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キッチンの種類と特徴は?あなたのライフスタイルに合ったレイアウトを選ぼう

キッチンにはどのような種類があるかご存じですか?コンロ、シンク、調理台が横一列に並んだI型と呼ばれるキッチン以外にも様々な種類があります。
本記事では新築リフォーム問わず多くの家庭で選ばれている[text style=”15″]システムキッチンの種類を紹介しています。それぞれの特徴を具体的に詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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目次
キッチンの種類
キッチンの種類はダイニング・リビングとの向きや距離の違いで、2つに分けられます。
キッチンの種類
対面キッチン
対面ではないキッチン
大きくはこの2種類に分けられ、さらにキッチンの形やコンロ・シンク・調理台の配置の違いで6種類に分けられます。
まずは、家族とのコミュニケーションがとりやすいことで人気な対面キッチンの種類から解説していきます。
キッチンの種類【対面キッチン】
対面キッチンとは、リビングやダイニングに対面する形で作業できるキッチンのこと。開放感がありおしゃれに見えるため、近年人気のレイアウトです。対面キッチンは以下のように、オープンキッチンとセミオープンキッチンの2つの種類に分類できます。
>>オープンキッチンの実力は?後悔しないための知識
>>セミオープンキッチンとは?比較に役立つ知識
対面キッチンは以下の6種類のレイアウトに分けられます。
- アイランドキッチン
- ペニンシュラキッチン
- I型キッチン
- L型キッチン
- Ⅱ型キッチン
- コの字型キッチン
①アイランドキッチン
アイランドキッチンは、島(アイランド)のように、キッチンのどの面も壁に接していないキッチンのことです。「オープンキッチン」の代表的なタイプで、ダイニングやリビングと対面する構造のため、室内の人とコミュニケーションが取りやすい特徴があります。キッチンの周りがぐるっと一周できるので、料理を運ぶときも、お皿を下げるときも、ご家族と導線がぶつからない点もメリット。見た目もおしゃれなため、ホームパーティや家族で料理をする機会が多い人におすすめです。
一方で、生活感が出てしまいやすいという欠点もあるため、キッチンを常に片付けておかないと、開放感やおしゃれ感が失われてしまうでしょう。設置してから後悔される方の多いキッチンタイプのため、事前に特徴や失敗談をよく確認するようにしてください。
アイランドキッチンがおすすめな人
- 家族や友人と一緒に料理をしたい
- 開放的な空間で気持ちよく調理がしたい
②ペニンシュラキッチン
ペニンシュラキッチンは、半島(ペニンシュラ)のように、キッチンカウンターの左右どちらかが壁に接しているキッチンのことです。キッチンに入るときは、キッチンカウンターの左右どちらかから入ることになります。オープンキッチンとセミオープンキッチン、両方の種類のレイアウトに対応しています。
アイランドキッチンと比較すると回遊性・動線の良さは下がりますが、キッチンスペースが少し狭くても設置が可能で費用も抑えられます。また、収納スペースもアイランド型よりは多く取ることが可能です。
多くの場合、IH・コンロの横や正面が壁にになるので、油が床に跳ねにくく、お掃除の範囲が広がらずに済みます。
ペニンシュラキッチンがおすすめな人
- 家族とのコミュニケーションを大切にしたい
- キッチンの間取りをコンパクトにしたい
- 対面キッチンでもお掃除を楽にしたい
③I型キッチン
I型キッチンはコンロから作業台、シンクまでが一直線に並んでいる文字通りI型のキッチンのこと。
もっともシンプルでスタンダードなタイプとなっているため、各メーカーの商品ラインナップが豊富です。特にカウンターの高さや天板の幅などは様々なバリエーションがあるため、デザインやカラー、設備のオプションなどの選択肢も多いので、機能だけでなくデザインを重視したい方にもおすすめです。
I型キッチンがおすすめな人
- 家事導線をコンパクトにしたい
- 1人でキッチンを利用することが多い
④L型キッチン
L型キッチンはシンクとコンロが直角に配置されてL字となっているキッチンのことです。ダイニングとキッチンのレイアウトをどうするかによって、部屋の角に壁付けで設置するか、一面だけを壁付けにして残ったもう一面をカウンターにするかが決まります。
