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トーヨーキッチンの評判は?価格や魅力・注意点を紹介

有数の高級キッチンメーカーとして憧れられている、トーヨキッチンスタイル。
「トーヨーキッチンの購入を検討しているけど、評判が気になる…」
「トーヨーキッチンの評判・魅力を知りたい」
このような疑問を抱えているキッチンリフォーム希望者は、きっと多いでしょう。
この記事では、トーヨーキッチンの商品に関する基本情報や評判を詳しく解説します。
商品を導入する魅力・注意点や価格の相場が記事を見れば分かります。トーヨーキッチンの商品を購入しようか迷っている方は、ぜひ本記事を読んで、リフォームするか否かを決めてください。
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目次
トーヨーキッチンはデザイン性に特化したブランド
トーヨーキッチンスタイル(以下「トーヨキッチン」)が大切にしているテーマは「キッチンとインテリアの融合」です。
アートのような美しさ・存在感のあるデザインと生活に合わせた機能性をあわせ持った製品を提供しています。
オリジナルデザインである「3Dシンク」「エアフロー」をはじめ、ほかにはない設計の製品を販売しているのが、このメーカーの特徴です。よって、独自性の高いデザインのキッチンを求める方に適しているといえるでしょう。
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トーヨーキッチンの魅力
まずはトーヨーキッチンの魅力を紹介します。
- デザイン性に優れた美しいステンレスキッチンが手に入る
- 作業スペースを広く保てる3Dキッチンを利用可能
- キッチンが足付きのため掃除がしやすい
それぞれの特徴をしっかりと理解し、このメーカーがご自身に合っているかを確認しましょう。
1.デザイン性に優れた美しいステンレスキッチンが手に入る
出典:トーヨーキッチンスタイル公式サイト/DOOR PANEL
厳選された美しいデザインが光るステンレス製品が、トーヨーキッチンの売りです。
出典:トーヨーキッチンスタイル公式サイト/DOOR PANEL
ほかにはないデザイン・造形のキッチンを選んだり、オーダーでさまざまなディテール・模様を付けられたりします。
さまざまなキッチンスタイルを選択できたり、ワークトップ・キッチン扉のデザインを変更したりできるのもこのメーカーの魅力です。
キッチンハンドルなどの細かい部分まで自身の理想を追求できるため、ハイエンドモデルを選べばとことん自分好みのキッチンをデザインできるでしょう。
個性的で洗練されたキッチンが多いため、ほかにないデザインのキッチンを購入したい方はぜひトーヨーキッチンを選んでください。
2.作業スペースを広く保てる3Dシンクを利用可能
トーヨーキッチンはシンクの中で調理を可能とする機能「3Dシンク」を取り扱っているメーカーです。
3Dシンクの魅力は主に3つあります。
- シンクにスライド式で作業台を搭載し広々とした作業スペースを確保する
- 作業動線が広がり左右に動く必要がなくなる
- シンク内で調理するためキッチン台が汚れなくなる
シンクの上段・中段・下段を使い分けて作業できる3Dシンクを使えば、シンクを立体的にフル活用できます。
他社製品では洗い物のみにしか使えないシンクを調理に使えるのは、他社には中々ないメリットです。
調理台プレートの耐荷重は100kg。そのため、ワークトップと同じように使える頑丈さを実現しています。
トーヨーキッチンでしか購入できない3Dシンクに魅力を感じた方は、ぜひ製品購入を検討してください。
3.キッチンが足付きのため掃除がしやすい
トーヨーキッチンの商品には、家具のような足がついています。
足つきキッチンがもたらすメリットは、主に以下の5つです。
- キッチンの通気性が上がりカビが生えにくくなる
- キッチン下につま先が入るため近い距離で作業しやすい
- キッチン下の掃除がしやすい
- 高身長者への姿勢負担が軽減される
- インテリアと調和しやすい
このメーカーの製品を使えばキッチンまわりの清潔を保てるうえに、高身長の方が身体を傷めにくくなります。
「身長が高く今のキッチンを使うと身体が痛くなる…」
そう悩んでいる方は、トーヨーキッチンの足つき調理台をぜひ購入してはいかがでしょうか。
キッチンの下の視線が奥に抜けるため、リビング・ダイニングがより広く感じられます。重厚感のあるトーヨーキッチンも重くなりすぎず、家具のようなインテリアとして溶け込むでしょう。
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トーヨーキッチンの製品は7タイプ
ここでは、トーヨーキッチンにある7タイプの製品を紹介します。
- BAY(ベイ)
- BAYCUBE(ベイキューブ)
- BAY EXCLUCIVE(ベイ エクスルーシブ)
- iNO(イノ)
- CARO2(キャロ2)
- PUTTON(プットン)
- FINESSE(フィネス)
