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ステンレスキッチンのメリット・デメリットとは?おすすめメーカーや価格もご紹介!
キッチンリフォームの際に「ステンレスキッチンにしたい!」という方も多いのではないでしょうか?
ステンレスキッチンは、耐久性がある且つ掃除も簡単なので、忙しい主婦の方に特におすすめです。
この記事では、「ナスラック」や「クリナップ」といったステンレスキッチンのおすすめメーカー、サビや水垢といったデメリット対策をご紹介します。
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目次
ステンレスキッチンのメリット
出典:【ナスラック】セットプランリスト – システムキッチン – セスパ
ステンレスキッチンを使用するメリットは主に5つあります。
ステンレスキッチンのメリット
1.サビに強い
2.耐久性・耐熱性に優れている
3.汚れがつきにくい
4.掃除がしやすい
5.価格がリーズナブル
1. サビに強い
ステンレスは英語で ”stain(サビ)less(ない)”という意味があることから、サビに強い素材です。
ステンレスの表面には「不動態皮膜」という保護膜があり、[text style=”15″]
傷がついてもすぐに修復される[/text]ため、サビの発生を防ぐことができます。
2. 耐久性・耐熱性に優れている
ステンレスは熱や衝撃に強いため、耐久性があります。熱いフライパンなどを置いてもひびが入ることがなく、重いものを落としても割れるする心配もありません。
※多少の傷やへこみは発生します
3. 汚れやにおいがつきにくい
ステンレスは汚れやにおいがつきにくい素材なので、料理を行うキッチンに適しています。キッチンでは、生鮮食品や水など、直接口の中に入れるものを扱うため、衛生的であることは重要です。
4. 掃除がしやすい
サビに強く、汚れがつきにくいステンレスキッチンは、お手入れが楽ちんです。ステンレスでは汚れが内側に浸透しないため、洗剤を使って布巾で拭くだけで汚れが取れ、掃除に時間がかかりません。
5. 価格がリーズナブル
ステンレスキッチンは、他の素材に比べて価格がリーズナブルな点も魅力です。ステンレスは広く流通している素材のため、市場的にも価格が低い傾向があります。
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ステンレスキッチンのデメリット
続いてはステンレスキッチンのデメリットを紹介していきます。メリット・デメリットを正しく把握して素材を選択しましょう。
ステンレスキッチンのデメリット
1.傷がつきやすく直しにくい
2.サビが発生することがある
3.年数が経つと光沢がなくなる
これらの詳細を1つずつ解説していきます。
1. 傷がつきやすく直しにくい
重いものや硬いものをぶつけると傷がついてしまうことがあります。また、一度大きな傷がついてしまうと簡単に修理することができないことには注意が必要です。また、上から重いものが落ちてしまった場合は表面がへこんでしまうこともあるので、重いものを持つ際には気をつけましょう。
▼対処法
- 傷が目立ちにくい「エンボス加工」や「バイブレーション加工」が施されたステンレスを選ぶ
- 目の粗いスポンジや硬いタワシで強くこすらない
2. サビが発生することがある
ステンレスは基本的にはサビにくい素材です。しかし、他の料理器具のサビがうつったり、薬品による劣化でサビが発生することがあります。
濡れたスチール缶を置きっぱなしにしたり、底がサビている鍋を置きっぱなしにすると、サビがうつってしまうので注意しましょう。
▼対処法
-
缶詰などの金属製のものや塩分を含んだ汚れをそのままにしない
-
サビを防止するコーティング塗料を塗る
-
クリームクレンザーや重曹などで手入れをする
3. 年数が経つと光沢がなくなる
表面に傷がつきにくい加工をしてあるもの以外は、年数の経過とともに光沢が薄れていってしまいます。特にキッチンでは水や塩などを使用するため、経年劣化が早いです。
ステンレスは艶やかな光沢があることによって上質な雰囲気を出しているため、光沢が薄まっていくことで雰囲気が少しずつ変わっていくこともあります。
▼対処法
-
こまめに水分をふき取る
-
表面が傷つきにくいコーティングがされているものを選ぶ
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ステンレスキッチンへのリフォーム費用
自宅のキッチンをステンレスキッチンにリフォームする際には、キッチンの本体価格と工事費用を合わせておおよそ60~200万円ほどかかります。
キッチン本体の価格はメーカーによって異なりますが、なかには30~40万円前後のリーズナブルな商品もあるので、「ステンレスキッチンにしたいけど費用は抑えたい…!」という方はキッチン本体の価格を抑えるのが良いでしょう。
