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キッチンにグレーカラーを取り入れるコツ!おしゃれな事例やグレーのおすすめ商品まで紹介◎
自宅のキッチンを選ぶにあたり、キッチンの色をグレー・灰色・グレージュにするか迷っている方に向けて
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- グレーカラーのキッチンってどんな印象なのか?
- キッチンをグレーにするメリット・デメリット、注意点
- 後悔しないグレーカラーキッチンにするためのコツ
- グレーカラーキッチンのおすすめ商品
について解説しています。
記事の後半では、グレーカラーキッチンのおしゃれな施工事例も掲載してるので、参考にしてみてください。
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目次
グレーカラーとキッチンの相性
グレーカラーとキッチンはどんな相性なのでしょうか?
まずは、グレーカラーの特色やキッチンの色をグレーカラーにした際の印象についてご紹介します。
グレーカラーキッチンは色の濃さで印象が変わる
グレーカラーに洗礼されたイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
一般的に、家の中に取り入れるグレーカラーは「安らぎ」「上品」「クール」を連想させる色です。
その印象もグレー・灰色の色の濃さによって大きく変わってきます。
濃いグレー(ダークグレー)は黒に近く、高級感や落ち着いた印象を与えます。
ワンランク上の空間を演出できるダークグレーは、その色の濃さを活かして「重厚感」が演出され、高級感や上品さを生みます。
大人っぽいかっこよさ、洗礼されたデザインという印象も与えられるでしょう。
逆に、薄めのグレーは色に軽さが加わり、ナチュラルでおしゃれな印象を与えられます。
薄めのグレーカラーと言えば、一見うちっぱなしのコンクリートのような印象を受けますが、色が薄いからこそ白色や木目調などと調和し、やわらかくてナチュラルな印象を与えます。
このように、グレーカラーのキッチンは合わせる素材や色で様々な印象をつくることが出来ます。
アースカラーやパステルカラーと合わせること北欧風のキッチンデザインに、
木目調の素材やグリーンの植物を飾ることで、ナチュラルなカフェ風のキッチンになります。
キッチンをグレーカラーにすることのメリット
グレー(灰色)は、黒色(ブラック)や白色(ホワイト)と合わることでモノトーンのテイストになります。モノトーンコーディネートとしてまとめることで失敗しにくいことがメリットの1つと言えるでしょう。
また、グレーは目立つカラーではないので他の色を邪魔しません。インテリアや家具の引き立て役になるので、好きな色を取り入れるためにグレーカラーを取り入れることも1つの手です。
家の中がキッチン・ダイニング・リビングの繋がっているLDKの場合、お気に入りのソフャや照明、テーブルなどインテリアの存在をより一層引き立ててくれます。
- モノトーンにすればコーディネートしやすい
- 他の色の引き立て役になる
キッチンをグレーカラーにすることのデメリット
グレーカラーはアクセントカラーや木目や白などのナチュラルなカラーがないと、暗いという印象を受けてまうことがデメリットです。
また、グレーと合わせる色が明るい色や薄い色のみだと全体の印象がぼやけてしまいやすいです。
- 暗い印象を受ける
- 合わせる色によっては全体がぼやけやすい
キッチンをグレーカラーにする際の注意点
デメリットを感じさせないキッチンにするためにも、キッチンにグレーカラーを取り入れる際の注意点をいくつか紹介します。
- キッチンカラー以外で、色の濃淡をつける
- インテリアや照明で工夫する
キッチンカラー以外で、色の濃淡をつける
前述の通り、薄めのグレーカラーと薄めのカラーのみでコーディネートすると全体的にぼやけてしまいます。
そのため、濃い色である黒などを組み合わせると全体の配色バランスが良くなります。
例えば、以下のようなキッチン。
薄いグレージュ色に白いワークトップ(天板)を合わせていますが、レンジフード(換気扇)を黒にすることでアクセントが生まれ、おしゃれな配色のキッチンに仕上がります。
インテリアや照明で工夫する
キッチンをグレーカラーやモノトーンカラーにすることで全体が暗い印象になることを避けるには、インテリアや照明を工夫することがポイントです。
例えば、先ほども登場した以下のキッチン。
キッチンのカラーは薄いグレー、壁や床は白を基調としたナチュラルな色で高級感を出しつつも、アクセントカラーとして濃い青の椅子を置くことで、全体が引き締まりおしゃれな配色になります。
もう1つ、例えば先ほども登場した以下のキッチン。
