リフォームする箇所を選ぶ
洗面台の寸法・サイズとは?自宅に合った寸法の選び方を解説します

洗面台のリフォームをするときには、新しく設置する洗面台の寸法が今の洗面所スペースに合っているかどうかが重要です。洗面台の寸法について正しく把握し、自宅に合うサイズのものを選びましょう。
本記事では洗面台の寸法(間口・高さ・奥行)に関して、一般的な寸法、寸法の選び方、寸法を決めるうえでの注意点などを解説しています。
【関連記事】
>>洗面台リフォームの費用相場
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
目次
洗面台の標準的な寸法とは?
洗面台を選ぶ際、最も重要な要素の一つが寸法です。
洗面台の寸法を考えるときは①奥行、②間口(幅)、③高さの3つを考える必要があります。
まずは、一般的な寸法について詳しく解説します。
①奥行の寸法
洗面台の奥行は、洗面台カウンターと鏡の奥行の両方を意識しましょう。
一般的な洗面台の奥行の寸法は、約450mmから550mmの範囲です。
このサイズは十分な使用スペースをもちつつ、浴室・洗面所内の動線を確保するのに適しています。
②間口(幅)の寸法
出典:Panasonic-洗面ドレッシングカタログp.132
間口は洗面台の幅を指し、使用するスペースや収納ニーズによって異なります。
一般的な間口の寸法は600mm、750mm、900mmです。
小さなバスルームやトイレにはコンパクトな600mm幅が適しています。一方、広いバスルームでは750mmや900mmの広い間口が使い勝手が良く、収納スペースも豊富です。
また、メーカーや製品によっては上位以外のサイズもありますので、洗面所のスペースに応じて間口の寸法を考えましょう。
③高さの寸法
出典:LIXIL
</p>
洗面台の高さは、床から洗面台ボウルまでの高さのことを指します。
一般的な洗面台の高さは約750mmから850mmの範囲に設定されており、成人が立って使用する際に適切な姿勢を保てるように設計されています。
しかし、家庭によってはこれよりも低い、または高い設定が必要になる場合もあります。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
洗面台の寸法の選び方
続いては各寸法の選び方について解説します。
奥行の選び方
洗面台の奥行を選ぶ際には洗面所の広さと浴室・洗面所のドアの位置を意識しましょう。
奥行が広すぎると脱衣所のスペースが減ったり、ドアが開きづらかったりと動きにくさを感じることがあります。
奥行を間違えるとリフォーム後に使いづらさを感じる場合があるので、浴室・洗面所のスペースを広くしない限りは、既存の洗面台と同じ奥行のものを選ぶのが良いでしょう。
間口(幅)の選び方
新しい洗面台の間口は基本的には、既存の洗面台の間口と同じサイズを選ぶのが良いでしょう。
同じ寸法であれば、洗面所スペースの拡張・調整などの工事が不要になります。
今と違うサイズにしたい場合には、洗面台を設置するスペースの大きさと使用する人のニーズに沿って選びましょう。
狭いスペースではスペースを最大限に活用できる小さめの間口が適していますが、家族が多い場合や朝の混雑を避けたい場合は大きめの間口がおすすめです。
さらに収納スペースを多くとりたい場合には、あえて間口の小さい洗面台を選び、余ったスペースを収納に変換するのも良いでしょう。
また、もともと収納棚が洗面台についている場合には間口が広くなれば収納スペースも大きくなるので、スペースとデザインを考慮して考えるようにしましょう。
高さの選び方
洗面台の高さを選ぶ際には使用する人々の身長を考慮します。
家族に小さな子供がいる場合や、車椅子を使用している人がいる場合はより低い高さが適しています。一方、背の高い家族が多い場合は、標準よりもやや高めの設定が望ましいでしょう。
一般的な高さの計算式は「身長÷2」で算出できます。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
洗面台の寸法を決めるうえでの注意点
最後に、新しい洗面台の寸法を決めるときの注意点を紹介します。注意点を正しく把握して、納得のいく洗面台リフォームをしましょう。
できるだけ同じサイズの洗面台を選ぶ
既存の洗面台を交換する場合は、できるだけ同じサイズのものを選ぶことで工事が楽になります。また、既存の配管や設置スペースに合わせているため、追加の工事が不要であることやあっても最小限に抑えられる可能性が高くなります。
また、サイズ変更によって洗面所スペースが狭くなるなどの失敗もないので安心です。
洗面所・浴室への出入りのしやすさを優先する
洗面台のサイズを選ぶ際には、洗面所や浴室への出入りのしやすさを特に考慮することが重要です。特に狭い洗面所スペースに大きすぎる洗面台を置くと、動線がさまたげられ、浴室に入りにくくなったり、扉がひらきにくくなることで使い勝手が悪くなる可能性があります。適切なサイズの洗面台を選ぶことで、快適な使用感と効率的な動線を確保できます。
デッドスペースをなくす
洗面台のサイズ選びでは、デッドスペースをなくすことも重要なポイントです。洗面台の周囲に無駄なスペースが生じないように、部屋の寸法に合ったサイズを選ぶことが望ましいです。これにより、洗面所や浴室のスペースを最大限に活用し、収納や使用スペースを効率的に確保できます。
ショールームで実物を確認する
カタログやオンラインの画像だけでは、実際のサイズ感や質感、色合いが分かりにくいことがあります。ショールームで実物を確認することで、洗面台の実際の大きさやデザイン、素材感を把握でき、より適切に製品を選ぶことができます。また、実際に洗面台を見て触れることで、使い勝手や快適さも評価できます。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
まとめ
洗面台の寸法やサイズ選びのコツ、洗面台のサイズを選ぶ時のポイントなどについて解説してきました。洗面台は家族全員が毎日使うところなので、誰にとっても使いやすい寸法であることが重要です。
リフォーム一括見積もりサイト「リフォスム」では、優良な会社の中から条件に合った会社を複数ご紹介しています。洗面台寸法選びで悩んだら、ぜひ「リフォスム」でお気軽にご相談ください。