リフォームする箇所を選ぶ
ハウステック「マルーレ」の特徴は?価格やオプション機能もご紹介!

ハウステックの「マルーレ」は、たっぷりしまえる収納力に加え、高級感あふれるデザインバリエーション、使いやすさの工夫が詰まった新しいスタイルのキッチンです。
毎日使うキッチンなので、使いやすさは必ず欲しいポイントでしょう。
そこで本記事では、マルーレの使いやすさをご紹介するために以下の内容をまとめました。
- マルーレの他社より優れたところは?
- マルーレのキッチンにするといくらかかるのか?
- マルーレの口コミや評判は?
マルーレにリフォームした事例なども紹介していくので、導入後の生活をイメージしやすいはずです。ぜひ、読んでみてくださいね。
尚、こちらの記事での価格・耐用年数は執筆時点の情報をもとに紹介しています。
【関連記事】
>>はじめてのキッチンリフォームガイド
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
目次
ハウステック「マルーレ」の特徴
ハウステックの「マルーレ」は、社員が本当に欲しいものづくりをコンセプトに、お客様に届けたいキッチンを開発しました。
2つのセレクションによっても、標準装備の内容が異なります。
パーツごとの特徴は以下の通りです。
パーツ名 | 性能・特性 |
---|---|
アレンジスライド | デッドスペースを使いやすい収納に変える |
除菌手間らくゴミカゴ | ぬめりやニオイを防ぐ銅製のゴミカゴ |
マルチナシクコート | 段差やステップを減らし掃除がしやすいシンク |
タッチレス水栓 | センサー使用で手をかざすだけで吐水&止水 |
ラビットフロー | シンク内のゴミクズを一気に流せるシンク構造 |
アレンジスライド
マルーレのキッチンは、収納量が豊富なだけでなく、使いやすさにもこだわった出し入れ楽々なキャビネットが特徴です。
デッドスペースになりがちな引き出し上部の空間に、棚板感覚で引き出しを追加でき、さらに収納力がアップしました。
工具を使わず簡単に位置を調整でき、棚を引き出せるので、のぞきこんだりかがんだりする必要がありません。
収納する物に合わせて、高さや奥行きもアレンジ自在なので、さまざまなライフスタイルや家族構成にも対応できます。
除菌手間らくゴミカゴ
キッチンは長く使っていると、排水口の嫌なニオイがぬめりが発生します。
マルーレは、水に触れると銅イオンが発生する効果を取り入れた、銅製のゴミカゴ「除菌手間らくゴミカゴ」を採用しています。
銅イオンには、ニオイやぬめりの原因菌の増殖を抑える効果がありますよ。
使用しているうちに銅特有の黒ずみはできますが、菌の増殖を抑える効果は持続するので、定期的なお手入れで快適に使用できるでしょう。
マルチナクシコート
一般的なシンクは、アイテムを受けるためのステップが多く、溝やスミに汚れが溜まりがちです。
マルーレは、シンクにおいてアイテムを受ける段差やステップを可能な限り減らし、お掃除の手間を減らしました。
さらに、ワークトップとシンクの接合部分をシームレス加工にし、汚れてもサッと拭き取るだけで溝に汚れが入り込むこともありません。
タッチレス水栓
通常の蛇口の場合、栓をひねらなければ水を出したり止めたりできないので、手が汚れている時などは触れるのに躊躇してしまいます。
ですが、マルーレはタッチレス水栓を標準装備しているので、蛇口に触れることなく吐水・止水ができます。
汚れていたり、泡だらけになっていたりする手でも、かざすだけで水が出るので、水栓をいつも清潔で安心な状態に保てるでしょう。
ラピッドフロー
従来のシンクは、排水口への勾配が約3°となだらかな傾斜のため、シンク内のゴミを流すのに時間がかかりました。
ですがラピッドフローは、シンク側面に近いほど急勾配になるよう変化をつけ、最大勾配を約5°に調整したことで、排水口への大きな水流ができました。
この構造のおかげで、シンク内の汚れや野菜くずなどのゴミを一気に流しやすくなっています。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
ハウステック「マルーレ」の価格
ハウステックの「マルーレ」の本体価格は、88万円〜250万円ほどです。
キッチンの価格は、パッケージプランや食器洗い洗浄機の有無、間口の幅によって変わってきます。
ここでは、5つのパッケージプランを食洗機なしの価格でご紹介します。
ブラックセレクションI型・アイランド
たっぷり物がしまえるマルーレの中でも、黒を基調とした上質で高級感がある空間作りができるブラックセレクションシリーズのI型キッチンです。
アクリル系人工大理石のワークトップや、マルチナシンクコートが標準装備されています。
ブラックセレクションI型の食器洗い乾燥機なしプランの本体価格は、167万円〜177万円ほどです。
▼価格表
サイズ | 価格(税抜) |
---|---|
210cm | 1,677,600円 |
225cm | 1,711,700円 |
240cm | 1,728,900円 |
