リフォームする箇所を選ぶ
風水リフォームとは?ポイントや風水を取り入れた事例も紹介
本記事では、風水リフォームを検討する方に向けて、風水リフォームのポイントや風水を取り入れた事例を紹介しています。
【関連記事】
>>リフォームの費用相場
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
目次
風水リフォームの基礎知識
風水リフォームの基礎知識に欠かせない「気」と、基本的な考え方、目的について紹介します。
風水リフォームを実施する前に下記の内容を確認しておきましょう。
風水リフォームの基礎知識に欠かせない「気」とは
風水リフォームにおいて欠かせない基礎知識の一つが「気」です。
気とは、自然界に存在するエネルギーのことで、風水ではその流れを大切に考えます。
住宅や建物においても、気の流れが悪いと運気が下がってしまうため、風水を使って住宅の内部や周辺の自然環境を調べ、気の流れを整えることは重要です。
例えば、住宅の玄関には気の入り口として非常に大切な役割があります。
玄関には気が良く流れるように、開口部を広く取ったり、カーブ状にしたりすることで、気の滞りを防ぐことができます。
また、部屋の間取りにおいても気の流れを考慮する必要があるでしょう。
例えば、直線的な部屋は気の流れが滞りがちなため、曲線的な形状を取ることで気の流れを良くすることができます。
さらに、寝室においてはベッドの配置や窓の位置にも気を配ります。
風水では、ベッドを壁に背を向けさせることで、気の流れがスムーズになるとされているからです。
以上のように、風水リフォームにおいては気の流れを考慮することが非常に重要です。
気の流れが良くなるような工夫を施すことで、健康や幸運などの効果が得られるとされています。
風水リフォームの基本的な考え方と目的
リフォーム風水の基本的な考え方としては、まずは家の全体像を見渡し、どの程度のリフォームが必要かを決めることから始めます。
風水の基本理念である五行説に基づき、自然界の水、木、土などがもつパワーのバランスを考え、気の流れを整えることが目的です。
具体的には、玄関やリビングルームなどの重要な場所に適したカラーや配置を取り入れたり、家具の配置を変えたりすることで、運気を上げることができます。
リフォーム風水の目的は、自分が気持ちよく居心地の良い住環境を手に入れることです。
自分自身が気持ちよく過ごせる環境を作ることで、ストレスを減らし、健康的に暮らすことができるでしょう。
リフォーム風水を取り入れることで、運気の上昇により仕事運や恋愛運がアップすることも期待できます。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
風水リフォームのポイント
風水とは、家や部屋の環境における気の流れを整え、運気を良くするという考え方です。
リフォームにおいても風水を取り入れることができ、住む人にとって大きなメリットとなります。
本章では風水リフォームをする際、どのようなポイントに注意すればよいか、以下の部屋ごとに見ていきましょう。
- リビング
- 寝室
- キッチン
- トイレ
- 浴室
- 玄関
リビングの風水
リビングを風水的によい場所にするためには、気の流れを良くすることが大切でしょう。
リビングは家族が集まる場所であり、長い時間過ごす場所でもあるため、気の影響を受けやすい場所だからです。
リビングのレイアウトは生活動線を考慮し、歩きやすく広々とした空間にすることが大切です。
壁面に大きい家具を配置することで、動線をしっかりと確保できます。
また、リビングと繋がっている壁を撤去して2つの部屋を1つにすることで、気の流れを良くすることもできます。
さらに、掃除を定期的に行い、清潔で明るい空間づくりを心がけましょう。
風水によると、光や風が入りやすい明るい空間が運気を高めるため、窓を広くして光を取り入れることも考慮してみると良いでしょう。
寝室の風水
寝室は、日常生活で最も長く過ごす場所の一つであり、安らぎとリラックスを求める場所です。
寝室の位置は、家の中心から離れていることが望ましいとされています。
また、ベッドの配置は重要です。
風水では、寝室の入り口や窓に対してベッドが正対するように配置することを避けるべきとされています。
次に、寝具の色や素材にも気を配ることが大切です。
明るい色や派手な柄の寝具は、神経を刺激して熟睡を妨げることがあるため、落ち着いた色や柄のものを選ぶようにしましょう。
