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ウッドワンキッチンの特徴・製品まとめ。無垢材の種類、商品価格紹介

ウッドワンキッチンは無垢の木のよさを存分に生かしたお洒落なキッチンとして人気を集めています。高級そうなイメージですが、リーズナブルな商品もあるため選択肢も豊富です。
この記事では、ウッドワンのキッチンの特徴や価格帯、人気の5製品「su:iji(スイージー)」、「ちっちゃいsu:iji(スイージー)」、「su:iji select pack(スイージー セレクトパック)」、「FRAME KITCHEN(フレームキッチン)」「cono:mamma(コノママ)」の魅力や口コミ・評判をご紹介します。
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目次
ウッドワンとは
ウッドワンは、無垢材ナンバーワンの建材メーカーです。
「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマに掲げ、キッチンや建材は木材を使った製品が多いです。
使用する木材にもこだわり、苗木から自社で栽培しています。
さらにデザイン性も高く、毎年多くのドラマに美術協力を行っています。
ウッドワンはキッチンだけなく、床材や洗面台など様々な商品を取り扱っています。
どの商品も木を基調とし、様々なジャンルにマッチするよう、バリエーションも豊富です。
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ウッドワンキッチンの特徴
ウッドワンのキッチンの魅力は書ききれないほどありますが、ここでは「まだウッドワンのキッチンについてよく知らない…」という方に向けて、特徴的なところを3つにしぼってご紹介します。
ウッドワンキッチンの特徴
- 無垢の木を使用している
- 水や汚れに強い
- ドイツ製のミーレ食洗器に対応
無垢材のキッチンであることは言わずもがなかもしれませんが、実は、扉の表面にほどこされた特殊コーティングや最新機器への対応の良さなど、機能面でも優れるキッチンなのです。
順に説明していきます。
無垢の木を使用している
ウッドワンのキッチンは無垢の木を主な材料として使っていることが特徴。本物の木にしか出せない風合いや温かみが魅力です。
ウッドワンではキッチンの材料となる木を自社で栽培しています。ニュージーランドの広大な森林で30年かけて苗から丁寧に育てられた木は、幹が太く芯がしっかりと締まり、均一に整った美しい木目模様となります。
また、本物の無垢材を使っているがゆえの「経年美化」もウッドワンキッチンの楽しみの1つです。
経年美化とは、無垢材が時間が経つとともに木肌の色合いを深めていくこと。使えば使うほどに美しさが増し、愛着も強くなっていくことでしょう。
水や汚れに強い
「無垢材って水濡れしたら腐ってしまうのでは?」「油やしょうゆをこぼしたらシミになってしまいそう…」と不安に思われるかもしれませんが、大丈夫。ウッドワンのキッチンは水や汚れに強いことも特徴です。
ウッドワンのキッチンは独自の特殊ウレタン塗装によって、他社のキッチンと同等の耐水性・耐汚性をもっています。
特殊ウレタン塗装とは、無垢材の表面にマニキュアのようなプラスチック質の膜を作って、水気や汚れから物理的に守ってくれるというもの。一定時間放置してしまっても汚れが染み込むことなく、シミになりません。
毎日のお手入れは水拭きをした後、乾拭きで水気をとるだけでOK。一般的なキッチンと同じ感覚で使用することができます。
ドイツ製のミーレ食洗器に対応
ウッドワンのキッチンは無垢材の魅力を全面に押し出したデザイン性が注目を集めますが、負けず劣らず設備面も充実しています。
たとえば、食洗器はドイツの高級メーカー「ミーレ」を採用可能。海外仕様のたっぷり大容量と静かな運転音、美しいデザインが魅力です。
面材は木目とステンレスから選べます。木目ならきれいになじみ、ステンレスならスタイリッシュがプラスされるでしょう。
食洗器はミーレのほかにも、海外メーカーだとAEGとGAGGENAU、国内メーカーだとパナソニックとリンナイの製品が選べます。
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ウッドワンキッチンにリフォームした事例
「スイージー」の施工例
