉢内の空気を吸い込むだけでなく、鉢内に空気を送り込んで気流を作ることで強い脱臭効率を実現させた機能です。

画像出典：リクシル／エアシールド脱臭

一度鉢内の空気・においを吸い込んだら活性炭フィルターによって脱臭し、きれいになった空気を鉢内に再度送り込むことで鉢内の空気を循環させてにおいが外にもれるのを防いでいます。

地球に配慮した超節水力

リクシル（INAX）には地球に配慮して、洗浄力はそのままに洗浄水量を減らした超節水便器「ECO5便器」と「ECO6便器」の2種類があります。

「ECO5便器」なら大8L便器に比べて年間約6,100円、「ECO6便器」なら年間約4,300円も水道料金がお得になります。

発売日が古い便器の場合は洗浄時に使う水量が最新トイレよりも増えるため、水道料金も高くなります。リフォームを機に最新式のトイレに交換して水道料金を抑える人も増えています。

※「ECO6便器」は「サティスSタイプ」のみが対応しています

超節電で電気代も節約

リクシルのトイレには家庭に嬉しい節電機能も豊富です。機能としては「ワンタッチ節電（8h）」「スーパー節電」「省エネ温水シャワー」の3種類です。

「ワンタッチ節電（8h）」は一定時間便座と温水のヒーターをオフに設定できる機能です。夜の就寝中や日中の勤務時など長時間トイレを使わない場合に時間を8時間まで決めて節電できる機能です。

「スーパー節電」はトイレを使わないときに自動で便座と温水の温度を下げておいてくれる節電機能です。「省エネ温水シャワー」は瞬時に温水ヒーターで温めた温水を出す機能です。保温してためている温水を使うわけではないので、大幅な節電が期待できます。

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リクシル（LIXIL）のトイレの種類・シリーズ

リクシルのトイレには「サティス（G、S、トイレ手洗い器付）」「プレアスLS」「フロートトイレ」「リフォレ」「アメージュシャワートイレ」の5つのシリーズがあります。

以下からはリクシルのトイレの代表シリーズとそれぞれの機能を紹介します。

サティス

画像出典：リクシル／サティス（SATIS）

リクシルのトイレの中でも大ヒットシリーズが「サティス」です。タンクレストイレ（便器洗浄用に水を貯めるタンクが無いデザイン）となっているため、トイレスペースを有効的に活用することができます。

サティスシリーズは省エネであることも特徴です。ヒーターや便座温度を自動的に下げてくれる機能や少ない水の量でしっかりと洗浄できる技術が搭載されているため、毎月の電気代や水道代を下げることができます。

便器内の洗浄はもちろん、ウォシュレットノズルも使う度に洗浄されるため、常に清潔な状態で使用することができます。

サティスシリーズはSタイプとGタイプがあります。GタイプはSタイプにはない、部屋暖房機能やリラックスミュージックが流れる機能など、様々な機能が搭載されています。

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プレアス

画像出典：リクシル／プレアスLSタイプ

流線的なデザインが特徴的なシリーズが「プレアスLSタイプ」です。「プレアス」は前出寸法が従来の790mmよりも小さい720mmとなっているため、コンパクトなフォルムが特徴です。そのため、トイレの空間が広々と感じられるのでトイレが狭いおうちにはおすすめです。

画像出典：リクシル／プレアスLSタイプ

また、プラズマクラスターによる除菌機能、手動のお掃除リフトアップ機能、ノズルが自動的に収納されるノズルシャッターなど機能的にも申し分ないほど搭載されています。

4つのバリエーションが用意されており、一軒家・マンション・リフォームなど様々な用途やシーンに合わせて選択することができます。

＞＞リクシル（LIXIL）プレアスの特徴・価格

フロートトイレ

画像出典：リクシル／フロートトイレ

「フロート トイレ」はその名通り、給水管やタンクをバックパネルに収容し、床から浮くように設計されているトイレです。便器が浮いているので通常の便器と比べて、床面が広く見えて足元がすっきりした空間になります。

