ピンクのキッチンをおしゃれに見せるコツ！コーディネートのポイントや実例も多数紹介

キッチンは扉やシンクなど、1つのパーツの色が変わっただけでも、雰囲気はガラっと変わります。

本記事ではキッチンをピンク色にするか迷っている方に向けて、

• ピンクのキッチンにおける色のイメージは？
• ピンクのキッチンの選び方とは？
• ピンクのキッチンに家具・家電はどうやって合わせる？

 

最後までご覧いただくことで、上記の疑問が解消する記事となっています。

記事の後半では、ピンクのキッチンのおしゃれな施工事例を多数掲載しているので、参考にしてみてください。

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ピンクとキッチンとの相性

キッチンにピンクを取り入れるにあたり、ピンクの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

ピンクの色としての効果

「柔らかい優しい印象」や「華やか」や「子供っぽい」など、ピンクは人によって感じ方は様々かと思います。

ピンクは一般的に、幸福感や愛情をイメージさせる色です。

キッチンをピンクにすることで、家庭的で優しい印象を与えてくれるでしょう。

ピンクのキッチンのメリット

出典：トーヨーキッチン

ピンクをキッチンに取り入れることで、「おしゃれに可愛い空間」にすることが可能です。上品さやかっこよさなど、ピンク1つで様々な雰囲気を表現できます。

ピンクは、ほかと組わせやすい色でもあります。グリーンやベージュだけでなく、黒やシルバーなどと組み合わせてもピンクの華やかさは輝くでしょう。

ピンクのキッチンのデメリット

赤やオレンジに加えピンクなどの暖色は、膨張色と呼ばれています。これは目の錯覚で、物体そのものの大きさより、さらに大きく見せる効果を持つ色のことです。

そのため濃いピンクをキッチンの広範囲に使用してしまうと、圧迫感が出てしまいます。安らぎのイメージああるピンクを選んだはずが、かえって落ち着かないなんてことも。

ごちゃついた印象になってしまうこともあるので、ピンクはキッチンに取り入れるのが難しい色と言えますね。

上記のデメリットの具体的な対策方法は、次項の「コツ」で詳しくご紹介します。

ピンクのキッチンをおしゃれに見せるコツ

続いてはピンクをキッチンを取り入れるにあたり、知っておきたいコツをご紹介します。

おしゃれなピンク色のキッチンにするうえで、どれも外せないポイントですよ。

①ピンクのトーンを決める

トーンとは、色の明るさや鮮やかさを組み合わせた、色の度合いのこと。

ピンクはトーンによって、受ける印象が大きく異なる色です。

例えばトクラスのコラージアの扉カラーでは、ピンクは「桜色」と「撫子色」の2種類があります。

出典：トクラス-カラーシュミレーションを元に作成

淡いピンクの「桜色」は、大人っぽく洗練された印象ですね。

かわいい・優しいキッチンを目指したいのであれば、彩度が低く柔らかい印象を与えるパステルピンクを選ぶのがおすすめです。

出典：トクラス-カラーシュミレーションを元に作成

一方で濃いピンクの「撫子色」は、ポップで明るい雰囲気印象を受けます。

明るい・楽しい雰囲気を演出するのであれば、彩度の高いビビッドなピンクを選ぶとイメージに近いでしょう。

このように、目指したいテイストに合わせて、ピンク色を選ぶようにすると後悔が少ないですよ。

②ピンクをキッチンにどの程度取り入れるかを決める

ピンクをキッチンにどの程度の割合で取り入れるかも重要なポイントです。

以下の2枚の画像を比較してみましょう。

出典：TOTO-カラーシュミレーションを元に作成

まずは、背面収納棚にのみ、ピンクを取り入れた例です。さりげないピンクが、ナチュラルで温かみのある空間に仕上がっているのが分かります。

出典：TOTO-カラーシュミレーションを元に作成

続いて吊戸棚の扉に加え、キャビネットと吊戸棚の扉にもピンクを取り入れた例になります。まとまりがあり、すっきりとしていますね。

出典：ダイコウ

ピンクをアクセント程度に取り入れたい場合は、シンクをピンクにするのもおすすめです。

他のインテリアと組み合わせもやすいので、キッチンを華やかに彩りつつ、主張が激しすぎません。

この場合は、ワークトップは白にするとピンクが浮きにくいです。

③色の組み合わせを考える

先ほど解説した通り、濃いピンクを広範囲を使用すると、圧迫感が出てしまいます。

それを回避するためには、ピンクのトーンや使用する面積以外ににも、周辺の色の組み合わせを考える必要があります。

出典：Panasonic-カラーシュミレーションを元に作成

ピンクだけだと派手すぎるという場合には、床や壁といった内装や、家具の色味を無彩色や落ち着いた色で統一するのがおすすめです。

一方でカラフルなピンクのキッチンにする際には、色のトーンを合わせましょう。家電や小物類に他のカラーを入れてもまとまりがでますよ。

具体的な組み合わせ方は、次項の「選び方」で詳しく触れます。

ピンクのキッチンに合わせる家電や家具の選び方

ピンクのキッチンにするにあたり、キッチン本体だけではなく、家電やダイニングテーブルといったアイテムの色・デザイン性も重要です。

もしも選び方に失敗してしまった場合は、ピンクのキッチンが浮いたような印象になってしまうことも。

ここでは選ぶうえでのコツをご紹介します。

①冷蔵庫

出典：ナサホーム

ピンク色のキッチンと合わせやすいのは、白やシルバーの冷蔵庫です。

特に白は、キッチンの天板や壁・天井なども白と合わせやすいです。冷蔵庫の存在感が減り、ピンクのキッチンが際立つでしょう。