各キッチンを詳しく解説するので、このメーカーの商品が気になる方は必見です。
1.BAY(ベイ)
トーヨキッチンのなかでも比較的求めやすい価格帯が特徴のスタンダードキッチンが、「BAY(ベイ)」です。
価格 | 税込499,070円~ |
---|---|
デザインの種類 | テンプレート:6種類 キッチンスタイル:3種類 |
オプション | 全種類選択可能 |
特徴 | ・3Dシンクやオーブンレンジ、食器洗い乾燥機などのオプションが充実 ・テンプレートやキッチンスタイルの選択肢も多い ・調理台の中で料理完結できる「パラレロ」が導入可能 |
「ゼロ動線キッチン」「エアフロー」など、トーヨキッチン独自の人気機能をBAYには搭載可能です。
安さとデザイン性の良さ、使用の快適さをあわせ持つ製品で、高級価格帯に手を出せるほどには予算に余裕がない方にも適しています。
2.BAYCUBE(ベイキューブ)
四方から調理できるデザインが魅力の商品が「BAYCUBE」です。
価格 | 税込443,800円~ |
---|---|
デザインの種類 | テンプレート:なし ドアカラー:31種 |
オプション | ・レンジフード ・IHクッキングヒーター ・食器洗い乾燥機 ・各種収納 |
特徴 | ・すべての箇所に手が届く「ゼロ動線」と四方から調理可能な「無方向レイアウト」が魅力 ・3Dシンクとキッチン専用の脚AF(エアフロー)を搭載 ・レンジフードや収納などのオプションを利用可能 |
小さな正方形をしたBAYCubeは、キッチンすべての箇所に手が届き調理可能な「無方向レイアウト」「ゼロ動線」を実現したモデルです。
搭載可能なオプションは少なめですが、省スペースで高機能かつ高いメンテナンス性を実現しています。
3.BAY EXCLUCIVE(ベイ エクスルーシブ)
出典:トーヨーキッチンスタイル公式サイト/BAY EXCLUCIVE
高い性能・エレガントな質感を追求した、[text style=”15″]オンライン注文限定のキッチンが「ベイエクスルーシブ」です。
価格 | 税込140万円程度 ※モデルケース選択時 |
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デザイン | オーダーメイド組み合わせ形式 ※ベースキッチンプランは4種類 |
オプション | すべて選択可能 |
特徴 | ・スパークル シャドウドアなどのほかにはないデザインが充実 ・オンライン限定のキッチンプランからオーダーメイドでキッチンを作成可能 ・大型の引き出し収納で調理器具をラクラク収納 |
価格は選択したキッチンプランにより異なるため、専用サイトでの見積もりを行いましょう。
4.iNO(イノ)
レイアウトが豊富な最上級タイプが「iNO」です。
価格 | 税込831,710円~ |
---|---|
デザインの種類 | テンプレート:10種類 キッチンスタイル:10種類 |
オプション | すべて選択可能 |
特徴 | ・シンクを調理台として使える「パラレロ」を搭載可能。ワークトップを汚さずに調理ができる。 ・IHコンロや食器洗い乾燥機、オーブンレンジなど多彩なオプションが搭載できる ・ワークトップやキッチン扉、ハンドルなどのデザインを10種のテンプレートから選択可能 |
ほかのモデルでは選択できない「4Dシンク」や、さまざまなオプションを選べるのがiNOの特徴です。
本製品の購入者限定の「iNOClub」に入会すれば10年間の保証も利用できるため、長くキッチンを愛用できるのもうれしいポイントといえるでしょう。
5.CARO2(キャロ2)
13色の中からカラーを選択可能な「キャロ2」は、トーヨキッチンのなかでももっとも安価なシリーズ商品として人気です。
価格 | 税込352,330円~ |
---|---|
デザインの種類 | テンプレート:オーダーメイド キッチンスタイル:3種類 |
オプション | 2種類 |
特徴 | ・キッチンのカラー、サイズ、シンク位置を組み合わせオーダー可能 ・ステンレスの美しいワークトップやマルチシンクを搭載 |
シンク上下を立体的に使える「2Dシンク」を搭載しているのが、キャロ2の特徴です。
野菜の水切りや汚れた調理器具のストックが行えるため、調理がさらに快適となるでしょう。
6.PUTTON(プットン)
既存のテーブルへ乗せて使用できる、カスタマイズ性が高いキッチンパーツが「プットン」です。
価格 | レンジパーツ:118,800円~ シンクパーツ:306,900円~ ※いずれも税込 |
---|---|
デザインの種類 | レンジパーツ:6種類 シンクパーツ:5種類 |
オプション | すべて選択可能 |
特徴 | ・加熱パーツやシンクパーツを既存のテーブルなどに組み合わせキッチンを作れる ・機能させるためには置くためのテーブルが必要なため注意 |
各パーツを組み合わせ、簡単に自分のオリジナルキッチンを作れるのがプットンの魅力です。
事前に用意したお好みの台にパーツを乗せれば、自分だけのキッチンがすぐに完成します。
7.FINESSE(フィネス)
「FINESSE」は、世界のデザイン賞 2冠を達成した、洗練された高品質なキッチンです。
