黒いキッチンをおしゃれに見せるコツ！黒にするメリット・デメリットや商品も

画像出典：キッチンハウス

自宅のキッチンを選ぶにあたり、キッチンの色を黒にするか迷っている方に向けて

• 黒いキッチンすることでメリット・デメリットはある？
• 黒いキッチンで後悔しないためのポイントは？
• 黒いキッチンのおすすめ商品は？

最後までご覧いただくことで、上記の疑問が解消する記事となっています。

記事の後半では、黒いキッチンのおしゃれな施工事例も掲載してるので、参考にしてみてください。

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黒いキッチンをおしゃれに見せるコツ

まずは、おしゃれな黒いキッチンにするコツを3つご紹介します。

①黒のもつイメージを理解する

出典：ナサホーム

黒は、白やグレーと同じく無彩色です。

インテリアにおいては、質感によって高級感を与える、シャープな印象を与える、落ち着きを与えるなど様々な効果があります。

②全体のデザイン・テーマを決める

黒いキッチンの魅力を引き出すために、まず決めるべきはデザインテーマです。「北欧風」「カフェ風」「ナチュラル」など、ざっくりでもいいです。これにより素材や色選びがスムーズになります。

黒にも様々な種類があり、真っ黒からグレーに近いものまで多種多様です。

出典：TOTO

例えばTOTOのクラッソの扉カラーは、「トラディブラック」と「パナシェブラック」の2種類から選べます。同じ黒（ブラック）でも、印象の違いがお分かりいただけると思います。

「おしゃれな黒いキッチンにしたい…」という漠然とイメージするのではなく、上記のようにデザイン・テーマを元に色を選ぶと後悔が少ないでしょう。

③黒をどの程度使うかを決める

出典：トーヨーキッチン

キッチンは、パーツごとに色が選べます。扉、天板、シンク、レンジフード…。キッチンに黒をどの程度取り入れるかによって雰囲気は変わってきます。

出典：サンワカンパニー

上記のようにキッチン全体を黒にすると、かなりの存在感になりますね。大人っぽいモダンなキッチンにしたい方に向いています。

ただ、家電もすべて黒い色で合わせてしまうと、統一感はあるもの重々しい雰囲気になってしまいがちです。配色を考えて家電を選ぶようにしましょう。

出典：コンフォート

キッチンを黒一色にするのではなく、扉やワークトップだけなど部分的に黒を取り入れるのも一つの手です。

黒をキッチンに自然に取り入れるポイントは、明るい色やステンレス素材を使うこと。これにより、全体の雰囲気が重くなりすぎません。

黒いキッチンのメリット・デメリット

出典：TOCLAS

続いては、黒いリフォームにした場合の影響を、メリット・デメリットの両面からまとめました。

黒いキッチンのメリット

黒いキッチンは、モダンでクールな印象を受けます。上手く取り入れることができれば、高級感がありスタイリッシュなキッチンになります。キッチンは生活感が出てしまいがちですが、部分的でも黒を取り入れるだけで、空間が引き締まり、存在感が生まれるでしょう。

黒いキッチンには、茶色や黒などの汚れ目立ちにくいという利点もあります。特に天板は油はねが付着しやすいですが、黒を選べばあまり目立ちません。ただし目立たないだけで汚れは付着しているので、掃除は怠らないようにしてください。

黒いキッチンのデメリット

茶色や黒の汚れは目立ちにくい一方、黒いキッチンは指紋やほこり、傷などは逆に目立ってしまいます。光沢の無いマットな素材や、ステンレスやクォーツストーンなどの傷が付きにくいものを選ぶことがポイントです。

また黒いキッチンは、存在感が強いため圧迫感が出てしまいがちです。開放的なキッチンにするはずが、黒いキッチンにしたことで「かえって狭く感じてしまった…」なんてことも。LDK全体のコーディネートも考えたうえで、黒いキッチンを選ぶようにしましょう。

黒いキッチンのおしゃれなコーディネート集

おしゃれな黒いキッチンにリフォームするにあたり、イメージを膨らませることも大切です。

ここからは実例写真とともに、黒いキッチンを選ぶにあたりこだわったポイントを中心にご紹介します。

事例①黒を基調としたホテルライクなキッチン

出典：Panasonic

デザイン性が高い黒のダイニングテーブルの天板、こだわって選んだソファやサイドボード。こういった今ある家具を活かしつつ、黒を基調としたホテルのようなモダンな雰囲気にというご要望でした。

