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一戸建てのお風呂リフォームの費用相場は?施工事例や人気商品・補助金情報も解説!

「一戸建てのお風呂リフォームの費用はどれくらいかかる」か気になる方も多いでしょう。
本記事では、リフォスムの施工事例や見積書実例を踏まえて、一戸建てのお風呂リフォームの費用相場を解説します。
また、お風呂リフォームで使える補助金制度や、人気のユニットバスも紹介するため、一戸建てのお風呂リフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
一戸建てのお風呂リフォームの費用相場

出典:お風呂(浴室・浴槽)リフォームの費用相場 | リフォスム
一戸建てのお風呂リフォームの平均費用
106.6万円
リフォーム会社紹介サービス『リフォスム』を利用して、一戸建てのお風呂リフォームをされたお客様の平均費用は106.6万円です。
上記のグラフを踏まえると、4割以上の方がお風呂リフォームに51万~100万円、3割以上の方が101万~150万円かかったことが見受けられます。
なお、浴槽交換や浴室ドア交換、浴室暖房乾燥機の後付けなどの部分工事であれば、10万~30万円でお風呂リフォームも可能です。
本記事では、お風呂場全体をリフォームする費用相場について、詳しく解説していきます。
一戸建てのお風呂リフォームの内訳
一戸建てのお風呂リフォームでは、以下のような工事費がかかります。
工種 | 内容 | 金額 |
---|---|---|
仮設 | 養生・引渡清掃費 | 4,059円 |
資材運搬・諸経費 | 200,516円 | |
解体 | 既存撤去・廃材処分費 | 96,000円 |
木工事 | 下地工事 | 28,000円 |
設備 | システムバス | 510,000円 |
同上窓枠 | 25,000円 | |
組み立て設置費 | 80,000円 | |
内装 | シーリング他 | 12,000円 |
電気 | 電気設備工事 | 56,000円 |
ガス | ガス設備工事 | 28,000円 |
水道 | 給排水衛生設備工事 | 85,100円 |
追い焚き機能給湯器 | 180,000円 | |
合計 | 1,304,675円 |
参照:建築資料研究社『新リフォーム[見積り+工事管理]マニュアル』
一戸建てのお風呂リフォームの金額は、浴室の広さや工事内容、基礎の劣化具合により変動します。
最終的な金額については、必ず施工業者から提出される見積書を確認しましょう。
次章では、工事内容別のお風呂リフォームの費用相場を解説するとともに、実際にリフォームされた方の見積書を紹介します。
市区町村を選ぶだけ
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【内容別】一戸建てのお風呂リフォーム費用相場
一戸建てのお風呂リフォームにおける、工事内容別の費用相場は以下の通りです。
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
ユニットバスからユニットバス | 80万~150万円 |
在来浴室からユニットバス | 110万~190万円 |
浴室の拡張(間取り変更) | 130万~250万円 |
各工事内容と費用について、詳しく解説します。
ユニットバスを交換する費用相場

現在のお風呂がユニットバスの場合、リフォームでもユニットバスを選ぶケースが一般的です。
古いユニットバスを新しいユニットバスに交換する費用相場は、80万~150万円です。
リフォーム費用は、ユニットバスのグレードやサイズ、選択するオプションによって変わります。
費用を抑えるためにも、リフォームの目的や必要な設備を考えておくとよいでしょう。
ユニットバスを交換した見積書

在来浴室をリフォームする費用相場

築年数の古い一戸建てに多い在来浴室(タイル張りのお風呂)。バリアフリーの観点から、ユニットバスにリフォームする方法が一般的です。
在来浴室からユニットバスに交換する費用相場は、110万~190万円です。浴室タイルを解体・処分する手間が掛かるため、費用は高くなります。
また、在来浴室は湿気が溜まりやすく、土台が劣化している可能性も多いです。
劣化具合によっては、基礎の補強工事が追加で必要になるため注意しましょう。
在来浴室からユニットバスの見積書