価格 | 税込5,511,000円~ |
---|---|
デザインの種類 | 1種類 |
オプション | – |
特徴 | ・透明感のあるデザイン ・継ぎ目のないレンジフード |
コンセプトは「収納するキッチンから、魅せるキッチンへ」。
引き出しの中に収納されている調理器具やテーブルウエアなどのシルエットが美しく浮かび上がる、透明感あふれるデザインが特徴です。
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トーヨーキッチンの評判・口コミを紹介
「トーヨーキッチンの商品については分かったけど、実際の評判はどうなの?」
記事をここまで読んで、そう感じた方もきっといるでしょう。
上記の疑問を解決するために、このメーカーの商品を購入した方の実際の口コミ・評判を、ここでは紹介します。
実際に購入した方のリアルな評判がわかるため、トーヨーキッチンの商品を購入しようか迷っている方は必見です。
BAYの評判
親子で楽しめる広々としたキッチン
リフォーム担当者からの評判:ワークトップを拡張した「カウンタータイプ」を採用することで、作業スペースが増えたため、家族みんなでフレキシブルに使える空間になっています。(中略)リビングダイニングにボリュームが出ることで、スタイリッシュなキッチンが主役となる居住空間が生まれています。
ゆとりのある壁付けキッチン
リフォーム担当者からの評判:ダイニングテーブルを中央に配置したため、キッチンは壁付けタイプをプランニングしています。
楽に移動できる卓上IHを愛用されており、キッチンのワークトップに加熱調理機は備えていません。これにより[text style=””]9広々としたワークトップ[/text]が叶い、「3Dシンク」と「ガゲナウ」の食洗機が備えられました。
ゆとりと機能性が備わり、いつまでもキッチンに立っていたくなるような居心地のよさが生まれています。
BAYCUBEの評判
日常の中の“ちょっとした時間”を大切にするために
食をまかなうキッチンが重要。すべての面が正面で、前も後ろもない『BAY CUBE』なら、キッチンを中心に自然なコミュニケーションが生まれるのでは。そう思って、このキッチンを選びました。
キッチンにはカウンターもあるので、食事以外に、仕事もできるのが魅力です。この家での暮らしはこれからですが、わが家の場合、例えばカウンターで仕事をする主人とダイニングで宿題をする子どもたちが、自然におしゃべりができるといいなと思います。
iNOの評判
住まいの中心は、このキッチン
キッチンでありながらインテリアとして、とても魅力的。そして見た目がいいだけではなく、使い勝手が細部まで考え抜かれていて、設備や仕様を選んで自分の理想とするキッチンにカスタマイズできるのも大きな魅力でした
機能性と空間的なバランスの両方を実現
アイランドキッチンを配置したいがLDKはあまり広くなく、キッチンを迷っていたときに、トーヨーキッチンスタイルのゼロ動線キッチンに出会い、これなら思い描く理想のLDK空間にできると思い、採用しました。まさにトーヨーキッチンスタイルありきの空間です。
ゼロ動線キッチンでコンパクトに収めることにより、機能性の充実と全体的な空間的なバランスが取れました。
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トーヨーキッチンの注意点
優れたデザインが魅力のトーヨーキッチン製品ですが、デメリットも存在します。
価格が非常に高い
トーヨーキッチンの商品価格帯は、最低でも40万円台からになります。上級モデルとなると、購入に250万円以上を要するケースもあるようです。
主なキッチンメーカーの製品価格と、トーヨーキッチンの価格を比較すると以下表の通りです。
メーカー名 | 価格帯 |
---|---|
TOTO | 647,000~1,609,800円 |
クリナップ | 581,150~2,209,500円 |
タカラスタンダード | 530,000~2,210,000円 |
トーヨーキッチンスタイル | 426,400~2,448,000円以上 |
データ出典:積算ポケット手帳 設備編 2022-2023 p.225-231
購入費に工事代などを追加すると、さらに掛かるお金は高くなります。
キッチンのリフォームに極力お金をかけたくない方は、他社メーカー品の方がよいかもしれません。
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まとめ
トーヨーキッチンは個性的なキッチンを多数売り出しているメーカーです。
圧倒的な高級感のある意匠、美しさと利便性をあわせもつシンクや足つきの調理台、オーダーメイド可能なワークトップなど、他社にはないデザインのキッチンを多数取り扱っています。
「ほかの誰ともキッチンのデザインをかぶらせたくない!」
そう願う方は、記事を参考にしてぜひトーヨーキッチンの商品を購入し、キッチンをリフォームしてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。