実際の家で「スイージー」はどのように見えるのでしょうか。施工例を2つご紹介します。
例①やわらかいホワイトのスイージー
キッチン本体はホワイト系で統一。周囲のインテリアもナチュラルな木目調で合わせ、カントリー調のかわいらしいキッチンとなっています。
例②落ち着いたダークトーンのスイージー
インテリアに合わせてキッチン本体はダークトーンに。L型レイアウトを選ぶことで、コンパクトながら使いやすいキッチンとなっています。
例③黄色みのオークカラーのスイージー
マットなグレーのクロスと、淡めの色味で温かみのあるオークカラーの「スイージー」を組み合わせて使用。
見事な北欧風のダイニングキッチンが完成しました。
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「フレームキッチン」の施工例
実際の家で「フレームキッチン」はどのように見えるのでしょうか。施工例を2つご紹介します。
例①「ツムハコ」で収納を強化
フレームキッチンを壁付けで配置し、さらに同じくウッドワンの収納「ツムハコ」で背面収納を配置した例です。統一感のあるおしゃれなキッチンとなっています。
例②和モダンな古民家×フレームキッチン
古民家にフレームキッチンを施工した例です。無垢材のキッチンは和風のインテリアとも相性抜群。鉄のフレームやステンレスの天板が空間を引き締め、落ち着いた内装の中にスタイリッシュさやモダンさをプラスしています。
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ウッドワンキッチンで選べる無垢材の種類
ウッドワンのキッチンで選択可能な無垢材の種類は「ニュージーパイン」「オーク」「メープル」「ウォールナット」の4種類です。それぞれの色合いや質感を比べてみましょう。
ニュージーパイン
画像出典:ウッドワン su:ijiカタログ(2023)P.101
画像出典:ウッドワン su:ijiカタログ(2023)P.21
ニュージーパインとは、カリフォルニア原産のマツの一種です。ウッドワンではニュージーランドの森林で採れたものを使っているためこう呼ばれます。
無垢材のなかでも均一に整った木目と、透明感のある淡い色合いが特徴です。
年月を経ると深みのあるアメ色に変化していきます。
また、ニュージーパインはウッドワンの無垢材としては色のバリエーションが最も豊富で、その数は30種類にも及びます。
原料 | マツ |
---|---|
色数 | 30種類 |
オーク
画像出典:ウッドワン su:ijiカタログ(2023)P.102
画像出典:ウッドワン su:ijiカタログ(2023)P.33
オークは、日本では楢(ナラ)の木と呼ばれています。ドングリがなる木としても馴染み深い樹種です。
無垢材としては、硬く丈夫で腐食にも強いことや、力強い木目をもつことが特徴です。虎の毛皮のような斑点模様の木目をもつものもあります。
ウッドワンの製品としての色味は、3種類の一番あかるい「クリア塗装」のもののほか、「ミディアム」「ダーク」の3種類があります。
原料 | ナラ |
---|---|
色数 | 3種類 |
メープル
画像出典:ウッドワン su:ijiカタログ(2023)P.102
画像出典:ウッドワン su:ijiカタログ(2023)P.71
メープルとは、楓(カエデ)の木とも呼ばれます。秋の紅葉が美しいモミジとして知られる落葉樹です。
無垢材としては、白っぽくキラキラした光沢のある木肌が特徴で、明るい雰囲気で人気の高い樹種です。
見た目の美しさだけでなく弾力性・耐衝撃性にも定評があり、楽器やボウリングのピン、野球のバットなどにも使われています。
ウッドワンの製品では、明るくきめ細かい木目を活かした「クリア塗装」の1種類のみが展開されています。
原料 | カエデ |
---|---|
色数 | 1種類 |
ウォールナット
画像出典:ウッドワン su:ijiカタログ(2023)P.102
画像出典:ウッドワン su:ijiカタログ(2023)P.36
ウォールナットは、日本では「クルミ」と呼ばれている落葉広葉樹を原料として木材です。主生産地はアメリカ東部やカナダなどとなります。
無垢材としては、木肌・木目ともに褐色をしており、優しくも重厚で高級感のある木材として高級家具や工芸品の材料として重宝されてきました。
ウッドワンのキッチンでも、ウォールナットの濃褐色の肌を活かした「クリア塗装」の1色展開となっています。
