株式会社ファーバルデザイン

当初は大手ハウスメーカーで建て替え計画を進めていましたが、計画中の資材価格高騰により予算を大きく超えてしまい、既存建物を活かしたリノベーションへ方針を変更されました。 お施主様が求められたのは、余計な装飾を省いた落ち着きのある空間と、細部まで丁寧につくり込まれた住まいでした。また、室内と庭がゆるやかにつながる一体感や、自然素材の質感を感じられる暮らしをご希望されていました。
視線の抜けや素材の連続性を意識し、内と外が自然につながる空間構成を計画しました。さらに、間接照明を効果的に取り入れることで、時間帯によって表情が変わる、心地よく落ち着いた住まいを目指しました。 建て替えではなく「再生」という選択だからこそ、この住まいが持つ価値や記憶を受け継ぎながら、お施主様の理想を一つひとつ丁寧に形にし、新築とは異なる魅力と深い愛着を感じられる住まいを実現しました。 2×4工法のユニット工法による建物であったため、まず既存建物の構造を正確に把握することから計画を始めました。どの壁が構造上重要な役割を担っているのか、どこまで改修できるのかを丁寧に見極め、構造的な安全性を確保したうえでプランを検討しています。 また、既存建物の魅力を活かしつつ、お施主様が求めた静かで心地よい住空間を実現しました。

リフォーム会社からのコメント
余計な装飾を削ぎ落とすことで、素材や光が引き立つシンプルな空間構成を目指しました。