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【今すぐ対処】ガスコンロの火が付かない原因と対処方法をわかりやすく解説

突然ガスコンロの火が付かなくなってしまったら、焦ってしまいますよね。
まずは原因と対処法を知って、自分で対処できるのか、ガス会社やメーカーに問い合わせた方が良いのか判断しましょう。
本記事ではご家庭のガスコンロが付かなくなってしまう原因と対処法、わからなかった場合の問い合わせ先を解説していきます。
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目次
ガスコンロに火が付かない!そんなときの原因と対処方法
料理中、ガスコンロで火をつけるときに
「チチチという音がするようになった」
「ガスは出てそうだけど、火がつかない」
「火もつかないし、ガスも出ない」
そんな状況になっていませんか?
ガスコンロの火がつかない際、ほとんどの場合は自分で解決できることが多いです。
主な原因と対応方法は下記一覧です。
原因 | 対処方法 |
---|---|
電池が切れている | 1年ほどで電池が切れます 新品のアルカリ電池に交換しましょう |
バーナーキャップがずれている | 回してくぼみにしっかりはめましょう |
点火部分に水や汚れがついている | お掃除して水はしっかり拭き取りましょう |
エラーコードが表示されている | 数字ごとに解除方法があるで試しましょう |
チャイルドロックがかかっている | まずはロックがかかっているか確認し、 メーカーごとの解除方法を確認して解除しましょう |
安全センサーが作動している | 高温調理で火が消えることも 何も乗せてない場合は、コンロに何か乗せて火をつけましょう |
ガスホースに不具合がある | ゴム管が古くなったら交換しましょう |
元栓が閉まっている | 久しぶりの使用の際は、ガス栓を探して開けましょう |
ガスが供給停止している | 地震で自動で停まることも 確認してガスメーターを復帰させましょう |
特に一覧の中でも黄色に塗りつぶしてある「電池が切れいてる」「バーナーキャップがずれている」「点火部分に水や汚れがついている」はガス修理業者にも問い合わせが多い原因です。
それぞれの原因と対処法について、以下で分かりやすく解説していきます。
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電池が切れている

火花が出るけれど、火が付かない場合、「チチチ」という音がしなくなった場合は、電池切れを確認してください。
機種によってはガス台の電池切れランプがつくことで、電池がなくなったことが確認できます。
電池の寿命はおよそ1年が目安です。電池を交換すると点火することが多いため、しばらく電池を変えていない場合は交換してみましょう。
その際のポイントとして、アルカリ乾電池への交換がおすすめです。マンガン電池でも着火することは可能ですが、アルカリ乾電池の方が大容量の電流を流すことが可能です。
また、古い電池と新しい電池を一緒に使うと、古い電池から液漏れを起こす可能性があるため、交換時は新品のみ使用しましょう。
コンロの乾電池交換方法
バーナーキャップがずれている

片方のガスコンロは火が付くのに、もう一方のコンロが付かないときは、バーナーキャップがズレていることが原因かもしれません。
バーナーキャップはコンロの真ん中の黒い皿のような部分です。このバーナーキャップは、ずれていると点火しません。
掃除の際にちゃんと戻せていない事があるので、しっかり窪みにはまっているか、逆さまに戻していないかを確認しましょう。
回してみるとうまくはまる位置があるので、まずは試してみてください。
バーナーキャップの取り付け・取り外し方法(動画)
点火部分に水や汚れがついている

バーナーキャップや点火部分に水や汚れが付いていると、点火センサーの反応を阻害し、火が付かない原因になります。
コンロの部品に汚れや燃えカス、焦げが溜まっていると、安全装置が働いて火が付かないことがあります。
ガスコンロの外せる部品を中性洗剤や重曹などを使って、掃除してみましょう。
バーナーキャップのお手入れ方法(動画)
噴きこぼれや掃除の後に火が付かない場合は、点火部分が水で濡れていることが原因かもしれません。チチチやカチカチという音は鳴るけれど、火が付かない場合は火花がちゃんと飛んでいるか確認しましょう。
火花が飛んでいない場合は、点火部分の水分をしっかりふき取りましょう。
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エラーコードが表示されている
ガスコンロ自体が原因の場合、普段タイマーが表示される場所などに、エラーコードが表示されることがあります。
エラーコードを確認して、ガスコンロの取扱説明書に従い、エラーを解除しましょう。
エラーコードを確認したが、どうしても問題が解決しない場合は、メーカーに問い合わせましょう。
チャイルドロックがかかっている

ガスコンロにはチャイルドロック機能という、誤作動を防止する点火ロック機能が付いています。
子どもがいる家庭では使うことがあるかもしれませんが、その他の家庭では意識されておらず、見逃しがちになってしまうかもしれません。
チャイルドロックを設定していないつもりでも、服に引っかかって作動してしまうなど、何らかの理由で機能してしまうことがあります。
ガスコンロによって位置やロックの方法が異なるため、取り扱い説明書やコンロメーカーのサイトを参考にロックを解除しましょう。
チャイルドロックは、つまみを動かして、ロックを解除するか、そのあとに電源ボタンを3秒以上押すことで解除されることが多いです。
安全センサーが作動している