グレー・黒・白でコーディネートしたキッチンですが、照明を暖色・オレンジ色にしています。
暖かい照明の色合いにすることで、クールなモノトーン配色にやさしい雰囲気が生まれ、床の木目調との相性がさらに良くなります。
キッチンにグレーカラーを上手に取りれ入れるコツ
おしゃれなグレーカラーキッチンにするにあたり、知っておきたいコツを箇所別に紹介します。
キッチンの色をグレーにするコツ
グレーカラーには、ダークグレー・チャコールグレーなどの濃い色から、シルバーグレーパールグレー などの薄い色まで様々な種類があります。
そして多種多様なグレーカラーにも、キッチン扉の色や吊戸棚の色、天板(ワークトップ)と相性の良い色味・素材があります。
以下でいくつか具体例を通し、色の濃淡に合わせた組み合わせのポイントやコーディネートのコツを解説します。
黒やダークウッドと合わせる
ダークグレーなどの濃いグレー色のキッチンには、ダークなウッド素材(木目調)や黒い色が合います。
ダークなウッド素材は、テーブルや床のフローリングなどで取り入れると、コーディネートしやすいですね。
黒色はキッチン天板やレンジフード、キッチンのインテリアなどに使うと全体が引き締まり、配色バランスが良くなります。
薄めのグレーや白色と合わて色をまとめる
濃いグレーと薄いグレーをどちらも使い、グレーでまとめるコーディネートもあります。
濃いめのグレーに、薄いグレーに近いナチュラルな色合いの床・壁を組み合わせることで、グレーのキッチンが主役のように輝きます。
インテリアや、キッチン天板、水栓などに白や黒を差し色のように使うことで、かっこよいモノトーンに仕上がります。
マット感のあるグレーに明るい木目調や白色を合わせる
まるでコンクリートのような、マット感のあるグレーには、明るくてナチュラルな色合いの木目調、白色が似合います。
ナチュラルでかわいらしいデザインを作りたい方にぴったりの組み合わせです。
マッドなグレーと白色・ウッドの組み合わせにも、差し色として黒や緑のインテリアを加えると全体の配色が綺麗にまとまります。
キッチンの壁にグレーをと入れるコツ
キッチンをグレーやブラックなどのモノトーンカラーにするのであれば、壁やキッチンパネルもモノトーンでまとめることがおすすめ。
グレーカラーを壁に取入れる際のコツを紹介します。
引き立て役としてのグレー
キッチンのグリーンカラーを引き立てる、グレーの壁。
インダストリアルのお部屋には、グレーカラーを壁に使うことがおすすめです。
薄いグレーの木目調ならナチュラルな雰囲気に
カフェのような、ナチュラルな雰囲気にしあげたい際は、薄いグレーの木目調を選ぶのがおすすめ。
レンガ素材や、他のウッドカラーとも馴染み、優しい雰囲気になります。
グレーのキッチンに合わせるインテリアのコツ
グレーカラーのキッチンには、ブラックやシルバーのインテリアが良く似合います。
グレーやブラックなどのダークカラーはステンレス素材との相性がいいので、キッチンにはもってこいの色です。
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グレーのキッチンのおしゃれなコーディネート集
実際にグレーカラーのキッチンにリフォームされた方の事例を5つご紹介します。
個性を出しつつも、オシャレに見せるポイントと併せてお教えします。
事例①シンプルナチュラルなグレーキッチン
こちらはキッチンの色やカウンターの扉をグレーカラーにして、シンプルでナチュラルな雰囲気に仕上げられた実例です。
壁や床にはホワイトカラーや木目を使い、ソフトな印象に仕上がっていますね。
写真右側の壁色が薄いグレーになっており、ダイニングキッチンでまとまりのある配色になっています。
キッチン扉や床にはグレーカラーを使用し、キッチンの天板・シンクにはホワイトを使用する組み合わせが、清潔感に溢れ、上品なおしゃれさがあります。
事例②オーダーメイドのスタイリッシュなグレーキッチン
kitchenhouse社のオーダーキッチンでつくられた、スタイリッシュなグレーキッチンの事例です。
キッチンは少し濃いめのグレーなので、ダークな色のフローリングと相性ばっちりです。
キッチン扉や天板には、石のようなデザインのグレーを使用することで、重厚感のある雰囲気に仕上がっていますね。
床は吊戸棚と同じ白に近いグレー、レンジフードはブラックにすることでシックにまとまっています。
事例③ステンレスで作るモダンなグレーキッチン
こちらはステンレスキッチンで有名なクリナップのクリンレディが主役のシンプルかつモダンなキッチンの事例です。
オールステンレスのシルバーに合う、グレーのフローリング、グレーカラーの壁タイルが落ち着いた雰囲気を作り上げています。
グレー×シルバーのダークカラーでまとめたキッチンには、明るい木目調のダイニングテーブルが良く似合います。
