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換気扇が回らなくなった原因はなに?場所別の対処法と業者選びのポイントも解説

「スイッチを入れても換気扇が回らない」「急に換気扇が止まってしまった」
換気扇は空気を入れ替えるための大切な役割を持っています。動かなくなると、匂いや湿気が排出されずにこもってしまい、不快な生活になってしまいます。
最悪の場合には火事になる可能性まであるため、早い解決が望まれます。
この記事では、換気扇が回らなくなった時の原因と対処法を紹介していきます。
自分でできる対処法の他、業者へ依頼する際のポイントも解説しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
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目次
換気扇が回らない!原因はなに?
キッチンやお風呂・トイレなどで使用する換気扇が回らないと、匂いや湿気がこもり、カビが発生する原因にもなります。
日常生活にも支障が出るため、早く解決したいところです。
では、換気扇が回らなくなる原因とは、一体なんでしょう。
考えられる理由として挙げられるのは次の5つです。
- 換気扇の汚れ
- 換気扇が錆び付いている
- スイッチの故障
- 電気回線不良
- 換気扇の寿命
上記の原因について詳しく解説します。
それぞれに対処法もあり、自力で解決できることもあるので参考にしてみてください。
原因その1:換気扇の汚れ
換気扇が回らなくなる原因の一つ目は、換気扇の汚れです。
特にキッチンの換気扇が回らなくなる一番の原因として、油汚れの蓄積が挙げられます。
油分を含んだ煙や空気を吸い込むことで、フィルターやファンなどに汚れが付着します。
油汚れが冷え固まることに加えて空気中に漂うホコリが付着し、どんどん汚れが溜まってしまうのです。
放置すると油分やホコリによるベタつきを起こし、換気扇が回りにくくなります。
さらに、蓄積した汚れがファンの回転のバランスを崩し、徐々に軸を歪めてしまいます。
回転軸の歪みが酷くなると換気扇が回らなくなってしまうため、異変を感じたら業者へ相談しましょう。
汚れの放置は軸の歪みだけでなく、金属部の錆び付きを引き起こし、腐食や劣化に繋がります。
こまめなチェックと掃除が一番効果的な対処法です。
原因その2:換気扇が錆び付いている
換気扇が回らない原因の二つ目は、換気扇の錆び付きによるものです。
特にお風呂用など、湿度が多い場所で使用する換気扇は金属部分が錆びやすくなります。
一度錆びてしまうと、金属の腐食や劣化を早めてしまいます。
放置すると、換気扇内部の奥まで錆びが付くこともあるため、注意が必要です。
モーターや配線に錆が及ぶと、発火する危険性もあります。
また、摩擦が発生することで負荷がかかり、軸ずれを起こしたり異音を発したりもします。
機械部分の故障にもつながるため、異変を感じた時は早めに確認し、業者へ相談することをおすすめします。
こまめなチェックと掃除、錆びた部分の補修をすることで使用年数を伸ばすことができます。
モーターや配線などが錆びてしまった場合は自力で解決するのが難しいため、業者への依頼となるでしょう。
原因その3:スイッチの故障
換気扇が回らなくなる原因の三つ目は、換気扇本体ではなくスイッチの故障によるものです。
特に換気扇自体に問題が見られないにもかかわらず、唐突に「回らない」「止まらない」という不具合が起こったときは、スイッチの故障を疑いましょう。
スイッチの配線が断線したり焼き付いたりすると換気扇を動かせなくなるため、速やかな修理が必要です。
何回かスイッチを押していると動く場合は、接触不良を起こしていると考えられます。
無駄にスイッチを押すことで負荷がかかり、別の故障を引き起こしかねないためなるべく早く修理しましょう。
スイッチの故障が原因の場合は、スイッチを修理するだけで解決します。
しかし、電気回線に関わる部分のため、素人が不用意に触るのは危険です。
電気回線に関して詳しくないのなら、業者へ依頼することをおすすめします。
原因その4:電気回線不良
換気扇が回らない四つ目の原因は、電気回線の不良によるものです。
