リフォームする箇所を選ぶ
TOTO FDの特徴は?価格やオプション機能、リフォーム事例も紹介!

TOTOのFDはすっきりした見た目と、掃除のしやすさが魅力の壁掛けトイレです。
コンパクトな設計で、スペースが限られる住宅でもすっきりとした空間のトイレとすることができます。
本記事では、そんなTOTO FDの特徴や機能、価格、実際のリフォーム事例についてご紹介します。
【関連記事】
>>トイレリフォームの費用相場
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
目次
TOTO FDの特徴
FDはTOTOの中でも数少ない壁掛けトイレです。
壁掛けトイレは他にレストパルFがありますが、FDはよりコンパクトかつお手頃価格の商品となっています。
マンションなどのスペースの限られる住宅にお住まいで、壁掛けトイレにしたいという方におすすめの商品です。
以下でTOTO FDの特徴についてさらに深掘ります。
掃除が楽なフロートデザイン
TOTOのFDは便器が壁に掛けるように取り付けられたフロートトイレであることが特徴です。
便器の下の空間があいているのでお掃除が手軽。
ワイパー1本で奥まで掃除ができます。
「便器が落ちてしまわない?」と心配になる方もいるかもしれませんが、耐荷重は224kgと強度は十分。
壁裏の補強をすれば木造住宅にも取り付けられます。
ただし、軽量鉄骨のマンションではFDを取り付けることができないため、注意が必要です。
タンクはキャビネット内に格納
FDの写真を見て、ご自宅のトイレよりもすっきりとした印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
その理由は、タンクが便器の後ろのキャビネット内に格納されているからです。
寸法自体は従来のタンク式トイレとそれほど変わらないものの、シルエットがすっきりすることで見た目の印象は大きく変わります。
さらに、ウォシュレットの配線類も隠れているため、ホコリがたまりにくく、ふき掃除もラクに。
キャビネットの天板の上は飾り棚としても使えます。
10通りのカラーバリエーション

ホワイト×ホワイトウッド(左上)/ホワイト×ライトウッド(右上)/リネブラック×ミディアムウッドN(左下)/リネブラック×ダルブラウン(右下)
FDはキャビネット2色、天板が5色で計10パターンの組み合わせでトイレの内装をコーディネートすることができます。
キャビネット色は清潔感のあるホワイトと、高級感のあるリネブラックの2つ。
どちらの色も素敵ですが、とりわけリネブラックはTOTOのトイレでもFDだけのもの。
よくある艶やかな黒ではなく、リネン調でやさしい素材感のある色となっています。
天板の色は以下の5つです。
- ホワイト
- ライトウッドN
- ダルブラウン
- ホワイトウッド
- ミディアムウッドN
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
TOTO FDの価格
FDの本体価格は、定価で33万円8,000円~です。
これに加えて、手洗いカウンターや排水金具なども含めて、空間全体をTOTOの製品でプランニングした場合は約50万円~70万円が目安となります。
以下では、TOTOのカタログに掲載されているプランニング例と価格を3パターンご紹介します。
PLAN1
セット価格:40万2,050円
便器:39万1,550円
紙巻器:1万500円
PLAN2
セット価格:47万7,700円
便器:33万8,000円
手洗い器:10万5,050円
コーナー収納キャビネット:2万4,150円
紙巻器:1万500円
PLAN3
セット価格:68万850円
便器:42万3,550円
手洗器:20万1,450円
背面ウォール収納キャビネット:3万3,850円
木製手すり:1万1,500円
紙巻器:1万500円
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
TOTO FDで選べるオプション
FDにおいて追加費用のかかるオプションは以下の3つがあります。
- 高機能ウォシュレット「アプリコット」
- やわらかフロアライト
- 寒冷地仕様
順に説明します。
ウォシュレット「アプリコット」
FDではスタンダードなウォシュレット便座「S」の他に、より高機能なウォシュレット「アプリコット」も選ぶことができます。
アプリコットの中でも機能の充実度に応じたF1A~F4Aのグレードがあり、それぞれ価格が異なります。
各グレードの価格と追加される機能は以下の通りです。
F4A | F3A | F2A | F1A |
---|---|---|---|
42万1,000円 | 40万1,000円 | 36万9,000円 | 34万8,000円 |
|
|
|
|
便座きれい
トイレ使用後に「きれい除菌水」を吹きかけて便器内のきれいを保つ機能。
においきれい
イヤな臭いを集めてカートリッジで脱臭してくれる機能。
オートeco小
通常の小洗浄よりもさらに節水。
瞬間暖房便座
使用する時だけ瞬時に便座を温める機能。
オート開閉
センサーでトイレのふたを自動開閉。
やわらかライト
便器側面をやわらかく照らす。
温風乾燥
シャワー洗浄後の局部を温風で乾燥。
やわらかフロアライト
トイレに入ると自動で便器下のライトが点灯する機能です。
フロートトイレの浮遊感がより一層きわだち、幻想的なトイレ空間になります。
また、深夜にトイレを使うときの安全性を高めたり、ボタン操作をスムーズにするといったメリットも。間接照明なので眩しすぎず、目が覚めにくいこともポイントです。
やわらかフロアライトのオプション価格は2万2,550円です。
寒冷地仕様
冬場の寒さによるタンクや給水管の凍結・破損を防ぐためのオプションです。
凍結を防ぐ仕組みには2つの方式があります。
タンク内および給水管内の水を抜いて、凍結を防止する「水抜方式」の場合は、追加費用はかかりません。
一方、給水管内やトイレ器具内に常に一定量の水を流すことで、凍結を防止する「流動方式」の場合は+9,600円のオプションとなります。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
TOTO FDにリフォームした事例
実際にTOTOのFDへとトイレのリフォームを行った施工事例とリフォーム費用をご紹介します。
FDに交換+内装リフォーム
マンションにおいてトイレをTOTOのFDに交換、ならびに床・壁・天井の張り替えも行った事例です。
タイル調のおしゃれな壁・床に加えて、FDのインテリア性の高さも相まってスタイリッシュなトイレとなっています。
リフォーム費用は47万円、施工期間は2日でした。
FDに交換+内装リフォーム
一戸建てにおいて、トイレをTOTOのFDに交換、ならびに床・壁・天井の張り替えも行った事例です。
リフォームによって床を障害物なしで拭き上げることができるようになり、掃除が楽になったとのことです。
リフォーム費用は67万円、施工期間は2日でした。
FDに交換+洗面台交換
一戸建てにおいて、トイレをTOTOのFDに交換、ならびに同じくTOTOの車いす対応洗面台を取り付けた事例です。
コンパクトかつコード類が隠れているため、車いすでも使いやすいトイレとなっています。
併せて床の張り替えも行い、リフォーム費用は166万円、施工期間は4日でした。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
トイレの優良リフォーム業者を探すには
ここまで、TOTOのコンパクトな壁掛けトイレであるFDの特徴や価格などについてご紹介しました。
FDの特徴としては以下が挙げられます。
- 掃除が楽なフロートデザイン
- タンクはキャビネット内に格納
- 10通りのカラーバリエーション
FDの本体価格は、定価で33万円8,000円~です。
なお、トイレのリフォームを依頼する業者がまだ見つかっていない場合には、優良リフォーム業者紹介サービスリフォスムもぜひご活用ください。
フォームに入力いただいた条件に合わせたリフォスム加盟業者を複数社ご案内させていただくほか、一括で工事の相見積もりをとることも可能です。