また、ステンレスキッチンを販売しているメーカーはいくつかありますが、その中で比較的安くステンレスキッチンを販売しているのはサンワカンパニーです。サンワカンパニーのキッチンは、シンプルで無駄のなきデザインが魅力で、グッドデザイン賞も受賞しています。詳しくは次章で詳しく解説しているので、ご覧ください。
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ステンレスキッチンのおすすめメーカー
ステンレスキッチンを提供するメーカーは多くありますが、今回はその中でも以下の4社をご紹介します。
各社それぞれで価格帯や機能性、デザイン性と強みの部分が異なるため、何を優先したいかでメーカーを決めるのが良いでしょう。
ステンレスキッチンのおすすめメーカー
- クリナップ
- サンワカンパニー
- ナスラック
- エイダイ
クリナップ
「ステンレスキッチンといえばクリナップ」といわれるほど信頼度が高く、この業界をリードしている大手メーカーです。耐久年数が長く、品質の高いステンレスキッチンを取り揃えています。
クリナップのキッチンは、骨組みそのものをステンレスで作った「ステンレスキャビネット構造」が標準装備となっており、カビ・サビ・においをよせつけません。
また、ワークトップには水になじみやすいセラミック系特殊コーティング「美コート」や傷に強い「特殊エンボス加工」がほどこされ、汚れ落ちと傷への耐久性がアップしています。
クリナップのキッチンはステンレスシンクも魅力。シンクと排水口のつなぎ目がない一体成形となっていてお掃除がスムーズです。
クリナップのステンレスキッチンの機能
- ステンレスキャビネット
- 美コートワークトップ
- 美コートシンク
- 一体成形のシンクと排水口
人気商品①:CENTRO(セントロ)
デザイン性と機能性が優れた、クリナップの最上級クラスのキッチン。「キッチンを暮らしの真ん中に」というコンセプトで、人の動線を考えながら美しいフォルムにこだわったデザインが特徴的です。
シンクには自由に動かせるサポートプレートがついており、シンクに2倍の作業スペースを作ることができます。
また、料理中のごみや汚れを集めながら排水口にもっていく「流レール機能」も搭載。
さらに、ガスコンロとIHクッキングヒーターが同時に使える「ハイブリッドコンロ」もついており、機能性も抜群です。
価格 | 約82万円~ |
---|---|
機能 | ハイブリットコンロ、流レール機能、美コート、オールスライド収納、ステンレスデザインフード |
対応レイアウト | I型、L型、ペニンシュラ型、アイランド型 |
人気商品②:STEDIA(ステディア)
「洗エールレンジフード」のフィルターやファンは自動洗浄ができて機能的。グッドデザイン賞も受賞しています。
また、耐久性に優れた「ステンレスキャビネット」、汚れにくく洗いやすい「流レールシンク」、大容量の「オールスライド収納」、吊戸棚タイプの収納はワンタッチで昇降できるなど、機能性の高さが魅力的です。
価格 | 約64.1万円~ |
---|---|
機能 | 洗エールレンジフード、流レールシンク、美コート、オールスライド収納、デュアルトップ対面 |
対応レイアウト | I型、L型、ペニンシュラ型 |
サンワカンパニー
「ミニマリズム」をデザインコンセプトにしており、無駄を省いたシンプルで美しいデザインが魅力です。グッドデザイン賞や、ドイツのレッドドットデザイン賞など、国内外のデザイン賞を数多く受賞しています。
サンワカンパニーのキッチンは、オールステンレスの上質で高級感のあるデザインが特徴。
職人の技が光るスタイリッシュな角シンクや高い溶接技術と職人技によって小口が見えない「留め加工」仕上げなど細部へのこだわりが感じられます。
サンワカンパニーのステンレスキッチンの機能
- オールステンレスの上質なデザイン
- ミーレの食器洗浄機をオプションで付けられる
- 傷が目立ちにくいバイブレーション仕上げ
人気商品①:GRAD45(グラッド45)
全面ステンレスで高級感のある美しいデザインや、引き出しタイプのキャビネットによる大容量の収納など、デザインと機能性のどちらも満足度が高いです。
どの角度から見ても美しく、さらに使い勝手が良いキッチンです。
価格 | 約35.9万円~ |
---|---|
機能 | 角シンク、留め加工、大容量の引き出し式収納 |
対応レイアウト | I型、L型、ペニンシュラ型、アイランド型 |
人気商品②:OSSO(オッソ)
フレームのみで構成されており、無駄がなくすっきりとしたデザインが特徴的で、グッドデザイン賞を受賞しています。
好みに合わせて部分的にカスタマイズすることも可能です。フレームキッチンなので通気性が良く、清潔感があります。
価格 | 約29.4万円~ |