使用中にもかかわらず回転が止まってしまった場合は、電気回線や配線の故障が原因と考えられます。
汚れの放置や湿気による錆が配線にまで及ぶことがあり、電気回線の不良へと至ってしまうのです。
キッチンなど水回りで使用する換気扇は、水が飛んで電気回線がショートしてしまうこともあります。
また、意外と単純な理由はコンセントです。
抜けかけて接触不良を起こしている場合があるため、コンセントの差し込み口も一度チェックしてみましょう。
コンセントを差し込み直すことで改善することがあります。
断線や内部での接触不良など、分解しなければわからない場合は業者に依頼しましょう。
感電の危険性があるため、配線を触るなど、素人判断で手を出すのは絶対にやめてください。
原因その5:換気扇の寿命
換気扇が回らなくなる五つ目の原因は、換気扇の寿命によるものです。
換気扇はほぼ毎日使用するものですが、設置してある場所によってはあまり使わないものもあるでしょう。
しかし、使用してもしていなくても、年数が経っている換気扇は経年劣化を起こしています。
プロペラなど見える部分はわかりやすいですが、内部モーターや電気回線などは劣化が見えにくい部分です。
気がついた時には動かない、ということも多々あるでしょう。
掃除や部品の交換で対応できる不具合もありますが、そもそも換気扇の寿命自体が10年程度といわれています。
修理だけではカバーしきれなくなった時は、買い替えの検討もしましょう。
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換気扇が回らなくなる前兆
換気扇が動かなくなると「急に換気扇が回らなくなった」と思うでしょうが、実際には唐突に壊れたわけではありません。
電気回線の不調の場合には急な症状として現れますが、汚れや錆びなどが原因の場合は徐々に進行していくことが多いです。
そして、換気扇が回らなくなる前には、以下のような違和感や前兆が見られるようになります。
- 換気扇がうるさい
- 換気扇の風量が弱い
上記の前兆に気づけると、完全に動かなくなる前に対処も可能です。
前兆その1:換気扇がうるさい
換気扇を使用する際、うるさく感じる場合は回らなくなる前兆とみて良いでしょう。
「ゴー」「ジー」「カタカタ」「キュルキュル」など、聞こえる異音によって、原因と対処法が変わります。
「ゴー」「ブォー」と聞こえる場合
油などの汚れが溜まっていると聞こえる音です。
掃除で汚れを取り除くことで解決します。
「ジーッ」「ジジジ」と聞こえる場合
錆び付きが原因の異音です。
錆びたパーツのズレから出ている場合と、内部モーターの錆びが原因の場合があります。
パーツの場合は錆び取りによって改善が見込めますが、内部モーターの場合は交換が必要です。
「カタカタ」「カラカラ」と聞こえる場合
モーターの軸ズレ・変形・破損が考えられます。
モーターに関する不調のため、素人では対処ができません。
なるべく早く業者に修理依頼を出しましょう。
「キュルキュル」と聞こえる場合
ファンの潤滑油不足が原因です。
換気扇用の潤滑油を購入し、塗り直すことで解決します。
前兆その2:換気扇の風量が弱い
換気扇の吸い込みが弱いと感じた時は、回らなくなる前兆と考えられます。
簡単にできる風量チェックとして、ティッシュをフィルターにあてがってみましょう。
ペタッと張り付けば大丈夫ですが、落ちてしまうようならかなり吸い込みが弱くなっています。
換気扇が回っているのに風量が弱い場合、ホコリなどの汚れが溜まっています。
本体の汚れだけでなくダクトが詰まっている可能性もあるため、きちんとチェックしましょう。
放置すると、汚れから材質劣化による故障を招いたり発火したりすることもあり危険です。
ダクトなど、自分で掃除が難しいと感じる場所については、業者に依頼する方が確実です。
また、部屋の吸気口が塞がって十分な吸気が行われない場合やモーターの潤滑油不足も吸い込み不良の原因になります。
掃除や吸気などの確認しても改善しない場合は、故障が考えられます。
業者へ修理を依頼し、速やかに改善しましょう。
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換気扇が回らなくなった時にできる対処法
