【2025年最新】南あわじ市のリフォーム補助金・助成金制度は？申請方法や注意点も解説！

南あわじ市にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体から出る補助金を使って費用を安くできる可能性があります。

本記事では、南あわじ市にある内装・外装リフォームや耐震化・省エネ化改修などの工事に出る補助金制度と、補助条件・金額の決まり方などを役所・役場の情報よりもやさしく解説します。

「リフォーム補助金の一般知識」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

南あわじ市のリフォーム補助金の一覧

南あわじ市にある住宅リフォーム等を対象にした補助金制度は、以下の11制度です。

※表内の制度名を押下すると解説箇所にジャンプします。

①南あわじ市定住促進空き家活用支援事業補助金

南あわじ市の南あわじ市定住促進空き家活用支援事業補助金は、南あわじ市内にある空き家の有効活用と、市内への定住促進を図るため、一定の条件を満たす空き家を改修等する場合場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の3分の1（上限100万円）です。

外構工事及び附属建物の工事に要する経費は、対象外です。

②南あわじ市多世代同居・近居支援事業補助金

南あわじ市の南あわじ市多世代同居・近居支援事業補助金は、家族の絆の再生や地域の共助を目的として、多世代家族（親世帯と子世帯等）で同居や近居をする際の住宅の取得またはリフォーム工事等を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は対象に応じた一定額（上限100万円）です。

他の補助金を受けている場合や、敷地造成、外構工事など、対象経費にならない場合があります。

③住宅耐震改修工事費補助

南あわじ市の住宅耐震改修工事費補助は、南あわじ市内に対象となる住宅を所有する市民が耐震工事をする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は（上限130万円）です。

戸建て住宅は、工事費用によって、補助金額の上限が異なります。

④屋根軽量化工事費補助

南あわじ市の屋根軽量化工事費補助は、南あわじ市内に対象となる住宅を所有する市民が、屋根の軽量化工事をする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は定額（上限50万円）です。

⑤淡路瓦屋根工事の奨励金

南あわじ市の淡路瓦屋根工事の奨励金は、南地場産業振興と景観形成および住宅の災害予防のため、淡路瓦を使用した住宅・賃貸住宅・事業所等の屋根工事等をおこなう場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の20％（上限40万円）です。

対象は市内の新築または葺き替え等で屋根工事面積が20平方メートル以上の住宅や事業所等で、主たる屋根部分に淡路瓦を使用していることが必要です。

申請期限は工事完了後2年以内で、工事費の20％以内かつ定められた限度額の低い方が奨励金額となります。

⑥民間賃貸住宅等整備促進事業補助金

南あわじ市の民間賃貸住宅等整備促進事業補助金は、移住・定住人口の増加と市内における就労人材の確保及び地域経済の活性化につなげることを目的に、住宅や建築物を改修する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は100万円／戸 （上限600万円）です。

補助額は1戸につき100万円です。防犯対策を行う場合は要件に応じて加算があります。事業完了後10年間の利用義務がある場合は期間内中止で返還義務が発生します。

⑦耐震改修計画・工事費パッケージ型補助

南あわじ市の耐震改修計画・工事費パッケージ型補助は、耐震改修計画の策定と耐震改修工事をセットでおこなう場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の5分の4（上限130万円）です。

対象は市内の要件を満たす木造戸建住宅で、耐震診断により安全性が低いと診断された住宅が対象です。補助は耐震診断・計画策定費と補強工事費に対して支給され、補助率や上限額が区分ごとに定められています。

⑧簡易耐震改修工事費補助

南あわじ市の簡易耐震改修工事費補助は、簡易診断で安全性が低いと診断された市内の住宅の、耐震診断・耐震改修計画策定・耐震改修工事費をおこなう場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の5分の4（上限50万円）です。

対象は昭和56年5月31日以前に着工された戸建住宅等で、耐震診断の評点が木造は0.7未満、非木造はIs0.3未満と判定された住宅です。

総額50万円以上の耐震診断、計画策定および改修工事が補助対象となり、工事業者は兵庫県の住宅改修業者登録制度への登録等が必要です。

⑨シェルター型工事費補助

南あわじ市のシェルター型工事費補助は、耐震シェルターの設置をおこなう場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は要件によって変動（上限100万円）です。

