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お風呂リフォームの失敗例8選!原因とポイントを徹底解説

お風呂リフォームの失敗例8選

お風呂リフォームをするのであれば、失敗することなく納得のあるリフォームを行いたいですよね。しかし、お風呂リフォームは、知らないままでは失敗してしまうポイントがいくつかあります。

本記事では、お風呂リフォームにありがちな失敗例に加え、対策をセットで解説します。

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>>お風呂リフォームの費用相場

目次

お風呂リフォームの失敗例

まずは、お風呂リフォームでの失敗例を8パターンご紹介します。

失敗例①追加工事が必要になってしまった

先日風呂工事をし、特にリフォームはいざ工事をしてみると追加工事が出る場合もあることを学びました。
引用元:Yahoo!知恵袋

リフォームに追加工事はつきものです。住宅リフォーム推進協会の調査によると、実に4割の方がリフォームに追加費用がかかってしまったと回答しています。

特にお風呂をはじめとする水回りは、土台などの外見からは判断が難しく、解体してみないと分からない部分が多いのが実情です。

失敗例から学ぶポイント

リフォーム業者と意思疎通をしっかり行うことが最も大切です。綿密な打ち合わせ的を事前に行うことで、リフォームの際に見つかるトラブルも防げる可能性があります。

それに加え、事前にどのような追加工事が必要になる可能性があるか情報収集をすると良いでしょう。

追加工事が必要なケース

  • お風呂解体後の下地の補修
  • 脱衣所の内装変更
  • 洗面台の交換

失敗例②汚れが目立ちやすくなってしまった

お風呂の壁をパネルからタイルにリフォームしたら、カビが生えやすくなってしまった

お風呂リフォームに伴い、床や壁などの材質を変えるケースもあるでしょう。その結果、カビが発生しやすくなってしまったり、水垢が目立ちやすくなってしまったりといった弊害が生じてしまうことも。

水回りは頑固なカビがこびりつきやすく、再発を防ぐのは難しいです。特にお風呂は広く、形が入り組んでいるので掃除に苦労されている方もいるでしょう。素材選びに失敗すると、最新のお風呂であっても、お手入れの負担はあまり変わりません。

失敗例から学ぶポイント

素材を選ぶ際には、デザイン性や価格だけでなく、素材の特性(メリット・デメリット)を理解してから選ぶようにしましょう。

注意が必要な素材・色

  • タイル:目地にカビが発生しやすく、目立ちやすい
  • 木:乾きにくく、腐りやすい
  • 黒い色の素材:水垢が目立ちやすい

失敗例③お風呂が狭い・広い

子供と入浴できるように広いお風呂にリフォームしたつもりだったが、窮屈に感じている

お風呂は広ければ良いというものではありません。お風呂が温まりにくくなる、掃除の手間が増える、水道代が高くなるなどの注意が必要です。

一方で狭すぎる場合には、浴槽が狭い故に足を延ばせなかったり、介護が必要な方がいる場合には不便に感じてしまうでしょう。

失敗例から学ぶポイント

出典:TOTO

お風呂の大きさを決める基準には、浴槽の大きさと洗い場の大きさの2つがあります。

浴槽の奥行きはユニットバスの場合はあまり変化がなく、横幅によって大きな違いがあります。

浴槽の大きさの目安

  • 横幅100~130㎝:身長160㎝以下であれば、足を伸ばせる程度
  • 横幅140㎝:長身の方でも膝を伸ばせる
  • ワイドタイプ:大人二人でも十分に入浴ができる