換気扇が回らなくなった時でも、原因がわかっていれば対処ができます。
業者に頼むのが一番確実ですが、費用面などを考慮するとできれば自力で解決したいところです。
そこで、自分でできる対処法として、次の三つを紹介します。
- 油汚れやほこりを掃除する
- 本体のサビを落とす
- モーターの交換
日々のお手入れや大掃除程度の対処法が主になりますが、かなり難しい方法も紹介するので、自力で対応可能な方法を試してみてください。
対処法その1:油汚れやホコリを掃除する
汚れが原因で換気扇が不具合を起こしている場合は、掃除することで解決します。
分解して掃除したことが無い方も、一度はチャレンジしてみましょう。
内部の構造を知ることで、不具合の原因をいち早く察知できるようにもなります。
掃除の際には以下の道具を用意しましょう。
- 雑巾
- 洗剤
- 新聞紙
- ゴム手袋
- スポンジ
- ドライバー
掃除する際は、必ず換気扇の電源を切り、コンセントを抜きましょう。
フィルターを外したら、新聞紙の上に置きます。カバーやファンも外しましょう。
フィルター・カバー・ファンの洗浄は、洗剤を吹き付けて10分程度置き、スポンジで洗います。
お湯ですすぎ、新聞紙の上で乾燥させておきましょう。
換気扇本体は、雑巾に洗剤を付けて拭きます。洗剤の匂い残りが気になる方は、水ぶきすると良いでしょう。
汚れが酷くなければ、台所用の中性洗剤でも十分です。
こまめに掃除することで、大掃除の際も楽になり換気扇の品質劣化も防ぐことができます。
対処法その2:本体の錆を落とす
錆が原因の場合は、錆落としで改善できます。
ただし、モーターや配線に錆が付いてしまった場合は発火の危険性があるため、業者への修理を依頼しましょう。
プロペラファン式とレンジフード式とで手順の違いはありますが、用意するものはおおむね同じです。
- ゴム手袋
- 布・雑巾
- メラミンスポンジ
- キッチンペーパー
- クエン酸水・重曹水
プロペラファン式の場合
ネジと固定金具が錆びやすい部分です。
メラミンスポンジで擦って落ちない場合は、キッチンペーパーにクエン酸水を染み込ませてしばらく貼り付け、再びスポンジで擦ります。
レンジフード式の場合
外装・ネジ・シロッコファンなど、どの部分も傷が付きやすいため、研磨剤入りの洗剤や硬いブラシの使用はやめましょう。
クエン酸水や重曹水につけ置きし、メラミンスポンジや布などで拭き取ります。落ちなければ市販の錆び取り専用スプレーを使いましょう。
いずれにせよ、一度錆びた部分は再発しやすく、品質劣化している可能性もあるため、部品の交換がおすすめです。
対処法その3:【難易度高】モーターの交換
対処法としての難易度は高いですが、自分でモーターの交換も可能です。
チャレンジする場合は、以下に挙げる用具などの準備を整え、怪我などに十分注意しましょう。
- 雑巾
- 新聞紙
- ゴム手袋
- 新しいモーター
- ドライバーなどの工具
事前準備として、コンセントを外す、汚れ防止の新聞紙を引いておくなどしましょう。
プロペラファン式の場合
換気扇カバー・プロペラを取り外し、換気扇本体を引き出して外します。
床に置き、モーターを取り外したら、新しいモーターを取り付けます。スイッチが一体化しているタイプの場合は、一緒に取り付け作業を行いましょう。
一旦換気扇のプロペラを取り付け、回ることを確認したら、プロペラは外しておきます。
シャッターとスイッチを連動させる金具が付いていることを確認し、換気扇を枠に戻します。
カバーやプロペラを取り付けて完了です。
レンジフード式の場合
フィルター・ファンのカバー・シロッコファンを取り外します。
モーターが出たらネジを外し、本体と接続されているコードを外します。新しいモーターのコードと本体を接続し、取り付けます。
ファン・ファンのカバー・フィルターなどを戻して完了です。
どちらの場合も、取り付けが終了した後は正常に作動するか確認しましょう。
作業スペースが狭い場合もあるため、自力での交換が難しいと感じた時は無理をせず業者へ依頼するのがおすすめです。
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【場所別】換気扇が回らない時の対処法
