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キッチンの扉だけ交換できる?扉交換の費用や安く抑えるコツも紹介!

「キッチンの扉が開閉しにくい…」「扉の汚れが目立ってきた…」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事ではキッチンの扉の交換にかかる費用、交換費用を安く抑える方法、DIYできるかなどをご紹介します。
この記事のポイント
キッチンの扉交換の費用相場は5万円~20万円
化粧シートやメラミン化粧板を選ぶと良い
交換費用を抑えるには、素材に【関連記事】
>>はじめてのキッチンリフォームガイド
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目次
キッチンの扉だけ交換できる?

キッチン全体のリフォームだけでなく、キッチンの扉のみの交換も可能です。
キッチン扉はデザインの大部分を占めるため、扉を交換しただけでもキッチンの印象は大きく変わります。
ただし壊れた扉を部分的に交換してしまうと、他の古いままの扉がかえって目立ってしまいます。
可能であれば、扉はまとめて交換するのがおすすめです。
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キッチンの扉交換のタイミング
キッチンの扉を交換すべきタイミングとして、以下のような症状が1つの目安です。
扉交換の目安となる症状
- 扉に汚れが目立つ
- 扉のへこみ
- 開け閉めがしにくい
- 取っ手のがたつき
ドアに生じるトラブルは、主に経年劣化が原因となります。
20年以上が経過している場合は、扉だけでなくキッチン全体のリフォームも検討しましょう。
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キッチン扉交換リフォームの費用相場
キッチンの扉のみを交換する費用は、本体価格と施工費用を合わせて5万円~20万円程度が相場です。主に扉や取っ手部分に使用する素材、また交換する枚数が費用を上下する要因となります。
キッチンの扉材5種類の費用
キッチン扉の交換費用を最も上下するのが扉の素材です。主な扉材は5種類あり、それぞれ費用相場が異なります。
扉材① 化粧シート:5,000~1万円
木目調や石材調などの模様が印刷されたシートを、既存のキッチンの扉に貼り付ける方法。化粧シートの使用は、インテリアショップや通販などで多くのデザインから選べることと、安いものなら5,000円程度で済んでしまう費用の安さが魅力です。
一方で、作業はあくまでシートで覆い隠す補修で、 扉のキズや劣化が直るわけではないのがデメリットです。傷みが深刻でない場合のイメージチェンジや、あまり長く済む予定のない場合の対処として有効です。
扉材② メラミン化粧板:1万円程度

メラミン化粧板とは、木質系ボードなどに模様の印刷されたメラミン含有シートを熱圧着・成型した板材のこと。表面のメラミンシートにより、水回りの設備に求められる防水性や汚れにくさを備えることが特徴です。また、一式で材料費は1万円程度と、板材としては安価でもあります。化粧シートと同様にデザインも豊富です。
メラミン化粧板は、ひどく濡らしたり汚したりしなければ、新品の状態から15~20年ほどは充分もつ素材です。新築時点でキッチンの扉に使われていたのも、多くの場合この扉材でしょう。
扉材③ ステンレス:2万円~

ステンレスとは、クロムを含んだサビにくい鉄鋼素材です。木製扉と比較して防水性・防汚性が高いことが特徴で、新品から30年以上使い続けることができます。汚れも落ちやすいため、掃除がラクなのも魅力です。
ただし、表面に傷がつきやすいことと、メラミン化粧板などの普及品よりも費用が高額になるのがデメリットです。料理をよくする家や、長く住み続ける予定の家のキッチン扉にオススメです。
扉材④ 木材(天然木):2万~3万円

メラミン化粧板の木目は印刷でしたが、本物の木材でできたキッチン扉もあります。費用は2万~3万円程度と高額です。
木材である以上決して防水性が高いわけではないため、扱いに注意が必要となります。ただし、ナチュラルな雰囲気にこだわりがあるなら、他の素材では代えがたい愛着が生まれるでしょう。
扉材⑤ ホーロー:2万~3万円以上

ホーロー(琺瑯)とは、表面をガラス質(釉薬)でコーティングした光沢のある見た目の素材です。ガラスの防水性・耐熱性・防汚性に優れるという利点をもちながら、金属の丈夫さもあわせもつ高機能なキッチン扉になります。
ただし、費用相場はやや高めで、20,000~30,000円程度か、グレードによってはこれ以上かかることもあります。ですが、水回りの用の素材としては最高級の素材であり、性能にも弱点はないため、その価値は十分にあるでしょう。
ホーローにこだわった住宅設備を開発し続けているメーカーとしては「タカラスタンダード」が有名です。同社製のホーローキッチンは、ホーローの弱点であるヒビに強いことをウリにしています。
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キッチンの扉を安く交換するコツ
キッチンの扉交換をできるだけ安い(格安)費用で行うためには、ポイントがいくつかあります。
扉を安く交換するコツ
- 一枚だけではなくまとめて交換する
- キッチンの他箇所の劣化も一緒に修繕する
- 交換だけでなく塗装も検討する
- 複数業者に相見積もりをとる
一度に複数個所の工事を行うことで、施工業者の手間も減り、その分費用を抑えられることがあります。
また、扉の汚れが目立ってきた程度であれば、塗装も選択肢の1つです。DIYなら2万円~、業者に依頼すると6万円~が目安です。
工事は定価が無いため、業者によって費用が変わることは珍しくありません。複数の業者から見積もりを取得することで、工事内容や金額の比較ができます。
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キッチンの扉交換はDIYできる?

キッチンの扉は、DIYで交換することは可能です。
ただし施工の手間・仕上がり・耐久性などを総合的に考えると、メリットは少ないです。
適切に扉交換ができないと、扉の隙間からすき間から水が入り、カビが発生したり扉の基材が傷む危険性があります。
上記のようなリスクを避けるためにも、キッチンの扉交換工事は自分で行わず、業者に依頼することをおすすめします。
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キッチン扉交換のまとめ
キッチン扉交換の費用は扉材によって費用が変わります。
交換費用を抑えた場合は、化粧シートやメラミン化粧板を選ぶと良いでしょう。
また交換費用を抑えるために、見積もりは複数の業者に依頼するのがおすすめです。
業者に心当たりがない方は、リフォスムが運営している全国の優良業者の紹介窓口をご活用ください。