シンクとコンロの作業は、体の向きを90度変えるだけで行えるため、作業動線の良い点や作業スペースが広い点がメリットです。一方、直角のコーナー部分がデッドスペースになりやすい点がデメリットです。
L型キッチンがおすすめな人
- 作業スペースを使って、ゆったりと調理がしたい
- 収納スペースはたっぷり欲しい
⑤Ⅱ型キッチン
Ⅱ型キッチンは、シンクとコンロが数字のⅡのように別々に並んでいることからそう呼ばれています。2つのキャビネットには様々な組み合わせがあり、コンロ側のキャビネットをリビング側にすれば、家族とのコミュニケーションが取りやすい対面キッチンにすることができます。
並行に並んでいるためシンクとコンロの作業動線が短く済む点、シンク横・コンロ横と2つの作業スペースでゆったり調理できる点がメリット。とはいえ、シンクからコンロの移動が伴うため、水が垂れやすく通路スペースを汚してしまう点がデメリットとして挙げられます。
Ⅱ型キッチンがおすすめな人
- ゆったりとした調理・盛り付けスペースが欲しい
- 収納スペースはたくさん欲しい
⑥コの字型キッチン
コの字型キッチンはU型キッチンとも呼ばれ、キッチンを上からみた際にコの字の形になっているキッチンの種類のことです。一般的に、コンロとシンクとカウンターの3面で構成されています。対面キッチンとしては、コの字になっている3面のうち、1面もしくは2面をダイニングやリビングに向けて設置するレイアウトがありますよ。
3方向に作業台があるため作業スペースを広く取りやすい点が最大のメリットがあります。ただその一方で設置に広いスペースが必要になったり、L型キッチン同様にコーナー部分がデッドスペースになってしまったりといったデメリットもお含みおきください。
コの字型キッチンがおすすめな人
- ゆったりとした調理スペースが欲しい
- 収納スペースはたっぷりほしい
- リビングを見渡しながら作業したい
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キッチンの種類【対面ではないキッチン】
キッチンの正面が壁に背しているタイプの壁付けキッチンと、料理専用のスペースとして使う個室の独立キッチンの2種類に分かれます。
壁付けキッチン
壁付けキッチンとは、キッチンの正面の向きが部屋の壁にくっついているキッチンのことです。
昔の日本のキッチンタイプの定番で、壁とキッチンの間に空間がないシンプルな構造。キッチンスペースを広く確保できなくても設置できます。そのため、リビング・ダイニングのスペースを活用できますよ。
リビングに背を向けることになることが多いですが、家族との会話は十分にできますし、お子さんが何をしているか十分に気配も感じることができるため、意外と不便はないという声もありますよ。
壁付けキッチンがおすすめな人
- ダイニング・リビングのスペースを広く取りたい
- お料理に集中したい
- 短時間で調理を終わらせたい
独立キッチン
独立型キッチンは、個室のようにリビングやダイニングから独立しているキッチンのことです。クローズドキッチンとも呼ばれることもあります。
オープンキッチンとは反対に、独立型キッチンの場合は個室で料理に集中できる点が他のキッチンの種類との大きな違いです。他の家具に邪魔をされることなく、料理をする人にとって使い勝手の良いキッチンにすることができます。
また独立キッチンは、壁面が多いため収納を確保しやすい点も魅力の1つ。カップボードや吊戸棚、吊り下げ収納など、利便性の高さを感じることができます。
独立キッチンがおすすめな人
- プライベートな空間で料理を楽しみたい
- 料理中の匂いや汚れはキッチンの中だけに収めたい
- 収納スペースはたっぷりほしい
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キッチンの種類はたくさんある!目的にあったキッチンを選ぼう!
本記事では、キッチンの種類とそれぞれの特徴についてご紹介しました。
キッチンは1度導入したら10年〜15年程度利用することになります。導入する前に、それぞれのキッチンの種類の特徴やメリット・デメリットを把握し、ぜひ後悔しないキッチン選びをしましょう。
もし、親身に相談に乗ってくれる施工会社をお探しの場合には、一括見積もりサイトを利用して、複数社に問い合わせてみることをおすすめします。
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