換気扇は家の中、様々な場所に取り付けられているため、不具合が起きた時の原因と対処法もそれぞれ変わります。
次に挙げる三か所は、ほとんどの家に設置されている換気扇です。
- キッチン
- トイレ
- お風呂
それぞれの換気扇が回らない時の対処法を解説します。
キッチン
キッチンの換気扇が回らなくなる一番の原因は、油汚れとホコリです。
そのため、大抵はきちんと掃除することで解消できます。
しかし、蓄積した汚れが機械への負荷をかけ、回転軸を歪めてしまうことで不具合が起きることもあります。
長年放置して錆び付いたり、水濡れなどによる配線の不具合は、自力では対処できない場合もあるため、手に負えない時は業者に依頼しましょう。
こまめな掃除を心がけることで、不具合の早期発見にも役立ちます。
トイレ
トイレの換気扇の不具合は主にホコリ汚れと経年劣化によるものです。
ホコリ汚れが原因の場合は掃除することで解消します。
掃除しても動かない場合は経年劣化による故障が疑われるので、業者へ修理依頼を出しましょう。
また、動作確認や掃除のために便座に乗りがちですが、バランスを崩す危険があり、便座割れなどの故障の可能性もあります。
作業をする際には脚立や丈夫な椅子を用意し、安全面にも注意しましょう。
お風呂
お風呂の換気扇で多いのは、湿気や汚れ・経年劣化による不具合です。
汚れているだけなら掃除すると解決しますが、それでも動かない場合は経年劣化での故障が考えられます。
お風呂場は湿度も高く、部品の錆び付きを起こしやすい場所です。
モーターや配線が錆びた場合は、無理をせず業者へ相談しましょう。
また、動作確認や掃除する際には、滑らないよう足元に注意してください。
高い場所に設置されていて不具合の確認しづらい場合も、業者に見てもらう方が安全です。
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換気扇が回らないのを放置しておくのは危険!
換気扇が回らない時、「窓があるから換気は大丈夫」と放置している場合もあるでしょう。
しかし、不具合を放置し続けると、以下のような危険なトラブルへと発展しかねないため注意が必要です。
汚れを放置すると、掃除が大変なだけでなく、錆び付きの要因にもなります。
錆や劣化が酷くなれば修理で対処できなくなり、総取り替えするしかない、という状況にもなりかねません。
換気がうまくいかなくなると、ホコリが溜まり、室内温度が上がります。
湿気も排気されにくくなるためカビの発生やダニの繁殖を招き、ハウスダストによる健康被害が懸念されます。
キッチンの換気扇は油を多分に含んだ煙などを排気するため、汚れが蓄積すると悪臭を発生させたり、害虫の餌となって呼び寄せてしまうことがあります。
ダクトやモーター付近などにホコリが溜まっていると、何かの拍子に発火する可能性があり大変危険です。
家や人体まで影響するトラブルを起こさないよう、早めの対策を取りましょう。
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換気扇の修理に必要な料金相場は?
自力での対処が難しい方や確実性を求める方は、業者に依頼することになるでしょう。
修理を依頼する場合、必要な料金は修理部分によって変わりますが、修理費用+工賃で1〜2万円程度が相場になります。
換気扇を交換する場合にかかるのは、本体代金+7,000円〜3万円程度の工事費です。
また「プロペラファン式からレンジフード式に変えたい」「換気扇の位置を変えたい」など、形状の違う換気扇への交換の場合は、さらにリフォーム代が加算されます。
プロペラファン式を交換する場合は、本体と工事費を合わせて3万〜4万円程度見ておくと良いでしょう。
レンジフード式の場合は、本体の機能によって値段が大きく変わります。
本体代金だけでも1万円代から20万円に近いものまで様々です。
交換することになった時に迷わないよう、自分がどの程度の機能を求めているのかはっきりさせておくと良いでしょう。
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換気扇が回らなくなった時はどこに依頼する?