また、寝具の素材は天然素材がよいとされており、特に綿素材の寝具が適しているとされています。
さらに、寝室には植物を置くと、気の流れを良くすることができます。
ただし、植物は葉っぱが茂っているものよりも、すっきりとした形状のものを選ぶようにしましょう。
キッチンの風水
キッチンは火を使う場所であり、水を使う場所でもあります。
この2つの性質から風水的には「金運」と「健康運」に影響を与える場所とされています。
キッチンは料理に使う調味料や調理器具を収納する場所でもあるので、スッキリとした収納スペースを確保しましょう。
また、カウンターの色は黒を選ぶのがおすすめです。
さらに、運気を上げるためにはパープルの色を取り入れることも効果的です。
キッチンは家族が集まる場所でもあるので、明るく清潔感のある空間作りを心がけ、家族の健康と運気をアップさせるようにしましょう。
トイレの風水
トイレは、風水的には「陰」の気が強く、不衛生で物が乱雑にあふれた状態が良くないとされます。
そのため、床材や壁紙クロスを汚れにくくお手入れしやすいものにリフォームすると、掃除が楽になるのでおすすめです。
色に関しては、トイレの規模や方位、家族構成によって適した色が異なりますが、一般的には明るい色や水のイメージのある青や緑が良いとされています。
浴室の風水
風水的には、浴室は「水の場所」と位置付けられており、清潔で快適な空間であることが大切です。
浴室は湿気がたまりやすい場所ですので、湿気対策も重要です。
タイルやエコカラットを使い、悪い気が溜まらないようにしましょう。
また、浴室の間取りにも風水的な考え方があります。
例えば、浴室を家の中央に位置すると家庭を冷やし、夫婦間の愛情を薄くすると言われています。
そのため、浴室は家の角に配置するとよいとされています。
玄関の風水
玄関を風水的によくするためには、方位やカラーコーディネートを意識する必要があります。
たとえば以下のように、各方位によって運気を良くしてくれる色が異なります。
- 東:爽やかな色
- 南東:黄色やオレンジ
- 南:抑え目の色
- 南西:明るめの色
- 西:黄色やピンク
- 北西:高価な色
玄関が位置する方位ごとに、上記のような色を取り入れると良いでしょう。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
風水リフォームの注意点は3つ
リフォーム風水を行う上で、注意すべき点には以下3つがあります。
- 禁忌とされる配置や色は使わない
- 風水の本質を無視したデザインを取り入れない
- リフォームしてはいけない時期には実施しない
注意点その1:禁忌とされる配置や色は使わない
風水では、家の中にある配置や色によって運気が左右されると考えられています。
例えば、寝室に赤色を使うと熱気がこもり、眠りが浅くなるとされています。
また、キッチンやお風呂などの水回りを、北側に配置することは避けましょう。
これは北側には「水」のエネルギーがあるため、水回りが多い場所に配置することで水が増えすぎ、家族の健康を損ねると考えられるからです。
このように、風水ではさまざまな配置や色に関する禁忌が存在するため、注意が必要です。
注意点その2:風水の本質を無視したデザインを取り入れない
風水を取り入れたリフォームを行う際、風水の本質を無視したデザインは避けるべきです。
例えば、風水において玄関は非常に重要な場所であり、良い運気を引き込む場所とされています。
しかし、デザイン重視で玄関を狭くし、置き場所がなくなってしまうことがあると、玄関に悪い運気が流れ込んでしまいます。
そのため、風水の本質を無視したデザインにならないように注意が必要です。
注意点その3:リフォームしてはいけない時期には実施しない
リフォームする時期には注意が必要です。
風水的な面から、リフォームをしてはいけない時期がいくつか存在するからです。
例えば、家族に不幸があった年や喪に服す時期、土用の期間や季節の変わり目などは、リフォームをすると運気を悪くしてしまうと言われています。
また他に、リフォームしてはいけない時期は下記の通りです。
- 1~3月の決算期
- 6月の梅雨時期
- 盛夏や厳冬期の大型リフォーム
- 夏休みや冬休みなどの長期休暇中
- 縁起のよくない「仏滅・三りんぼう・土用の日」
上記の時期には、リフォームを避けましょう。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
【住居別】運気が上がる風水リフォームの例3選
風水を取り入れたリフォームの例を、以下の住居別に紹介します。