浴槽の幅はあらかじめ決まっているため、洗い場の広さは坪数によって変わってきます。

洗い場の大きさの目安

  • 1坪:1人では十分な広さ
  • 1.25坪:子供と並んでゆったり座れる
  • 1.5坪:介護や複数人の入浴に便利

>>ユニットバスのサイズ・選び方
>>狭いお風呂をリフォームで広くするには

失敗例④お風呂が寒い

お風呂場が寒いです。入る前にシャワーを出しておいても、お風呂の蓋を開けていても、まるで効果無しです・
引用元:Yahoo!知恵袋

お風呂が寒い原因としては、①床材の影響、②日当たりの良し悪し、③通気性の3つが代表的です。

寒いお風呂に入ることは快適性を損なうだけでなく、身体に大きな負担がかかりヒートショックを引き起こす可能性もあります。さらに浴室内に結露が発生し、壁や床の腐食が進み、再度リフォームが必要になるなんてことも。

失敗例から学ぶポイント

リフォームでできる対策としては、次のようなものがあります。

リフォームでできる対策

  • 二重窓に変更する:5~10万円
  • 床材をタイルから樹脂系の床やクッションフロアに張り替える:10~20万円
  • 浴室乾燥暖房機の設置:10~20万円

また、断熱機能に優れたユニットバスを選ぶのも1つの手です。

主要メーカーの断熱機能

  • TOTO「ほっカラリ床」:2つの層で床を暖める
  • LIXIL「天井壁床まるごと保温」:浴室全体を保温材で包んだ特徴的な構造
  • クリナップ「床夏シャワー」:入浴前に浴室全体を温める

>>お風呂が寒い原因と対策方法

失敗例⑤色使いが気に入らない

シックなお風呂に憧れて黒いお風呂にしたが、イメージしていたものと少し違った

お風呂の色は白を選ばれる方が多いですが、メーカーによっては黒や赤など様々な色の中から選ぶことができます

しかしながらあまり深く考えずに選んでしまい、お風呂全体のテイストを考えなかったり、汚れが目立つ色を選んでしまったりといった理由で後悔される方が多いです。

失敗例から学ぶポイント

出典:タカラスタンダード

色選びに迷った場合は、カラーシュミレーションを有効活用しましょう。

カラーシュミレーションは、LIXILやタカラスタンダードなど大手メーカーを中心に、WEB上で無料で公開しています。実際の見た目と色味は多少は異なりますが、よりリフォームのイメージが湧きやすくなるでしょう。

>>おすすめのお風呂の色・選び方

失敗例⑥排水管に不具合が生じた

お風呂をリフォームしたら、排水口から臭いが上がってくるようになりました。
引用元:Yahoo!知恵袋

最新のお風呂にリフォームにしたものの、施工不良で排水管にトラブルが発生してしまう可能性があります。かえって水の流れが悪くなってしまった、水を流すと異音が発生するようになってしまったなどトラブルが起きないとは言えません。

そのまま放置してしまうと悪化するばかりで、異臭が発生したり、水が全く流れなくなるといったさらなるトラブルを引き起こす可能性があります。

失敗例から学ぶポイント

お風呂の排水管の多くは、塩化ビニールでできており耐水性に問題はありません。しかしながら築古の物件の場合は鉄製が多く、長年使われた排水管は錆びて破裂しやすくなってしまっています。

トラブルを想定し、リフォーム業者の保証期間や連絡先を確認するようにしてください。

失敗例⑦工事期間をよく確認していなかった

お風呂リフォームの期間が想定より長く、不便だった

お風呂のリフォームを行っている間は、お風呂に入ることは基本的にできません。リフォーム内容によっては、工事直後もお風呂が使えないケースがあります。

失敗例から学ぶポイント

お風呂リフォームを滞りなく行うためには、業者に作成してもらった工程表を確認することが大切です。工程表には、工程や人材配置などが書かれており、全体のスケジュールを把握することができます。

一般的な工期の目安は以下の通りです。

お風呂リフォームの工事期間

  • ユニットバスからユニットバス:2~3日
  • 在来浴室からユニットバス:5~6日
  • 在来浴室から在来浴室:4~5日
  • 在来浴室からハーフユニットバス:約1週間