グレー×木目調でコーディネートすることで、テレビ側にあるブラックのアクセントクロスがより引き立ちますね。
事例④ウッドワンの家具でつくる明るいグレーキッチン
カウンターキッチンや壁に明るいグレーカラーをコーディネートされたリフォーム事例です。
明るい木目調×明るいグレー×オフホワイトの3色で組み合わされた、心地よい配色。
ダイニングの壁は、可愛い模様の入ったグレーのアクセントクロスがとってもおしゃれですね。
事例⑤グレーでシックに仕上げたアイランドキッチン
タカラスタンダードのレミューでアイランドキッチンにリフォームされた実例です。
キッチンには「コンクリートダーク」というカラーを使用して、カッコいいい印象に仕上がっています。
グレーのキッチンに合わせて、カウンターまで続くキッチンの天板にはステンレスを選ばれています。
シンクを白色のクォーツストーンにすることで、配色にメリハリがつきますね。
他の色を邪魔しないグレーカラー。緑のインテリアがよいアクセントと癒しを与えてくれますね。
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グレーのキッチンのおすすめ商品
最後に、おしゃれなグレーのキッチンのおすすめ商品をご紹介します。
レミュー|タカラスタンダード
タカラスタンダードのレミューは、デザイン性と実用性を兼ね備えた新商品のキッチンです。洗礼された色のバリエーションと収納に優れたデザインが注目のポイントです。
シリーズ名 | レミュー |
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メーカー価格 | 約79万円~290万円 |
特徴 |
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レミューで選べるグレーの扉カラー
レミューで選べる扉カラーは34色。そのうちグレーに近しいカラーは、「磁(はくじ)」「コンクリートダーク」「ダークグレー」の3色からお選びいただけます。
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ノクト|リクシル
リクシルのキッチンの中で、ミドルグレードの中価格帯のシリーズ。幅やレイアウト、オプションも豊富なキッチンです。
シリーズ名 | ノクト |
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メーカー価格 | 約78~110万円 |
特徴 |
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ノクトで選べるグレーの扉カラー
ノクトで選べる扉カラーは40色。そのうちグレーに近しいカラーは、「オリーブグレー」「ブラックスタッコ」「グレージュスタッコ」「シルバーグレー」です。
スタッコ柄は白と混ざったデザインため、ブラックでもグレーのように見えます。
ステディア|クリナップ
システムキッチンメーカーとして老舗のクリナップ。クリナップはプロからも高い評価を受けているステンレスが特徴で、ステディアはその中でも中級価格帯のシリーズです。
シリーズ名 | ステディア |
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メーカー価格 | 約60万円~180万円 |
特徴 |
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ステディアで選べるグレーの扉カラー
ステディアで選べる扉カラーは49色。そのうちグレーに近しいカラーは、「レナーテグレー」「カシミアエトープ」「ソナタセピア」「マリンウッドダーク」「ロッシュチャコール」「ロッシュグレー」「トワルグレー」「スエードチャコール」「シエルオーク」です。
圧倒的に種類豊富なカラーから選べるクリナップのステディア。
ご紹介したカラーの中にある「チャコール」は黒に近い、濃いグレーのことを指しています。
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まとめ
グレーカラーのキッチンにするにあたり、グレーが与える印象や、グレーカラーを選ぶ際のポイント、リフォーム事例をご紹介しました。
お部屋の中でも存在感を放つキッチン。リビングやダイニングとの相性も考えながら慎重に選びたいですよね。
色と同じくらい慎重に選んでいただきたいのが、リフォームを依頼する業者です。
工事は定価が無いため、同じキッチンリフォームでも業者によって費用が変わることは珍しくありません。
さらに業者によって提案力も異なるため、お客様の理想のイメージを実現できる実績の業者に依頼すべきです。
リフォーム業者に心当たりが無いという方は、リフォスムの利用をご検討ください。