- 一般住宅の場合
- 一戸建ての場合
- マンションの場合
一般住宅の場合
風水を取り入れたリフォームは、一般住宅でも簡単に行うことができます。
例えば、キッチンのレイアウトやシンクの位置、またリビングの間取りなどを工夫することで、気の流れを良くすることができます。
キッチンについて考えてみましょう。
キッチンは家庭の中で最も風水に影響を与える場所のひとつであり、風水を取り入れると、料理の効率性や安全性を高めることができます。
例えば、シンクとコンロの位置関係は、適切な距離感を保ちつつ、調理のしやすさを考慮すると良いでしょう。
また、キッチンの配置が南向きであると良いとされており、風水を取り入れたリフォームをする場合、キッチンの位置を調整して南向きにすることも可能です。
一戸建ての場合
一戸建ての風水を考慮したリフォームでは、気の流れを意識すると、家族の健康や幸福度を高めることができます。
例えば、玄関について考えてみましょう。
玄関は家の顔であり、家に入る前に最初に目にする場所です。
風水的には、玄関が気の出入り口となるため、玄関の位置やデザインが重要とされます。
また、風水では、玄関から入った気が家中に流れるように、開放感があり明るい空間が好ましいとされます。
例えば、広いスペースを作り、明るい印象の玄関を作ることが大切です。
玄関の位置は南向きであると風水的に良いとされており、リフォームによって、玄関の位置を南向きにすることができます。
マンションの場合
マンションの風水リフォームでは、限られたスペースを有効活用しつつ、家族が快適に暮らせる空間づくりが求められます。
例えば、リビングの壁を除去して部屋を広くする方法などが有効です。
リビングを広くするだけでも、室内の明るさは増すため、風水的にはメリットがあるといえます。
また、壁紙や床材をリフォームする場合は、温かみのある壁紙を選ぶとよいでしょう。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
自分でできる風水リフォーム
本章では、自分でできる以下のリフォーム風水の具体的な方法を紹介します。
- 家具の配置やインテリアの色に風水を取り入れる
- 風水に基づいて生活習慣を改善する
家具の配置やインテリアの色に風水を取り入れる
家具の配置や素材にも風水的な影響があります。
例えば、木製の家具は気の流れを良くし、安定感を与えるとされています。
なお、置き物には形状や材質によっても効果が異なるので、自分のラッキーカラーや置く場所に合わせて選ぶと良いでしょう。
インテリアには、カラー風水という色彩のパワーを活用する風水があります。
例えば、赤色は活力を与え、緑色は安定感を与えるなど、色によって異なる効果が期待できます。
また、鏡は風水で非常に重要なアイテムの1つであり、場所や向きによって運気を上げたり、下げたりする効果があります。
ただし、鏡の向きや場所は注意が必要であり、寝室などで鏡が直接対面にならないようにすると良いでしょう。
風水に基づいて生活習慣を改善する
風水では、生活習慣にも注目することが大切です。
例えば、寝室での過ごし方を見直すことで、より質の高い睡眠をとることができます。
寝室には静かで落ち着いた印象を与える色を使い、ベッドの位置も風水に合わせて決めることがポイントです。
また、キッチンでは、清潔に保ち、調理器具を使うたびに丁寧に洗うことが大切です。
キッチンにおいては、相剋(そうこく)を改善することが基本とされています。
相剋とは、異なる2つの要素が互いに拮抗している状態を指し、風水では不吉な状態とされています。
具体的には、水と火が共存している場合や、汚れや不衛生な状態が続いている場合が当てはまるでしょう。
これらを改善することで、運の好循環が起こり、運気が良くなるとされています。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
風水リフォームを取り入れて住みやすさを向上させよう【まとめ】
風水リフォームとは、風水の理論に基づき、住宅の内部空間や配置、色彩などを調整し、運気を高めることを目的としたリフォームです。
風水リフォームでは、気の流れを整えることで運気を上げることができます。
「玄関」「リビング」「寝室」「キッチン」「浴室」など、部屋ごとに気の流れを整えてみましょう。
ただし、風水リフォームには「禁忌とされる配置や色は使わない」「風水の本質を無視したデザインを取り入れない」などの注意点もあるので、慎重に実施することをおすすめします。