換気扇が不具合を起こした際、掃除や錆び落としなどの対処では改善されないこともあります。
自分の手に負えないと思ったら、速やかに業者へ依頼しましょう。
換気扇の故障や経年劣化により部品や本体を交換する必要がある場合、DIYはおすすめできません。
なぜなら、配線作業を行うには電気工事士の資格が必要です。無資格者が本体の交換などをすると、電気工事法により罰則が課せられることもあります。
怪我の危険性もあるため、必ず業者へ相談しましょう。
業者に頼めば、資格も持っており専門知識も豊富なので安心です。
賃貸の場合は、まずはオーナーか管理会社に連絡し、対応してもらいましょう。故障の原因が経年劣化など、入居者の過失ではない場合はオーナーが費用を負担してくれます。
自分で勝手に修理を行ったり業者に頼んでしまうとトラブルにもなるので注意しましょう。
基本的に、賃貸での修理費用はオーナーの負担ですが、入居者側に原因がある場合は入居者が費用を負担しなければいけません。
故意に傷つけた場合は当然ですが「掃除中に誤って壊してしまった」「掃除を怠り不具合を起こした」という場合も入居者側の原因となるので注意が必要です。
自分で業者へ依頼する場合も、必ずオーナーや管理会社へ報告して許可をもらいましょう。
物件によっては、業者を手配してくれたり、修理費用を負担してくれる場合もあります。
保証期間内ならメーカーや家電量販店もあり
換気扇が故障した時、保証期間内であればまずはメーカーに相談・依頼するのが一番です。
場合によっては無料で交換してもらえることもあります。保証期間や保証内容をチェックしておきましょう。
家電量販店やホームセンターでも依頼を受け付けている場合があります。
また、購入した店舗やリフォーム業者によっては、メーカーの保証に加えて期間の延長を設けているところもあるため、どこで購入・施工したかの内容確認が大切です。
おすすめはリフォーム業者
換気扇の保証期間が過ぎている場合は、リフォームの専門業者に依頼するのがおすすめです。
リフォーム業者は施工する際、室内全体や家全体でのバランスやデザインに留意してくれます。
そのため、「部屋のデザインに合わない」「大きさが変」「吸排気のバランスがおかしい」といったトラブルを未然に防ぐことが可能です。
しかし、酷い業者に当たってしまうとサイズや吸排気が合わない換気扇を設置した挙句、不具合に対応してくれないこともあるため業者選びには注意しましょう。
リフォーム業者へ依頼する場合、取り扱っている換気扇の種類が豊富であったり、保証期間延長などのアフター保証も充実しているのが魅力です。
特に保証に関しては重要で、費用は多少かかったとしてもしっかりとした保証を提示してくれる業者が良いでしょう。
見積だけなら無料でしてくれる業者も多いので、手間はかかりますが、複数の業者をよく比べることが大切です。
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失敗しないリフォーム業者の選び方
換気扇の修理や交換を業者に依頼する場合、注意して業者を選ばないと、施工後にトラブルが発生したという事例もあります。
そこで、押さえておくべきポイントとして、以下の二点を紹介します。
- 資格の有無を確認
- 保証が充実している業者を選ぶ
それぞれ詳しく解説しますので、業者選びの参考にしてください。
資格の有無を確認
業者に換気扇の修理や取り替えを依頼する場合、必ず確認するべきことがあります。
それは「電気工事士」の資格の有無です。
配線作業や電気工事を行うには危険が伴うため、法律上においても資格が必須になります。
しかし、中には無資格で施工を行う業者も存在するのです。
料金が安く設定されていることが多く、一見お得に思えますが、感電や火災を引き起こす可能性もあるため注意しましょう。
きちんとした業者であれば、責任者や担当者が名前と共に保有している資格を教えてくれます。
名刺に資格が記載されていることも多いです。
しかし、緊張して聞きそびれることや業者側からの説明が忘れられている場合もあるので、不安に感じた時は遠慮せず資格の有無を確認しましょう。
保証が充実している業者を選ぶ
リフォーム業者を選ぶ際には、保証内容が充実しているかどうかも重要ポイントです。
一社だけの情報だけで終わらず、必ず数社を見比べてみましょう。
例えば、工事費は同じでも保証期間が違っていたり、アフターケアの内容が違っていたりします。
見積もりは無料で出してもらえることが多いので、気になる業者にはどんどん見積もりをお願いしましょう。
また、ネット上での口コミや評価を見るのもおすすめです。
良い評価と悪い評価の両方を見比べて、どういう状況の場合にトラブルが起きたのか、その後のケアはどうしたのかなどを確認しましょう。
料金面だけを見て選んでしまうと、施工後に不具合が起きた際の保証が無いなど、さらなるトラブルへと繋がりかねません。
そのため、アフターケアなどの保証内容を確認することが特に大切です。
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換気扇が回らない場合は適切な対応を!
毎日のように使用する換気扇が回らなくなると、匂いや湿気が排出されず、様々なトラブルの元になってしまいます。
換気扇の不調は、掃除や錆び取りなど自力で解決できる場合も多数ですが、定期的な掃除や確認することが一番の対策であることを覚えておきましょう。
ただし、配線部分や本体の寿命などで素人には手が出せなくなることもあります。
その場合は放置せずに、なるべく早く業者へ相談・依頼を出しましょう。