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アイランドキッチンで後悔する8つの理由!後悔しないためのポイントとは?

開放的でおしゃれなことから、さまざまあるキッチンのレイアウトの中でも特に人気にがあるアイランドキッチン。とはいえ、良いところばかりでもないのでは?と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、アイランドキッチンを選んで後悔しうる8つの理由とその対策を1つずつ詳しくご紹介します。
新しい生活にぴったりの理想のキッチンが選べるよう、ぜひ本記事をお役立てください。
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目次
アイランドキッチンにして後悔する8つの理由と対策
アイランドキッチンを選んで後悔しうる要因は、主に以下の8点があります。
後悔する理由 | 対策例 |
---|---|
リビングが狭くなってしまい後悔 | I型キッチンを使用する |
カーテンやソファににおいが移ってしまい後悔 | パワー重視でレンジフードを選ぶ |
油跳ねの掃除が大変で後悔 |
オイルガードを設置 |
ベビーゲートが設置できず後悔 | ベビーサークルを使う |
急な来客で散らかったキッチンを見られてしまい後悔 | 「立ち上がり」を付ける |
収納スペースが足りず後悔 | スルータイプの吊戸棚を設置 |
床に段差ができてしまい後悔 | Ⅱ型キッチンにする |
調理の音が邪魔になり後悔 | 一緒に家事をする |
リビングが狭くなってしまい後悔
アイランドキッチンは通路幅として100cm前後、左右に80cm前後、さらに対面側にも80cm前後の通路幅を確保する必要があります。
これまで壁付けキッチンを使用していた場合には、今よりもリビングが狭くなることは覚悟しなければなりません。
対策:I型キッチンを使用する
アイランドレイアウト用のキッチンは、その多くが奥行75cm~100cmの大きなサイズ展開です。対して奥行60~70cmの壁付けレイアウト用のI型キッチンを使用すれば、比較的コンパクトなLDKでもアイランドキッチンを実現することができます。
カーテンやソファににおいが移ってしまい後悔
アイランドキッチンはリビング・ダイニングとの間に壁などを設けないレイアウトであるため、においかそのまま流れていってしまうという弱点があります。特ににおいが強い料理を作るときは、リビングのカーテンやソファににおいが移ってしまわないよう対策が必要です。
対策:パワー重視でレンジフードを選ぶ
レンジフードはパワーを重視して選ぶようにしましょう。レンジフードには大きく分けて、シロッコファンとターボファンがありますが、換気量の点ではターボファンがおすすめです。
油跳ねの掃除が大変で後悔
アイランドキッチンはダイニングとの間にさえぎるものが無いフラットなキッチンであるため、油汚れが拡散しやすいという弱点があります。
壁付けキッチンの場合はコンロ回りの床と壁の掃除だけで済んでいたところ、アイランドキッチンの場合は周囲の広い範囲の掃除が必要です。
対策:オイルガードを設置
簡単な対策はオイルガードを設置することです。ガラス製の1面タイプの商品を選べば、インテリア性を損なうことなく油跳ね対策をすることができます。
より機能性や取り回しやすさを求めるなら、2~3面タイプのアルミ製オイルガードがおすすめです。
ベビーゲートが設置できず後悔
キッチンは刃物や火の元など、子供にとって危険なものが多い場所です。
壁に囲まれたクローズドキッチンの場合は、料理中に子供が入ってこれないようベビーゲートを設置することで安全を保つことができます。しかし、アイランドキッチンのようなオープンキッチンの場合はベビーゲートを設置することができません。
対策:ベビーサークルを使う
通路に設置するベビーゲートの他、いわゆるキッズスペースのようなものを簡易的に作れるベビーサークルという商品もあります。料理中はベビーサークルの中にいてもらうことで、安心して料理することができるでしょう。
急な来客で散らかったキッチンを見られてしまい後悔
アイランドキッチンは周囲に壁がないことに加え、天板部分がフルフラットであるため、周囲から丸見えであるという特徴があります。見せるキッチンとしては優秀ですが、散らかっていて見られたくない時にも丸見えになってしまうのは考えものです。
対策:「立ち上がり」を付ける
「腰壁」と呼ばれることもあります。完全にフラットにせず立ち上がり付きのキッチンにすることで、急な来客時にちょうど良い目隠しになるでしょう。
収納スペースが足りず後悔
アイランドキッチンでは基本的に吊戸棚を付けないため、収納が不足しがちです。特にこれまで壁付けキッチンを使用しており、吊戸棚を含めて収納を間に合わせていた場合には注意しましょう。
対策:スルータイプの吊戸棚を設置
背板のないスルータイプの吊り戸棚なら、アイランドキッチンの魅力を損なうことなく収納を増やせます。おしゃれな商品も多く、カフェ風の見せる収納とするのもおすすめです。
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床に段差ができてしまい後悔
壁付けキッチンからアイランドキッチンへレイアウト変更をする場合、床下の配管を移動させる都合で床に段差ができる可能性があります。
天井が低くなってしまったり、バリアフリーの観点でデメリットになることも。特にマンションの場合は構造的に段差になりやすため注意が必要です。
対策:Ⅱ型キッチンにする
Ⅱ型キッチンにしてシンクをこれまで通りの壁側に配置すれば、配管の移動がないため床が段差になる心配はありません。
調理の音が邪魔になり後悔
アイランドキッチンはリビング・ダイニングとの間に遮るものがないため、調理音や洗い物の音が筒抜けです。リビングでテレビを見ている人にとってはうるさく感じられたり、ダイニングでの会話の邪魔になってしまうかもしれません。
ただし、裏を返せば料理中も会話を楽しめるということでもあります。何を捨てて何を重視するのか、検討してみてください。
対策:一緒に家事をする
アイランドキッチンはそもそも複数人での作業に適したキッチンです。せっかくなので料理や食器洗いは夫婦で一緒に、または家族みんなでやるのも楽しいでしょう。
コミュニケーションの良い機会にもなりますし、普段から家事を共有できていないのであればお互いへの理解も深まるはずです。
まとめ
アイランドキッチンを選んで後悔しうる理由を8個解説しました。
特に「リビングが狭くなってしまった」や「床に段差ができてしまった」といった後悔は、リフォームを終えてからでは取り返しがつかないため要注意です。
またアイランドキッチンに限らずりリフォーム全般に言えることですが、工事は定価が無いため、同じ作業内容でも業者によって費用が変わることは珍しくありません。
そのため費用面で後悔なくリフォームをするのであれば、複数の業者に見積もりを依頼することがおすすめです。リフォスムでは、全国の優良業者の紹介窓口を設置しています。
地域密着型から大手会社まで、お客様のご要望に最適な業者をご紹介しています。ぜひお気軽にご利用ください。