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トイレの移動リフォームは可能?移動にかかる費用や補助金の有無も解説!

トイレの移動リフォームは可能?移動にかかる費用や補助金の有無も解説!

「音や臭いの問題がある」「介護のために」「使い勝手を良くしたい」など、トイレの移動を伴うリフォームを検討している方に向けて

  • トイレの移動リフォームは可能なのか?
  • トイレの移動リフォームの費用相場は?
  • トイレの移動リフォームで補助金は使える?
  • トイレの移動リフォームの代替案は?

最後までお読みいただくことで、上記の疑問が解消する記事となっています。トイレの移動リフォームをお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

【関連記事】
>>トイレリフォームの費用相場

目次

リフォームでトイレの移動は可能?

トイレの移動リフォームの様子

結論から言うと、リフォームによりトイレの場所を移動することは可能です。

ただし、間取りの変更を伴うトイレの移動リフォームでは、給排水管の関係から大規模な工事になるケースが多いです。

トイレの排水には排泄物が含まれているため、キッチンやお風呂など他の下水等と同じ排水管を使うことができません。そのため、トイレの移動リフォームをする場合、距離によっては給排水管を移設する必要があります。

配管は壁や床の中を通っているため、床などを剥がすスケルトン工事が必要です。さらに、移動させる距離が長くなればなるほど工事は大掛かりなものとなります。

希望する場所にトイレを移動できないケースもあるため、見積もりや現地調査の段階でしっかりと検討しましょう。

>>スケルトンリフォームの費用相場

リフォームでトイレを移動する場合の費用

トイレの移動リフォームにかかる費用は、総額で約40万円~55万円です。

内訳は以下のようになっています。

トイレの移動リフォーム費用の内訳

トイレ本体の価格:約10万円~20万円
既存のトイレの撤去:約2万円
新しいトイレの取り付け:約3万円
給水管・排水管の設置:約15万円~20万円
内装工事費:約10万円~20万円

トイレの場所が変わらない(便器の位置や向きを移動させるなど)のであれば、便器の交換と内装の補修だけで済みます。

しかし間取りの変更を伴う移動の場合は、給排水管の延長工事床と壁を剥がすスケルトン工事が必要になるため、費用が高額です。

さらにトイレは、電気工事や排気用ダクトの工事も発生するため、移動リフォームは想定外の費用が掛かってしまうこともあります。

>>リフォームで間取り変更する場合の費用・相場

トイレの移動リフォームで補助金は使える?

結論から言うと、介護保険の住宅改修「洋式便器等への便器の取替え」に該当する工事であれば、補助金を利用できる可能性があります。

例えば、身体的状況により現在のトイレに座れないなどの理由で、便器の向きや位置を移動させる工事は、介護保険の支給対象となります。

また、要介護状態を考慮して、居室から離れた和式トイレを取り壊し、居室隣などに洋式トイレを新設する場合も補助対象になるケースがあります。

想定される内容例:既存の和式便器は壊し、別の場所に洋式便器を設置
※ 和式便器から洋式便器への取替えとみなし、洋式便器の本体費用と設置費用のみ支給対象

出典:廿日市市|介護保険による住宅改修の手引

ただし、あくまでも「洋式便器等への便器の取替え」に係る費用のみ支給対象となります。トイレの場所を移動させる際の間取りの変更等は支給対象にならないため注意が必要です。

>>トイレを和式から洋式にリフォームする費用
>>トイレリフォームに使える助成金・補助金

リフォームでトイレの移動が難しいケース

リフォームでトイレの移動が難しいケースとして、以下の場合が想定されます。

移動が難しいケース

  • 排水に必要な勾配を確保できない
  • 主排水管との距離が長い
  • 管理規約で水回りの移動が禁止されている(マンション)

リフォームでトイレを移動するうえで大きなポイントとなるのが、配管の位置と勾配です。

水や排泄物をスムーズに流すためにも、一定の勾配を確保しなければなりません。また、主排水管への距離が長すぎても、トイレを頻繁に詰まらせてしまうリスクが発生します。

なお、マンションの場合は管理規約に「水まわり設備を移動してはいけない」と規定されていることが多く、水回りの移動リフォーム自体ができないケースも少なくありません。

>>リフォームで水回りを移動する注意点

トイレの移動リフォーム以外も検討を

介護用 ポータブルトイレ

ここまでの解説を通し、トイレの移動リフォームができない・難しいと感じた方も多いのではないでしょうか。

トイレの狭さや使いにくさは、トイレを移動するリフォーム以外でも解決できることがあります

まずは、タンク付きトイレをタンクレストイレに変える方法です。タンクが無いことでトイレ本体約10~20cm小さくなり、トイレ空間を広く使う事ができます。

また、トイレの場所を移動せずに向きを変えるリフォームも1つの手です。扉を開けたときに目の前に便座がないので、横向きのトイレは広く感じられるでしょう。

身体機能が低下しトイレまでの移動が難しい方は、ポータブルトイレも検討してください。スペースを十分に確保できる場所に設置すれば、介助がしやすくなります。

>>狭いトイレを快適空間にリフォーム
>>トイレをバリアフリー化する費用・注意点

まとめ

トイレの移動を伴うリフォームは、配管の位置関係やマンションなどの場合は難しいことがあります。

トイレの移動を伴わないリフォームと比較して、給排水管の延長工事や床と壁を剥がす工事が必要となり費用が高額になりがちです。

そのため、業者によってリフォーム費用が違うことも少なくないです。工事内容と見積もり額が妥当であるかをチェックするには、複数の業者から見積もりを取得するとよいでしょう。

そこでおすすめしたいサービスが、リフォスムです。お客様のご要望を元に、最大4社まで無料で見積もりを依頼することが可能です。

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