お風呂をリフォームで広げる費用相場

配管スペースの移設や間取りを変更することで、お風呂のサイズを広げられます。
間取りを変更して、お風呂を広げるリフォームの費用相場は、130万~250万円です。
お風呂と洗面所の間仕切りを移動させても、耐震性に影響はほとんどありません。
資金やスペースに余裕があるならば、増築によるお風呂の拡張も検討してみてください。
お風呂を広くリフォームした見積書

※ お風呂リフォーム以外の工事・金額は伏せております。
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【内容別】一戸建てのお風呂リフォームの施工事例
ここでは、『リフォスム』を利用して一戸建てのお風呂リフォームをされた方の施工事例をご紹介します。
ユニットバスを交換した施工事例
事例① お掃除がラクでシンプルなユニットバス


Before After


一戸建てにおいてユニットバスを交換した施工事例。掃除の手間を減らすため、カウンターや収納がないワイヤーシェルフをおすすめしました。
事例② 劣化の目立つユニットバスを交換


Before After


築20年が経過して、劣化が目立っていたユニットバスを交換した施工事例です。交換後は黒を基調にしたシックなユニットバスになってます。
築年数 | 20年 |
---|---|
リフォーム日数 | 1日 |
リフォーム費用 | 100万~150万円 |
リフォーム会社 | 有限会社大熊建設 |
製品情報 | アクアバス(クリナップ) |
事例③ ヒートショック対策でユニットバス交換


Before After


ヒートショック対策のために、断熱性の高いユニットバスに交換した施工事例です。高齢のご夫婦でも、安心して入浴できるようになりました。
在来浴室をリフォームした施工事例
事例④ 浴室暖房乾燥機で冬でも温かいお風呂


Before After


タイル張りの在来浴室からユニットバスにリフォームした施工事例です。四角く小さい浴槽で寒々しい雰囲気だったお風呂が、重厚感のある明るい空間になりました。
築年数 | 40年 |
---|---|
リフォーム日数 | 12日 |
リフォーム費用 | 50万~100万円 |
リフォーム会社 | ライフホーム(株式会社ウキタ) |
製品情報 | サザナ(TOTO) |
事例⑤ バランス釜からユニットバスへ


Before After


バランス釜の在来浴室からユニットバスにリフォームした施工事例です。現地調査の際に床下から水漏れがあり、シロアリの被害も発見されました。
築年数 | 40年 |
---|---|
リフォーム日数 | 7日 |
リフォーム費用 | 100万~150万円 |
リフォーム会社 | 株式会社キャッツ |
製品情報 | セキスイバスコア |
事例⑥ 補助金を活用してバリアフリーリフォーム


Before After


築年数は40年以上、劣化や寒さに困っていたため、全面的なリフォームを行った施工事例です。脱衣所と浴室の段差を解消して、バリアフリーに仕上げました。
築年数 | 40年 |
---|---|
リフォーム日数 | 12日 |
リフォーム費用 | 200万~250万円※ |
リフォーム会社 | 株式会社エネサンス中部 |
製品情報 | アライズ(LIXIL) |
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一戸建てのお風呂リフォームの費用を抑える方法