対象は市内に住宅を所有する所得1,200万円以下の個人で市税等の未納がない方です。補助額は高齢者のみ居住の場合で最大100万円、それ以外の場合で最大50万円と上限額が異なります。

⑩家庭用蓄電池導入支援補助金

南あわじ市の家庭用蓄電池導入支援補助金は、淡路島内の太陽光発電設備を備える住宅に家庭用蓄電池を導入する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は蓄電容量1kWhあたり1.5万円（上限15万円）です。

補助対象は国の補助事業で登録されたパッケージ型番の未使用蓄電システム（蓄電池部・電力変換装置）です。

設置工事費、セットアップ費用、諸経費、消費税等は対象外です。兵庫県の他の補助金を受ける場合は申請できません。

⑪空き家活用支援事業

南あわじ市で使える空き家活用支援事業は、一戸建ての住宅の空き家や共同住宅の空き住戸を住宅、事業所又は地域交流拠点として活用する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は住宅タイプ・工事費に応じた一定額（上限500万円）です。

補助金額は住宅種別と工事費によって異なります。例えば、一戸建ての住宅の補助上限は100万円です。

南あわじ市のリフォーム補助金の申請の流れ

リフォーム補助金の支給は、多くの自治体で先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています。
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。

手続きにかかる期間

補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。

• 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月～1ヶ月半
• 申請から支給決定通知は約3～4週間
• 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月

 

自治体によってて多少異なる場合があります。詳細に知りたい場合は各制度の担当課まで問い合わせください。

申請手順

実際の補助金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

1. 役所への事前相談
2. 見積もりを取る
3. 必要書類を入手
4. 必要書類を提出
5. 審査結果の通知
6. リフォーム工事の契約・開始
7. 実績報告書と請求書を提出
8. 補助金の振込み

Step 1：役所への事前相談

リフォーム工事をしたい住宅の情報をあらかじめ自治体の担当課に伝え、制度対象となるかを確認します。
相談前には老朽化の状況を写真に取るなどしておくとより良いでしょう。

Step 2：リフォームの見積もりを取る

リフォーム補助金の申請には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
そのため、業者を呼んで現地調査・見積もり取得をこの段階で行う必要があります。

業者を呼んでから見積もり書の取得には1ヶ月～1ヶ月半かかることもあります。
見積もり取得にかかる時間を考えると、事前相談より先に見積もり依頼を行うのもよいでしょう。

必要書類を入手

自治体のウェブサイトにいくと申請書類がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

様式は補助金制度の担当課（多くは建築関係、都市整備関係）の窓口などでも入手できることもあります。

申請書類を提出

手配・記入が終わった申請書を、窓口か郵送で提出します。
多くの自治体は、申込みは予算内での先着順になっています。多くは新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

審査結果の通知

役所への申請からおおよそ3～4週間後、審査結果と申請が通った場合は着工の許可がでます。
通知方法ははがき等の郵送か、抽選結果の掲示（役所窓口・ウェブ上など）で行われることが多いようです。

リフォーム工事の契約・開始

この段階でリフォーム工事を開始します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、必要に応じて確保しましょう。

実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書や請求書を作成し、提出します。
工事完了日から1ヶ月程度の提出期限が設けられていることが多いのでご注意ください。

補助金の振込み

完了報告後、不備等がなければ約1ヶ月ほどで補助金が振り込まれます。

南あわじ市のリフォーム業者の探し方

南あわじ市にお住まいの方でリフォーム業者の心当たりがない方向けの無料の相談窓口があります。

• 南あわじ市内の優良業者の紹介
• 南あわじ市内のリフォーム工事の適正金額・相場
• 面倒な相見積もりの手配の代行

 

補助金制度や、あなたの地域のデータに詳しい相談員が、上記を一切無料でご回答・アドバイスしています。

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費用が高すぎる業者・トラブルを起こしやすい業者を避け、安心・リーズナブルな業者と出会うためには相見積もりの取得は非常に有効です。
相談員の手配した業者の中からかならず工事を決める必要もありませんので、費用相場の照会だけでも下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。

まとめ

以上、南あわじ市のリフォーム補助金制度と、申請時に気をつけたい注意事項についての解説でした。

住宅リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家の場合の適正費用をチェックしたり、業者からの相見積りを手軽に取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。