また、トイレの奥部分や隙間は手が届きにくく、掃除がしにく箇所でもあります。「フロートトイレ」は便器と床のすき間が約7cmもあるので、楽に掃除ができることはもちろん、ルンバなどのロボット掃除機などが入って掃除をすることもできます。

＞＞リクシル（LIXIL）フロート トイレの特徴・価格

リフォレ

画像出典：リクシル／リフォレ

「リフォレ」はキャビネット付きのトイレで、手洗い場もサイズは小さいですがキャビネットの上に設置されます。

給水管やコード、トイレの掃除用具やトイレットペーパーの替えなどもすべてキャビネットに収納することができるため、トイレ周りがスッキリと整理できます。

なお、リフォレのキャビネットは6色のカラーバリエーションが用意されています。キャビネット付きなので空間コーディネートがしやすいのがポイントです。キャビネットの上にはアッパーキャビネットも設置できるのでさらに収納を増やすことも可能です。

＞＞リクシル（LIXIL）リフォレの特徴・価格

アメージュシャワートイレ

画像出典：リクシル／アメージュシャワートイレ

リクシルのトイレにおいて、もっともスタンダードなモデルが「アメージュシャワートイレ」です。

リクシルのトイレの特徴である、アクアセラミック新素材が使われていることはもちろん、便器が縁なし形状をしているので掃除がしやすくなっています。

タンク上部分の手洗いボウルは手が洗いやすいデザインになっており、少ない水量でも短時間で手が洗えるようになっています。

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リクシル（LIXIL）のトイレの評判・口コミ

リクシルのトイレを使ってリフォームをした事例から、使い心地・見栄え・お掃除のラクさなどに関する施主の声を3つ集めました。

サティスの評判・口コミ

トイレの色、デザイン、機能、使い心地に満足

トイレの色とデザイン、機能と使い心地、両面で満足しています。なによりこの空間はお客様にとても好評です。別で設置した温風機の温風が気持ちよく、静かな音楽も流れ、においもしないので、ここにずっといたい、ここで眠ってしまいそう、とよくいわれます。

出典：私たちが理想に思うトイレ空間：岡山県 Nさま邸｜リクシル

フロートトイレの評判・口コミ

とにかく掃除が楽になりました

とにかく掃除が楽になりました。トイレの床はかなり汚れるものですが、トイレ自体が浮いていますから、モップのひと拭きで床の奥まできれいになります。
除菌消臭機能もあり、内側も汚れが付きにくく、掃除は一週間に一度程度でよいのでとても楽です。
LEDの間接照明には特に満足しています。 夜中にトイレに起きても目が覚めにくく、優しいタ日のようなオレンジ色で落ちつきます。便器内は青い光で、それがまた高級感がありますね。 同居している高齢の母にとっても使いやすいトイレです

出典：私たちが理想に思うトイレ空間：栃木県 Hさま邸｜リクシル

リフォレの評判・口コミ

キャビネットに棚を追加してパーソナル時間を楽しめる空間に。

用を足すだけの空間から、プライベートな時間を楽しむ空間にしたいと思ったのです。うちはみんなトイレ滞在時間が長いのです。息子は40分から50分出てきません。ずっとYouTubeを見ています。（中略）配管やコンセントが出ていなくて、奥にホコリもたまりません。かがんで床を拭く手間もなく、ほんとうに掃除が楽です。

出典：私たちが理想に思うトイレ空間：神奈川県 Iさま邸｜リクシル

まとめ

リクシルのトイレは、世界中からその性能と品質に注目が集まっています。毎日利用するトイレの環境を整えることで、生活の質は向上します。

今お使いのトイレに不便さや掃除のしにくさを感じているのであれば、リクシルのトイレに変更してみることも視野に入れてリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

リフォスムではトイレリフォームをする方向けに工事業者のご提案を行っております。ぜひご活用ください。