原料 | クルミ |
---|---|
色数 | 1色 |
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ウッドワンキッチン5製品を比較
ウッドワンは以下の5つのキッチンを販売しています。
商品シリーズ | 特徴 |
---|---|
![]() スイージー |
|
![]() ちっちゃいスイージー |
|
![]() スイージーセレクトパック |
|
![]() フレームキッチン |
|
![]() コノママ |
|
それぞれのキッチンの特徴や魅力について、順にご紹介します。
su:iji(スイージー)
スイージーはウッドワンを代表するキッチンで、「これぞウッドワン!」というような無垢材の魅力が全面に押し出されたデザインが魅力です。
ワークトップ(天板)や取っ手を除くほとんどのパーツが本物の無垢の木でできており、同じキッチンは二つとありません。
スイージーの最大の魅力はカスタマイズ性の高さにあると思います。選べる無垢材は同社のキッチンで最多の4種類。ウォールナット、メープル、オーク、ニュージーパインから選ぶことができます。塗装の色も含めると扉デザインは30種類以上です。
ワークトップは人造大理石、ステンレス、クオーツ、エンジニアドストーン、タイルがあります。さらに、水栓機器が8種類以上、加熱機器が10種類以上とオーダーメイドと言っても過言ではないカスタマイズ性の高さです。
よって、スイージーはこだわりを詰め込んだ自分だけのキッチンを作りたい方におすすめのキッチンだといえます。
スイージーの価格は約68万円~171万円です。
ちっちゃいsu:iji(スイージー)
ウッドワンでは通常のスイージーの他に、「ちっちゃいスイージー」というコンパクトキッチンも販売されています。通常のスイージーよりもサイズが一回り小さく、また購入しやすい価格設定です。
通常のスイージーの間口(横幅)が225cm~270cmなのに対し、ちっちゃいスイージーで選べる間口は150cm~210cm。団地やマンションへの設置はもちろん、サブキッチンとしてもおすすめです。
ちっちゃいスイージーの価格は約42万円~68万円。オプションを付けた通常のスイージーよりも約50万円~100万円ほどお手頃に手に入ります。
su:iji select pack(スイージー セレクトパック)
スイージー セレクトパックはあらかじめ用意された3つのパッケージの中から好きなスタイルのスイージーを選べる商品です。
通常のスイージーよりもカスタマイズ性がかなり制限されてしまいますが、代わりにお手頃価格で憧れのスイージーを手に入れることができます。
選べるスタイルは「可愛らしい楽しさ」「大人の落ち着き」「洗練された場所」の3つです。
それぞれの特徴は以下の通り。
スタイル① 可愛らしい楽しさ
ナチュラル色をベースに全体的に可愛らしい雰囲気でまとめられたスタイル。
やわらかい雰囲気ながら、設備機器1つ1つが洗練されいるため野暮ったい印象にならない絶妙なデザインです。
キッチンセット合計価格は約90万円です。
スタイル② 大人の落ち着き
ダークブラウンを基調に落ち着いた色味でまとめられたスタイルです。
扉や取っ手は深いブラウンとブラックの落ち着いた色使いですが、ワークトップやグリル、レンジフードなどに部分的にホワイトを取り入れることで印象が重くなりすぎず、軽快さも取り入れられたデザインになっています。
キッチンセット合計価格は約67万円です。
スタイル③ 洗練された場所
ホワイトを中心に設備機器のシルバーでスタイリッシュさをプラスし、すっきりとまとめられたスタイルです。
大枠のデザインはシンプルながら、扉の表面が浮造り仕上になっているなど細部へのこだわりが見られます。
キッチンセット合計価格は約66万円です。
FRAME KITCHEN(フレームキッチン)
フレームキッチンは、黒いスチールパイプと風合い豊かな無垢材のコントラストの際立つデザインが特徴です。価格帯は約88万円~126万円となっています。
無垢材のキッチンというと、ナチュラルで素朴な雰囲気が想像されますが、フレームキッチンではあえてそこをスチールの黒で引き締めることでモダンインテリアにも合うおしゃれなキッチンです。
また、フレームキッチンは拡大収納が充実していることも魅力の1つ。キッチン本体に加えて「ユカオキ」「カベツケ」「テンツリ」という3種類のオプションで、自由度高く収納を拡張することができます。
