【2025年最新】上田市のリフォーム補助金・助成金制度は？申請方法や注意点も解説！

上田市にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体から出る補助金を使って費用を安くできる可能性があります。

本記事では、上田市にある内装・外装リフォームや耐震化・省エネ化改修などの工事に出る補助金制度と、補助条件・金額の決まり方などを役所・役場の情報よりもやさしく解説します。

「リフォーム補助金の一般知識」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

上田市のリフォーム補助金の一覧

上田市にある住宅リフォーム等を対象にした補助金制度は、以下の7制度です。

※表内の制度名を押下すると解説箇所にジャンプします。

①空き家バンク利用者引越・改修工事費用補助金

上田市の空き家バンク利用者引越・改修工事費用補助金は、「上田市空き家バンク」を利用し、物件を購入した方の、引越し費用及び改修工事をする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の2分の1（上限50万円）です。

補助金については通常、20万円を限度と、移住者の場合は50万円とします。必ず引越し及び改修工事に着手する前に事前相談をお願いします。

②結婚新生活支援事業補助金

上田市の結婚新生活支援事業補助金は、婚姻に伴う新生活を開始する際の経済的不安の軽減を図るため、新婚世帯が住宅の取得やリフォームをする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の10分の10（上限60万円）です。

補助額は夫婦の年齢により異なります。婚姻日の夫婦双方の年齢が39歳以下の場合は上限30万円、29歳以下の場合は上限60万円です。

③木造住宅耐震改修工事等補助事業

上田市の木造住宅耐震改修工事等補助事業は、1981年5月31日以前着工の木造在来工法住宅を対象に、耐震診断や耐震補強工事を実施する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の5分の4（上限115万円）です。

2005年6月1日以降に増築、改築を行った住宅は対象にならない可能性があります。また、改修工事と同時に行うリフォーム工事や外構工事及び耐震設計にかかる費用も対象になりません。

④地球温暖化対策設備設置費補助金

上田市の地球温暖化対策設備設置費補助金は、住宅に太陽光発電システムや定置型蓄電システムなど地球温暖化対策設備を設置する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の10分1（上限8万円）です。

補助金額は対象設備により異なります。例えば、住宅用太陽光発電システムは上限78,000円、定置型蓄電システムや電気自動車等充給電設備は上限60,000円です。

⑤空き家セカンドユース事業

上田市の空き家セカンドユース事業は、市内の空き家を所有者がリフォームして賃貸物件として利活用する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の2分の1（上限50万円）です。

申請年度に賃貸借契約を締結して5年以上賃貸することが条件です。

⑥信州健康ゼロエネ住宅助成金

上田市で使える信州健康ゼロエネ住宅助成金は、既存住宅において断熱性能を向上させるリフォーム工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の20%（上限140万円）です。

ZEH化リフォームなら最大140万円、健康省エネリフォームなら最大50万円が支給されます。

⑦住宅耐震改修上乗せ補助（住宅耐震化緊急加速事業補助金）

上田市で使える住宅耐震改修上乗せ補助（住宅耐震化緊急加速事業補助金）は、住宅の耐震化を加速することを目的に、市町村の補助を受けて耐震改修を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は市町村の補助額に加算（上限50万円）です。

耐震改修に要する費用から、市町村が補助する額を除いた金額に50万円を上限に補助します。

上田市のリフォーム補助金の申請の流れ

リフォーム補助金の支給は、多くの自治体で先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています。
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。

手続きにかかる期間

補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。

• 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月～1ヶ月半
• 申請から支給決定通知は約3～4週間
• 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月

 

自治体によってて多少異なる場合があります。詳細に知りたい場合は各制度の担当課まで問い合わせください。

申請手順

実際の補助金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

1. 役所への事前相談
2. 見積もりを取る
3. 必要書類を入手
4. 必要書類を提出
5. 審査結果の通知
6. リフォーム工事の契約・開始
7. 実績報告書と請求書を提出
8. 補助金の振込み

Step 1：役所への事前相談

リフォーム工事をしたい住宅の情報をあらかじめ自治体の担当課に伝え、制度対象となるかを確認します。
相談前には老朽化の状況を写真に取るなどしておくとより良いでしょう。

Step 2：リフォームの見積もりを取る

リフォーム補助金の申請には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
そのため、業者を呼んで現地調査・見積もり取得をこの段階で行う必要があります。

業者を呼んでから見積もり書の取得には1ヶ月～1ヶ月半かかることもあります。
見積もり取得にかかる時間を考えると、事前相談より先に見積もり依頼を行うのもよいでしょう。

必要書類を入手

自治体のウェブサイトにいくと申請書類がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

様式は補助金制度の担当課（多くは建築関係、都市整備関係）の窓口などでも入手できることもあります。

申請書類を提出

手配・記入が終わった申請書を、窓口か郵送で提出します。
多くの自治体は、申込みは予算内での先着順になっています。多くは新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

審査結果の通知

役所への申請からおおよそ3～4週間後、審査結果と申請が通った場合は着工の許可がでます。
通知方法ははがき等の郵送か、抽選結果の掲示（役所窓口・ウェブ上など）で行われることが多いようです。

リフォーム工事の契約・開始

この段階でリフォーム工事を開始します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、必要に応じて確保しましょう。

実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書や請求書を作成し、提出します。
工事完了日から1ヶ月程度の提出期限が設けられていることが多いのでご注意ください。

補助金の振込み

完了報告後、不備等がなければ約1ヶ月ほどで補助金が振り込まれます。

上田市のリフォーム業者の探し方

上田市にお住まいの方でリフォーム業者の心当たりがない方向けの無料の相談窓口があります。

• 上田市内の優良業者の紹介
• 上田市内のリフォーム工事の適正金額・相場
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まとめ

以上、上田市のリフォーム補助金制度と、申請時に気をつけたい注意事項についての解説でした。

住宅リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家の場合の適正費用をチェックしたり、業者からの相見積りを手軽に取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。