②調理家電

かわいらしいガーリーな雰囲気でまとめたい場合は、調理家電もピンクで統一すると、雰囲気が整うでしょう。

一方で、濃いグリーンや黒などを入れて、引き締めるのも1つの手です。

特に緑はピンクと反対に位置する色なので、メリハリが出せますよ。

③ダイニングテーブル

出典：イバタインテリア

ダイニングテーブルはアイテムの質感がキッチンの空間づくりにおいて大事です。

具体的には、ダイニングテーブルを木目のものにする、チェアをファブリックのものを選択するなどが挙げられます。

工夫次第でピンクが自然に馴染み、ナチュラルで温かみのある空間にデザインできるでしょう。

ピンクのキッチンのおしゃれなコーディネート集

実際にピンク色のキッチンにリフォームされた方の事例を5つご紹介します。

アクが強くなりすぎず、オシャレに見せるポイントを事例とともにお教えします。

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事例①大人っぽく上品な北欧風のピンクキッチン

出典：MiMA

淡いピンクのキッチンと白が見事にマッチした、北欧ガーリー風に仕上がりました。

天井、シンクの中、水栓、カップボード、床…ほとんどの内装や小物を白でまとめています。

テーマを決めたうえで、必要以上に色を使いすぎないことにより、かわいらしいピンクが映えています。

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色の組み合わせとして、ピンクとホワイトは相性が良いです。混じり気のない白のピュアホワイトや、ホワイトはピンク以上に様々な種類があります。

よりエレガントな雰囲気を出したい場合は、純白に少しだけ灰色や黄色が混ざったオフホワイトもおすすめです。

事例②鮮やかなピンク色のキッチン

出典：ナサホーム

キッチンの扉と吊戸棚、さらには背面収納に、ピンク色（ベリーレッド柄）を取り入れた事例です。

明るく元気な印象で、大部分に派手な色を使用してるにも関わらず、圧迫感がありません。

ポイントは、アクセントとなる色の組み合わせ。この事例では、シルバーの冷蔵庫がその役割を果たしています。

またL型キッチンそのものに奥行きがあるので、窮屈さを感じません。

さらに関節照明や観葉植物などで、ほかの部分に意識的に視線を誘導するのもコツです。

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事例③壁やシンクもピンクでまとめたキッチン

出典：グッディホーム

様々なトーンのピンクを、バランスよくキッチンに取り入れた事例です。

まず目に飛び込んでくるのが、鮮やかなローズ系のピンク（桃花色）。キッチンの全体の印象を左右する、扉と吊戸棚に使用しています。

シンクは淡いピンクを選び、ナチュラルな印象に。

くすみがかったスモーキーピンクで、引き締まった印象の壁。柔らかい印象を受けますね。

ここまでピンクでまとめていましたが、キッチンパネルはブルーに。柄があり、程よいアクセントとして機能していますね。

このようにピンクや他の色を上手に組み合わせることは、おしゃれなキッチンにするために外せません。

事例④カフェ風×ピンクのキッチン

出典：SUVACO

家にいながらカフェさながらの雰囲気を感じられるかのような、おしゃれなピンクのキッチンです。

対面式のカウンターキッチンにしたことで、家族や友人との会話を楽しみながら調理できます。

パステル系のピンクは、キッチンを可愛らしい雰囲気にしたい方にぴったりですね。

ピンクのキッチンを上手に取り入れるために、照明の形や高さにもこだわりましょう。

照明の種類が違えば、部屋の雰囲気も変わってきます。特に対面キッチンは、LDK全体のコーディネートが重要になります。ガーリーな雰囲気にしたい場合は曲線的なデザイン、シンプルな雰囲気にしたい場合は直線的なデザインがおすすめです。

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事例⑤ピンクをブラックとゴールドでまとめたキッチン

出典：ワイズキッチンファクトリー

キッチンの場合ピンクは白と組み合わせることが多いですが、こちらはゴールドとダークブラウンでまとめています。

ゴールドとピンクはキュートな雰囲気が高まりますが、天板をダークブラウンにしたことで、スタイリッシュで高級感を演出しています。

なおピンクの個所は、あえて塗りつぶさず木目を残しています。

ピンクの持ち味を活かしつつ、ナチュラルな雰囲気を実現していますね。逆に塗りつぶした場合は、 清楚な印象になります。

システムキッチンではなく、オーダーメイドのキッチンを注文すると希望が実現しやすいですよ。

まとめ

ピンクのキッチンにするにあたり、ポイントやリフォーム事例をご紹介しました。

ピンクはトーンと面積で印象がガラリと変わります。

キッチンは毎日のように使うものなので、色は慎重に選びたいですね。

色と同じくらい慎重に選んでいただきたいのが、リフォームを依頼する業者です。

工事は定価が無いため、同じキッチンリフォームでも業者によって費用が変わることは珍しくありません。

また業者によって提案力も異なるため、お客様の理想のイメージを実現できる実績の業者に依頼すべきです。

リフォーム業者に心当たりが無いという方は、リフォスムの利用をご検討ください。

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＞＞キッチンの色の選び方や考え方