ユカオキ
キッチン本体に連結させてもよし、背面に設置してアイランド風にしてもよしの万能な収納です。
カベツケ
壁面に取り付けるタイプの収納です。必要なものをすぐに手に取ることができます。インテリア性も◎。カフェ風のおしゃれな収納です。
テンツリ:空間を生かした吊り下げ収納
天井付近に余裕があれば吊り収納もおすすめです。調理器具の収納はもちろん、観葉植物置き場などのインテリアアイテムとしても活用できます。
これらの収納は通気性の良いフレーム構造なので、木製のキッチンでネックになりがちな湿気対策もバッチリです。大部分がスチール製のためカビや汚れが定着する心配もありません。
cono:mamma(コノママ)
cono:mamma(コノママ)は2023年10月に発売されたばかりの、ウッドワンによる最新のキッチンシリーズです。
最大の特徴はレイアウトやデザインがあらかじめパッケージ化されていること。細かいカスタマイズや打ち合わせの必要がない、まさに「このままでいい」キッチンです。
コノママのキッチンを決定するまでの流れは大きく2つのSTEPで完了します。
STEP1 レイアウトを決める
まずはレイアウトを8種類の中から選択します。
I型やL形はもちろん、人気のアイランドキッチン型やⅡ列型など基本的なレイアウトは網羅されている印象です。
Pool Aがベーシックとなっており、よりリッチなPool Bにすると価格が20万円アップします。
STEP2 扉のグレードを決める
次に扉のデザインを決めます。Grade1→Grade2で価格が15万円アップ、Grade2→Grade3で30万円アップです。
▼料金体系
– | レイアウト Pool 1 |
レイアウト Pool 2 |
---|---|---|
扉 Grade 1 | 147万円 | 167万円 |
扉 Grade 2 | 162万円 | 182万円 |
扉 Grade 3 | 192万円 | 212万円 |
以上がコノママを選ぶ基本的な流れです。レイアウトにワークトップに水栓に加熱機器に…と無限に選択肢があるようにすら感じる昨今のシステムキッチンに対し、コノママはシンプルなオプション・シンプルな料金体系が追求されています。
それでいて、選ぶ楽しさも残っているおり、まるで上質なセレクトショップのようなキッチンです。
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ウッドワンキッチンの価格帯
ウッドワンのキッチンの価格帯は、お手頃なものだと約42万円~、高価なものだと200万円近くまであります。
シリーズ別の価格帯は以下の通りです。
ウッドワンキッチンの価格帯
- スイージー:約68万円~171万円
- ちっちゃいスイージー:約42万円~68万円
- スイージーセレクトパック:約49万円~91万円
- フレームキッチン:約88万円~126万円
- コノママ:約147万円~212万円
高価なイメージのある無垢材のキッチンですが、クリナップやリクシルといった国内の主要メーカーとおおむね同じ程度の価格帯に抑えられています。
ただし、上述したウッドワンキッチンの価格帯はカタログの標準セット価格を参考にしているため、背面キャビネットなどのオプションを追加する場合には200万円以上となることもあります。
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まとめ:木の魅力たっぷり&汚れにも強いキッチン
以上、ウッドワンのキッチンの特徴や人気の4製品についてご紹介しました。
ウッドワンは無垢材のキッチンでありながら、水や汚れに強く、最新設備も搭載できるなどデザイン面・機能面ともに優れるキッチンです。
中でも人気なのは以下の4シリーズでした。
- su:iji(スイージー)
- ちっちゃいsu:iji(スイージー)
- su:iji select pack(スイージー セレクトパック)
- FRAME KITCHEN(フレームキッチン)
いずれも魅力たっぷりのキッチンですが、約40万円~200万円とお手頃価格からでも憧れの木のキッチンを実現できる高コスパな価格設定となっています。
ウッドワンのキッチンが素敵だと思った方は、ぜひお近くのショールームに足を運んでみてください。
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