すぐに火が消えてしまう場合はセンサーが原因かもしれません。
2008年10月以降の家庭用ガスコンロは、Siセンサー機能と呼ばれる3つの安全機能(調理油過熱防止装置・立ち消え安全装置・コンロ消し忘れ消化機能)をすべてのバーナーに搭載することが義務付けられています。
Siセンサー機能が搭載されたガスコンロでは、焼き網を使った調理はすぐに火が消えてしまいます。
炒め物などで高温調理をしたい場合は、センサー解除スイッチを活用しましょう。センサー解除スイッチは「高温モード」や「あぶり・高温炒め」と表記されていることが多いです。ただし、揚げ物で高温モードを使うのは大変危険なので止めましょう。
センサーを解除していても、ある温度以上に達すると安全のために自動消火します。
コンロに何も乗せていないと、安全装置が働いて火が付かないことがあります。
その際は、やかんや鍋などをコンロに乗せて着火してみてください。
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ガスホースに不具合がある

ガスホースと呼ばれるゴム管にねじれや折れ、破損があるとガスが通りにくくなってしまいます。
折れの場合は直せばガスが供給されますが、破損の場合はガス漏れの原因になりますので、ガスホースの交換が必要です。
必要以上に長く緩んだゴム管は、火で焦げたりダメージを受けたりしてしまいます。
ゴム管が短くピンと張っている状態だと、ホースの接続部分にずっと負担がかかるため、ガス漏れの原因になります。長すぎず短すぎず、適切な長さで使用しましょう。
また、ガスホースは経年劣化していきます。プロパンガスのガスホースの耐久年数は製造日から約3年で、都市ガスのガスホースの耐久年数は製造日から約6~7年です。
ガス漏れの原因にもなりますので、見た目が変わっていなくても定期的な交換をおすすめします。
ホームセンターや量販店でもガスホースは売っているので、自分で購入して交換も可能です。
ガスホースとガスコンロの接続方法
元栓が閉まっている

久しぶりにコンロを使用したのであれば、ガス栓が閉まっているままで、ガスがコンロに届かず火がつかないのかもしれません。
ガス栓はガス台の横か、ビルトインタイプならガス台下の収納部の奥に設置してあることが多いです。
ガス栓を探して開けましょう。
長期間にわたってガスの元栓を動かさないでおくと、固着して動かなくなってしまうことがあります。
無理に動かそうとすると破損してガス漏れの原因になりますので、固着してしまったら無理をせずに専門の業者に依頼しましょう。
ガスが供給停止している

ガスコンロ以外のガスを使用している機器でもガスが付かない場合、ガスメーターの元栓が閉まっているかもしれません。
ガスメーターは震度5以上の地震や、ガス漏れなどの異常を感知すると、自動的に供給をストップする仕組みになっています。
ガスメーターのランプが点滅していないか、ガス止めの表示がないかを確認しましょう。
ランプが点滅またはガス止めの表示があったら、すべてのガス機器の電源をOFFにして、ガスメーターに取り付けられている取扱説明書を確認しながら、復帰操作を行いましょう。
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ガスコンロが付かない原因がわからないときの対処法
上記全ての対処方法を試したけれど、解決しない場合は、センサーなどの部品の故障であることが多いです。
メーカーやガス会社など、適切なところに問い合わせをしましょう。
メーカーに問い合わせ
一般では知られていない、各ガスコンロメーカー特有の解決方法があるかもしれません。
ガスコンロの取扱説明書や、メーカーホームページのよくある質問・お問い合わせを確認してみましょう。
以下に、代表的なメーカーの問い合わせ・質問まとめ先と修理依頼先のリンクをまとめました。
メーカー | リンク先(クリックで遷移) | リンク先(クリックで遷移) |
---|---|---|
ノーリツ(NORITZ) | コンロのよくあるご質問 | 修理のご依頼 |
リンナイ(Rinnai) | Q&A(よくあるお問合せ) | 修理のお申し込み |
バロマ(Paloma) | よくあるご質問(Q&A) | 修理のご依頼 |
ガス会社に問い合わせ
ガスコンロ本体だけでなく、ガスの供給に問題があるかもしれないので、ガスメーターを見ても原因が分からない場合は、契約しているガス会社に直接問い合わせをしてみましょう。
管理会社やオーナーに連絡
賃貸で貸し出しているガスコンロの場合は、大家さんの所有物になるので勝手に修理してはいけません。
もしも、勝手に修理をして壊した場合は、弁償することになってしまいます。
大家さんや管理会社に問い合わせして、修理してもらいましょう。
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ガスコンロが付かない場合は適切な判断と対応をしましょう!

突然ガスコンロの火が付かなくなった場合は、ガスの元栓は閉まっていないか、電池は切れていないか、コンロが汚れていないかなど、本記事でご紹介した原因を1つずつチェックして、対処法を試していきましょう。
自分で解決できたことなのに、余計なお金を掛けてしまった、なんてことも避けられます。
一般的なガスコンロの耐用年数は10年程です。買い替えも10年程が推奨されています。
もし長く使われている場合は、交換を検討してみるといいかもしれません。
ガスコンロの交換をされたい方、キッチンリフォームをされたい方は、ぜひリフォスムもご活用ください。
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