255cm | 1,736,200円 |
270cm | 1,773,100円 |
I型スライドタイプ
一番シンプルな形のキッチンで、引き出しの種類を「MAXスライド」「ソフトスライド」「シンプルスライド」の3つから選べるパッケージプランです。
人工大理石のワークトップとマルチナシンクコート、タッチレス水栓が標準装備されています。
Iスライドタイプの本体価格は、103万円〜156万円ほどです。
食器洗い乾燥機なしプランで一番価格の安いシンプルスライドの引き出しタイプの価格を、以下の表にまとめました。
▼価格表
サイズ | 価格(税抜) |
---|---|
210cm | 1,030,500円 |
225cm | 1,059,200円 |
240cm | 1,071,300円 |
255cm | 1,079,200円 |
270cm | 1,115,500円 |
I型開き扉タイプ
基本のキッチンの形であるI型の開き扉タイプのプランです。
キャビネットは2種類あり、コンロキャビネットとシンクキャビネットの組み合わせで、ひとつのキッチンになります。
ワークトップはポリエステル系人工大理石が標準装備で、全6色のカラーから選べます。
I型開き扉タイプの本体価格は、88万円〜135万円ほどです。
▼価格表
サイズ | 価格(税抜) |
---|---|
210cm | 889,400円 |
225cm | 902,000円 |
240cm | 910,400円 |
255cm | 918,000円 |
270cm | 954,300円 |
ワイドカウンター
ワイドカウンターは、奥行きが97cmと広くなっているので、十分なワークスペースが確保されているキッチンです。
アイランドキッチンや対面式キッチンとしても使え、リビング側はパネルや開き扉などが選べるようになっています。
コンロ前につけるスクリーンも標準装備の物があり、リビング側への油ハネの軽減、目隠しにもなります。
食器洗い乾燥機の有無、リビング側の仕様、引き出しのタイプにより価格が変わるので、食器洗い乾燥機なしでリビング側をパネルにした場合の価格をまとめました。
▼価格表
サイズ | 引き出しのタイプ | 価格(税抜) |
---|---|---|
245cm | MAXスライドタイプ | 1,677,200円 |
260cm | 1,698,100円 | |
245cm | ソフトスライドタイプ | 1,507,200円 |
260cm | 1,528,200円 | |
245cm | シンプルスライドタイプ | 1,462,600円 |
260cm | 1,483,600円 |
ワークフロント
対面式キッチンにしたいけど、手元を見られたくないという方に人気なのが、ワークフロントタイプのキッチンです。
ワークフロントタイプは、コンロやシンクの奥にちょっとした高さの収納スペースを設け、リビング側からの視線を遮ってくれます。
カウンターの中央付近にコンセントが2口ついていて、調理家電を使う時などに便利です。
本体価格は、186円〜227万円ほどです。
ここでは、食器洗い洗浄機なし・リビング側を開き扉プランにした価格をまとめました。
▼価格表
サイズ | キッチン側のキャビネット | 価格(税抜) |
---|---|---|
240cm | MAXスライドタイプ | 1,866,600円 |
255cm | 1,877,600円 | |
270cm | 1,915,800円 | |
240cm | ソフトスライドタイプ | 1,696,600円 |
255cm | 1,707,700円 | |
270cm | 1,745,800円 | |
240cm | シンプルスライドタイプ | 1,652,000円 |
255cm | 1,663,100円 | |
270cm | 1,701,300円 |
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
ハウステック「マルーレ」で選べるオプション
マルーレは標準装備だけでも十分機能的に使えるのですが、オプションを追加すると調理や後片付けが楽になります。
ここからは、ハウステック「マルーレ」で人気のオプションを5つご紹介します。
機能 | 性能・特徴 |
---|---|
超はじくリンコート | 汚れがこびりつきにくく落としやすいコーティング |
シンク前包丁差し | シンク前に包丁がしまえ、引き出しが広々 |
スイングダウンウォール付き吊戸棚 | 高いところの物も楽々出し入れ可能 |
手間らくシンクコート | 高親水性コートで油汚れを落としやすい仕様 |
ボトルすぽっと | 背の高いボトル類を収納できる凹み |
超はじくリンコート
人工大理石製のシンクを選ぶと、オプションで超はじくリンコートをつけられます。
硬い無機物を配合する特殊技術によって、ハウステックの従来品と比べコーティングの摩耗製が約30倍にアップしました。
油汚れの拭き取り比較では、約30万回磨いたシンクでも、コーティングの効果が持続しています。