一戸建てのお風呂リフォームの費用を抑える方法として、以下の3つを検討しましょう。
費用を抑える方法
ハウスメーカーではなくリフォーム会社に依頼する
お風呂リフォームの実績が多い業者を選ぶ
複数の工務店から相見積もりを取得する
順に詳しく解説していきます。
ハウスメーカーではなくリフォーム会社に依頼する
一戸建てのお風呂リフォームは、ハウスメーカーではなくリフォーム会社に依頼しましょう。
ハウスメーカーは大手企業として知名度が高いですが、リフォームは下請け業者に依頼するため、中間マージンが上乗せされます。
一般的に、地元の工務店に直接依頼するよりも、ハウスメーカーに頼んだ方が3~4割高くなると言われています。
費用を抑えるならば、一戸建てを建てたハウスメーカーではなく、リフォーム会社に直接依頼するのがおすすめです。
お風呂リフォームの実績が多い業者を選ぶ
お風呂や水回り専門のリフォーム業者なら、他社と比較して安く施工できるケースが多いです。
リフォーム業者には「内装・造作が得意」「トイレの修理・交換」など、得意分野が異なります。
水回り専門のリフォーム会社なら、仕入れ値が安い・工事期間が短いなど、お風呂リフォームにかかる費用を抑えられます。
リフォーム会社が何を得意としているかは、会社の施工事例や口コミなどを確認しましょう。
複数の工務店から相見積もりを取得する
リフォーム全般に言えますが、複数の工務店から相見積もりを取得することが重要です。
複数のリフォーム会社から見積もりを取得することで、一般的な費用相場を把握できます。
お風呂リフォームの適正価格を踏まえたうえで、リフォーム会社を比較検討しましょう。
なお、一戸建てのお風呂リフォームが得意な業者お探しなら、優良リフォーム業者紹介サービスの「リフォスム」がおすすめです。
ご希望のお風呂リフォームに応じて、無料で相見積もりを依頼できます。
リフォスムの特徴
リフォーム会社を無料で一括見積もり
基準を満たした優良業者のみご紹介
専門アドバイザー相談も可能
完全無料でご利用できます
一戸建てのお風呂リフォームで使える補助金

一戸建てのお風呂リフォームでは、以下の4つの補助金制度が使える可能性があります。
補助金制度
- 子育てグリーン住宅支援事業
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
- 介護保険制度の住宅改修
- 自治体の助成金制度
各補助金制度について、概要を解説します。
子育てグリーン住宅支援事業
子育てグリーン住宅支援事業とは、省エネ性能に優れた新築、または住宅の省エネ改修を行う際に、その費用の一部を補助してもらえる制度です。
お風呂リフォームでは、「高効率浴槽」や「高効率給湯器」の設置、「浴室乾燥機」を導入など、工事内容に応じて補助金が支給されます。
1戸あたりの上限補助額は60万円です。「給湯省エネリノベ2025事業」と併用することで、さらにお得にリフォームができます。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、一戸建ての性能向上を行うリフォームや、子育て・三世帯同居向けの住環境設備を支援する事業です。
お風呂リフォームでは、「在来浴室のユニットバス化」「高効率給湯器の交換」、子育てや高齢者向けに「お風呂を広げる・増やす」工事など、幅広い工事が対象となります。
1戸あたりの最大補助金額は210万円です。お風呂だけでなく、住宅全体をリフォームする必要がある点は注意しましょう。
介護保険制度の住宅改修
介護保険制度の住宅改修とは、要介護・要支援の方でも安全に暮らせるように、住宅のバリアフリー化を支援する制度です。
お風呂リフォームでは、「浴室内に手すりの設置」や「跨ぎやすい浴槽に交換」、「滑りにくい床に張り替える」工事が対象となります。
支給限度基準額は20万円(所得に応じて最大18万円)です。担当のケアマネジャーか地域包括支援センターに相談しましょう。
自治体の助成金制度
自治体(市区町村)が独自にお風呂リフォームに対して補助金を支給している地域もあります。
例えば、東京都台東区の「子育て世帯住宅リフォーム支援事業」では、「浴室扉の鍵の設置」や「跨ぎの低い浴槽への取替」などに対して、工事費の3分の1(上限20万円)が支給されます。
自治体により支給条件や補助金額は異なります。まずはお住いの地域で、助成金制度を設けているか確認しましょう。
リフォスムでは、各都道府県・市区町村で使えるリフォームの補助金・助成金制度の「補助金検索サイト」を用意しております。
お住いの地域を指定して検索すると、その地域の補助金制度を一覧で表示します。ぜひご活用いただければ幸いです。
お風呂リフォームの補助金
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一戸建てのお風呂リフォームで人気のユニットバス