ただしマンションは、管理組合が定める規約によって工期が大幅に変わってしまいます。一方で戸建てではそういった制約がないため、工期が大幅に変わることはありません。

>>お風呂のリフォーム期間・工事内容

失敗例⑧窓が大きくて落ち着かない

(窓は)正直言って 不必要に大きいと感じてます
昼間は確かに明るいですが昼間にお風呂に入ることなんて稀
夜はただの覗かれやすい窓に変身です
引用元:Yahoo!知恵袋

お風呂に窓を設置するメリットとして、換気がしやすくなったり、開放感を出すことができたりといったメリットもあります。

一方で設置する窓の大きさやタイプによっては、、防犯面での効果低下や、掃除が大変になるといったデメリットも避けがたいです。

失敗例から学ぶポイント

プライバシー面での対策として、以下の4つが挙げられます

窓のプライバシー対策

  • 摺りガラスを選ぶ
  • 窓ガラスを上下に動かして開閉する「上げ下げ窓」を選ぶ
  • ブラインドを設置する
  • カーテンを付ける

>>お風呂の窓のメリット・デメリット

お風呂リフォームで失敗しないためのコツ

続いては、お風呂リフォームを成功させるためのコツを3つご紹介します。

①ショールームに行く

出典:Panasonic

ショールームでは、リフォームの商品を取り扱っているメーカーの商品を実際に触って体験することができます。実際の設備を体験できるだけでなく、ホームぺージ上で分かりにくかった色味の確認などリフォームを検討されている方は行って損はないでしょう。情報収集やイメージ作りなどにぜひご活用ください。

ショールームを行く前には入念な準備が必要です。まずは、予約を取るようにしてください。予約なしでも見学することは可能ですが、混雑している場合にはじっくりとスタッフに相談することができません。また可能であれば、自宅のお風呂の大きさはあらかじめ測っておき、写真を持参するようにしてください。よりスムーズにプランを決めることができますよ。

ショールームへ持っていくと便利なもの

  • レイアウトや寸法が分かる図面
  • カメラ(写真が撮れるもの)
  • レコーダー

②リフォームの目的を明確にする

多くの方が陥りやすい失敗パターンとして、不必要な機能をつけて後悔してしまったという声が挙がります。機能ありきでリフォーム内容を決定するのではなくきちんと目的をもつことで、必要な機能を吟味することができます。

例えば、「お風呂を広くしたい」「バリアフリー化したい」「ホーロー浴槽にしたい」などです。最新のお風呂には魅力的な機能や、おしゃれなデザインなど目移りしてしまう商品が沢山あります。事前に予算や計画を立てるようにしてください。

③信頼できる業者に依頼する

リフォームが成功するか失敗するかは、リフォーム業者次第と言っても過言ではありません。担当者が誠実で、アフターケアが充実している業者にリフォームをお願いできたら安心ですよね。しかしながら、そういった優良業者はどのように探したらよいのでしょうか?

当社ではお風呂リフォーム希望者向けの、無料の相談窓口をご用意しています。お独自の加盟基準を満たす全国2000社以上に対応し、お客様に最適なリフォーム会社を複数ご提案するサービスです。

紹介を行うのは、リフォームの専門知識を持った相談員。お客様のご要望をヒアリングさせていただき、一人一人にあったベストな業者を紹介させていただきます。

>>お風呂のリフォーム業者の種類・探し方

お風呂リフォームでありがちな失敗のまとめ

お風呂リフォームでの失敗は、以下のようなことが原因で起こる場合が多いです。

  • 追加工事が必要になってしまった
  • 汚れが目立ちやすくなってしまった
  • お風呂が狭い・広い
  • お風呂が寒い
  • 色使いが気に入らない
  • 排水管に不具合が生じた
  • 工事期間をよく確認していなかった
  • 窓が大きくて落ち着かない

このようにお風呂リフォームを失敗なく終わるためには、様々なチェックポイントがあります。

現在だけでなく、5年後や10年後などのライフスタイルも想像しながら、リフォーム内容を設計するようにしてください。

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