また、水アカも数年経っても蓄積されず、キレイな状態を保っています。
シンク前包丁差し
シンクの前部分は、パネルになっていることが多く、デッドスペースになりがちです。
通常なら、下のキャビネットの手前部分に包丁差しをオプションでつけるのですが、マルーレではシンク前に開き扉をつけ収納できるようにしました。
包丁を収納する間隔も簡単に調整でき、簡易ロックがついているので、お子様がいても安心です。
包丁差し本体は外して洗えるので、キレイに保てます。
スイングダウンウォール付き吊戸棚
高いところにある収納は、出し入れが大変なので、普段あまり使わないものを入れがちです。
ですが、スイングダウンウォール付き吊戸棚に変えれば、付属のレバーを手前に引くだけで、軽い力で吊戸棚を上げ下げできます。
大きな調理道具などをしまっていても簡単に取り出せるので、料理のバリエーションも広がりますよ。
スイングダウンウォールにすれば、今まで使いにくいと感じていた吊戸棚が、便利な収納として大活躍するでしょう。
手間らくシンクコート
ステンレス製のキッチンを選んだ場合、オプションで「手間らくシンクコート」にもできます。
手間らくシンクコートは、高親水性で汚れを浮かせて落としやすくする特殊コートです。
油汚れや醤油やケチャップなどの濃い汚れも染み込まずに簡単に洗い流せ、綺麗なシンクを保てるでしょう。
ボトルすぽっと
一升瓶や大きな紙パックなどをキャビネットにしまおうとしても、高さが足りずにしまえないこともあります。
マルーレ「ボトルすぽっと」は、引き出しの底板の一部に凹みを作っているので、上の段に影響しません。もちろん、凹みを作っても下の段にも影響なし。
転倒防止用の仕切りレバーもついているので、安心してスライドさせられます。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
ハウステック「マルーレ」の評判・口コミ
新築やリフォームでハウステックの「マルーレ」を取り入れた事例から、施主の声をご紹介します。
開放的なオープンキッチンへ
ハウステックのシステムキッチン「マルーレ」にリフォーム♪
独立した閉鎖的なキッチンでしたが、壁を取り除き開放的なキッチンに大変身!Ⅱ型を採用し、料理導線が快適になりました~!
出典:株式会社ワイケイアート
造作のカウンターがお気に入り
造作で作ってもらったカウンターがとてもお気に入りです。
あえてカウンター下は空間としてあけましたが、そこに収納ができるようにアレンジできたのが良かったです。
ハウステック「マルーレ」にリフォームした事例
ハウステック「マルーレ」にリフォームした事例をご紹介します。
事例①家事負担が軽くなりました
出典:OLIVERリフォーム
40年近く使った流し台の収納力や使いやすさを改善したいということで、ハステックの「マルーレ」にリフォームしました。
今までのキッチンは、小上がりがあったり、食器棚が部屋の真ん中にあったりと閉鎖的な印象でした。
それらを撤去してお部屋を広くしたおかげで、全体の印象も明るくなっています。
食器棚を撤去しても、その分キャビネットに収納するスペースができたので、たくさんの食器類も問題なく収納できています。
レンジフードもシロッコファンにして、食洗機もつけたので、掃除や後片付けもとっても楽になりました。
費用 | 約210万円 |
---|---|
期間 | 10日間 |
築年数 | 40年 |
事例②家事動線がスッキリ!
出典:OLIVERリフォーム
元々のキッチンがコの字型で、食事スペースとの導線がうまくいっていなかったため、リフォームをご提案しました。
施主さんは、グリーンのキッチンを選ばれ、奇抜過ぎるかと気にされていましたが、うまく空間に溶け込んでアクセントになっていました。
マルーレのキッチンは、収納力抜群で使いやすさにも配慮されています。
ハウステックの独自収納である「アレンジスライド」は、デッドスペースも活用できる画期的な仕組みです。
費用 | 約164万円 |
---|---|
期間 | 21日間 |
築年数 | 25年 |
事例③掃除が楽になります
出典:OLVERリフォーム
古いキッチンと収納の少なさに困っていたため、リフォームを決意しました。
今回はシステムキッチンと内装をリフォームしましたが、掃除しにくいところは取り外し、壁にキッチンパネルも貼ったので今後は水や油汚れの掃除が楽になるはずです。
費用 | 約200万円 |
---|---|
期間 | 20日間 |
築年数 | 30年 |
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
まとめ
ハウステック「マルーレ」の特徴、価格、おすすめオプションなどを紹介しました。
「マルーレ」は2022年10月に「カナリエ」からモデルチェンジした商品で、収納力が魅力です。
標準装備だけでも他社製品よりも充実していますが、オプションでグレードアップすれば、さらに機能的なキッチンが手に入ります。
「マルーレ」を導入して、スッキリした高級感のあるキッチンにしてみてはいかがでしょうか。