どのユニットバスを選べばいいのか迷っている方も多いと思われます。
ここでは、人気のユニットバスと失敗しないお風呂の選び方を解説します。
人気のユニットバス
まずは、2024年のリフォーム産業新聞の「プロがおすすめする人気バスランキング(普及価格帯)」をもとに、人気のユニットバスを紹介します。
※ 本記事で紹介する価格帯はメーカー小売価格です。
サザナ|TOTO

TOTOの「サザナ」は、「お掃除ラクラクほっカラリ床」や「魔法びん浴槽」など、基本性能に徹底した機能・デザインが魅力のユニットバスです。
一戸建ての標準的なサイズ(1616)の価格帯は、約73万~125万円です。
グランスパ|タカラスタンダード

タカラスタンダードの「グランスパ」は、アクリル人造大理石の浴槽や「ホーロークリーン浴室パネル」など、清掃性に優れたユニットバスです。
一戸建ての標準的なサイズ(1616)の価格帯は、約87万~104万円です。
リデア|リクシル

LIXILの「リデア」は、ライフスタイルに合わせて浴槽や設備をカスタマイズがしやすい、一戸建て住宅用のユニットバスです。
一戸建ての標準的なサイズ(1616)の価格帯は、約95万~150万円です。
BEVAS|パナソニック

パナソニックの「BEVAS 」は、家電メーカーならではの機能とデザイン性の高さが魅力の一戸建て用のユニットバスです。
一戸建ての標準的なサイズ(1616)の価格帯は、約122万~179万円です。
ユアシス|クリナップ

クリナップの「ユアシス」は、お風呂の時間が楽しくなるリラックス機能と、高いインテリア性が特徴のユニットバスです。
一戸建ての標準的なサイズ(1616)の価格帯は、約83万~113万円です。
失敗しないユニットバスの選び方
ユニットバス選びに失敗しないためにも、以下の3つのポイントを抑えましょう。
ユニットバスの選び方
理想のお風呂をイメージする
ライフスタイルに合わせてサイズを決める
ショールームで実物を確認する
理想のお風呂をイメージする
まずは理想のお風呂をしっかりとイメージすることが大切です。
各メーカーで「お手入れのしやすさ」や「リラックスできる機能」など、特徴や注力しているものが異なります。
メーカーごとの違いを踏まえて、理想的なユニットバスを選びましょう。
ライフスタイルに合わせてサイズを決める
お風呂のサイズは、家族構成やお風呂の過ごし方(ライフスタイル)に合わせて決めましょう。
一般的な一戸建てのお風呂のサイズは1坪(1616)であり、この広さは一人で入浴するには充分の広さです。
1.25坪以上であれば、小さいお子さんと一緒にお風呂に入ったり、高齢の方の入浴介護もしやすくなります。
ショールームで実物を確認する
メーカーやサイズを決めたら、ショールームを訪れて実物を確認しましょう。
浴槽の質感や機能、サイズなどを無料で体感できるため、より理想のお風呂がイメージしやすくなります。
プランニングシートや設計図面を持参していくと、見積もりを受けることも可能です。
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一戸建てのお風呂リフォームの業者を探すなら
本記事では、一戸建てのお風呂リフォームの費用相場について、施工事例や見積書実例とともに解説しました。
一戸建てのお風呂リフォームの費用相場は約100万円です。本記事で紹介した方法や補助金制度を活用して、お風呂リフォームの費用を抑えましょう。
なお、一戸建てのお風呂リフォームが得意な施工業者をお探しの方は、リフォスムが運営する「全国の優良業者の紹介窓口」をご活用ください。
最後に、一戸建てのお風呂リフォームに関するよくある質問に回答します。
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