リフォーム前と比べ、キッチンを90度回転させ、リビング・ダイニング空間を存分に活かせるようにしています。

太陽が差し込む、明るくオープンな空間にもなりました。

リビングやダイニングとの相性も考えることで、黒いキッチンの魅力がより引き立ちます。

事例②カフェ風の黒いキッチン

出典：INTENZA

対面式の黒いカウンターキッチンにリフォームした事例です。

床やダイニングも黒でまとめたので、重厚感のある洗練された黒いキッチンとなっています。

ダウンライトやスポットライトなど、複数のデザインの照明を組み合わせています。

一口に黒いキッチンといっても、光の照らし方1つで印象は変わりますよ。

＞＞カフェ風キッチンにするコツ・事例

事例③シンプル×モダンな黒いキッチン

出典：Panasonic

黒と白のコントラストがおしゃれなこちらのキッチン。

赤のキッチンマットを選んだことで、キッチンが華やかになるような差し色の役割を果たしています。

事例④木目調×黒いキッチン

出典：AQURA HOME

床材が濃い明るめの茶色に、黒いキッチンを組み合わせた事例です。

黒いキッチンはクールな一方で暗い印象になりがちですが、床が明るいことでキッチンが際立っています。

また濃淡のある色の床材を選んだことで、黒いキッチンが負けていませんね。

このようにキッチンに近い色を周りに配置することで、全体的になじんでいます。

＞＞キッチンの床材の種類と選び方

黒いキッチンのおすすめ商品

最後におしゃれな黒いキッチンのおすすめ商品をご紹介します。

ラクエラ｜クリナップ

出典：クリナップ

『リフォーム産業新聞』が発表した「プロがおすすめする人気キッチンランキング」で、普及価格帯で1位を獲得したラクエラ。お求めやすい価格ながらも、デザイン性と使い勝手にもこだわったキッチンです。

＞＞クリナップ「ラクエラ」の特徴・機能

ラクエラで選べる黒の扉カラー

出典：クリナップ-カラーシュミレーションを元に作成

ラクエラで選べる扉カラーは30色。そのうち一般的に黒と呼ばれるものは、トーンチャコールのみです。

レミュー｜タカラスタンダード

出典：タカラスタンダード

タカラスタンダードのレミューは、大手メーカーで唯一天板にクォーツストーンを選ぶことができます。

クォーツストーンのもつ上品で自然な雰囲気は、黒いキッチンと相性が良いですよ。

出典：タカラスタンダード-カラーシュミレーションを元に作成

天板をクォーツストーンにすることで、スタイリッシュなオールブラックのキッチンにすることも可能です。

＞＞タカラスタンダード「レミュー」の特徴・機能

レミューで選べる黒の扉カラー

出典：タカラスタンダード

レミューで選べる扉カラーは21色。そのうち黒は、「マルキーナブラック」と「ヘアラインブラック」です。

Collagia（コラージア）｜トクラス

出典：トクラス

トクラスのコラージアは、キッチンのインテリア性にこだわりたい方に特におすすめなキッチンです。特に天板は、光の当たり方で陰影が変化し、深みある濃い色やグラデーションなど高い塗装技術で仕上げています。

＞＞トクラス「コラージア」の特徴・機能

コラージアで選べる黒の扉カラー

出典：トクラス-カラーシュミレーションを元に作成

コラージアで選べる扉カラーはなんと163色。そのうち黒は、「墨染」や「呂黒」など6色からお選びいただけます。

他の色も試してみたい方は、カラーシュミレーションをご活用ください。

まとめ

黒いキッチンにリフォームする際のポイントや、注意すべき点などを解説しました。

黒いキッチンは高級感がある一方で、色のチョイスを失敗すると圧迫感がでてしまいがちです。

「おしゃれな黒い色のキッチンにしたい…」というこだわりだけでなく、どんな雰囲気のキッチンにしたいかもあわせて検討すると失敗が少ないです。

さらにリフォームのイメージを膨らませるには、複数の施工店に相談をし、プロの声を参考に具体的なリフォームプランを検討するのも良いでしょう。

リフォーム業者に心当たりがない方は、リフォスムが運営している無料の相談窓口をご利用ください。

＞＞キッチンの色の選び方