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機能 | シンプルなフレーム、ライフスタイルに合わせてアレンジ可能 |
対応レイアウト | I型、L型、ペニンシュラ型、アイランド型 |
ナスラック
ナスラックは創業60年近い歴史のある老舗メーカーで信頼度は高いです。現在はステンレスキッチンのほか、さまざまな住宅設備を取り扱っています。
ナスラックがこだわるのは、ステンレスの中でも「18%のクロムと8%のニッケルを混ぜた18-8ステンレス」を使うこと。「一生もの」のキッチンを目指すうえで不可欠な高品質素材です。
また、ナスラックは「ステンシアクリア」「ステンシアレッド」「ステンシアマロン」の3種類の扉カラーを用意しており、ステンレスの色も選ぶことができます。
サンワカンパニーのステンレスキッチンの機能
- 3種類のステンレスカラー扉
- オールステンレス排水口
- ノイズレスシンク
- ステンレスキャビネット
- 3方立ち上げラウンド設計
人気商品:SESPA(セスパ)
「SESPA」はキッチンの隅々までステンレスを採用したオールステンレスキッチン。扉のデザインやカラーのバリエーションが豊富で自分の好みや家の雰囲気によって選ぶことができます。
「3方立ち上げトップ」というワークトップの縁をつなぎ目なく立ち上げたラウンド設計で、抜群の水じまいと清掃性を発揮します。
また、ワークトップはミリ単位で間口サイズを変更できるので、調整材と壁との隙間をなくしたジャストフィットの状態で設置できるのも利点です。
価格 | 約114.9万円~ |
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機能 | 3方立ち上げラウンド設計、オールステンレス排水口、ステンレスキャビネット、フラットフィニッシュトップ |
対応レイアウト | I型、L型、ペニンシュラ型、アイランド型 |
永大産業
永大産業は「居心地が良いキッチン=リビングキッチン」となることを提案しています。永大産業のステンレスキッチンの魅力は、優れたデザイン性と機能性、使い心地の良さです。
熱気や湿気がこもらないオープンなフレーム構造や自社工場の製造で約35年間培ったステンレス加工技術を存分に活かしたステンレス製のワークトップなど、上質で使いやすいステンレスキッチンとなっています。
エイダイのステンレスキッチンの機能
- ステンレスキャビネット
- デザイン性の高さ
- 段押し形状・フラット形状のワークトップ
- チャイルドロック付きの包丁トレー、モバイルラック
人気商品①:ピアサスS-1 ユーロモード
ヨーロッパのラグジュアリーなデザインと、日本のクオリティの高さが融合したステンレスキッチンです。ヨーロッパのインテリア性を取り入れることで、リビングとの一体感が生まれます。
さらに日本の技術者によりキッチンとしての質の高さも加わりました。
補強材など、見えない部分にまでステンレスにこだわった高耐久性設計を実現し、熟練の職人がハンドメイドで仕上げています。
価格 | 約137万円~ |
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機能 | 段押し形状・フラット形状のワークトップ、大容量収納、シンク・センターキャビネット |
対応レイアウト | I型、ペニンシュラ型、アイランド型 |
人気商品②:ゲートスタイルキッチンS-1
フラット構造なので足元の風通しが良く開放感があり、掃除がしやすく清潔感があります。シンプルなデザインで、さまざまなインテリアや空間になじみます。
また、ベースがシンプルなので、キャビネットや食洗器、レンジなど、自分で好きなようにカスタマイズできます。高級なステンレスを使用しており、品質や見た目の美しさも魅力的です。
価格 | 約56.9万円~ |
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機能 | 段押し形状・フラット形状のワークトップ、モバイルラック/小引き出し、フレーム構造 |
対応レイアウト | I型、L型、ペニンシュラ型、アイランド型 |
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オールステンレスでいつでも清潔なキッチンを手に入れよう
オールステンレスのキッチンは、見た目の良さやお手入れのしやすさなど、得られるメリットがたくさんあります。
ただし、適切なお手入れをしないと、他から錆が移ったり、傷や汚れが発生するので注意しましょう。
最近では、各メーカーで傷や汚れがつきにくいステンレスキッチンが発売されています。
この記事でも紹介したメーカーやモデルは品質の良さに定評があるところばかりなので、候補の1つとして考えることがおすすめです。お
手入れが楽なオールステンレスで、おしゃれで清潔なキッチンを手に入れましょう。