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【2025年最新】名古屋市のリフォーム補助金・助成金制度は?申請方法や注意点も解説!

名古屋市のリフォーム補助金・助成金制度

名古屋市にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体から出る補助金を使って費用を安くできる可能性があります。

本記事では、名古屋市にある内装・外装リフォームや耐震化・省エネ化改修などの工事に出る補助金制度と、補助条件・金額の決まり方などを役所・役場の情報よりもやさしく解説します。

「リフォーム補助金の一般知識」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

Point

  • 名古屋市にあるリフォーム補助金は6制度
  • 名古屋市では耐震化やバリアフリー化、省エネ改修などの工事が補助金の対象
目次

名古屋市のリフォーム補助金の一覧

名古屋市にある住宅リフォーム等を対象にした補助金制度は、以下の6制度です。

制度名 補助金額
非木造住宅耐震改修助成 費用の23%(上限60万円)
障害者住宅改造補助金 費用の100%(上限80万円)
民間既存建築物吹付けアスベスト対策補助事業 費用の3分の2(上限120万円)
木造住宅耐震改修助成 費用の5分の4(上限165万円)
住宅等の脱炭素化促進補助 工事内容により異なる(上限5万円)
子どもあんしん住まいる補助金 費用の2分の1(上限20万円)

※表内の制度名を押下すると解説箇所にジャンプします。

①非木造住宅耐震改修助成

制度名 非木造住宅耐震改修助成
受付期間 2025/04/01~2025/08/31(先着)
補助金額
  • 費用の23%(上限60万円)
支給条件
  • 1981年5月31日以前に着工された非木造住宅であること
  • 耐震診断の結果、Is値が0.3未満又はq値0.5未満と判定された住宅であること
  • 住宅以外の用途が延べ面積の2分の1未満であること
  • 「耐震改修促進法」に基づく耐震改修計画の認定等を受けて実施する工事であること 等
補助対象工事
  • 耐震改修工事
  • 耐震改修設計
  • 耐震診断 等
問合せ先 住宅都市局市街地整備部耐震化支援課建築物耐震担当
愛知県名古屋市中区三の丸3-1-1
TEL:052-972-2773

名古屋市の非木造住宅耐震改修助成は、耐震診断の結果「安全な構造でない」と判定された建築物に対して、耐震改修を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の23%(上限60万円)です。

「耐震改修工事」の補助金額は、戸建ての場合で工事費用の約23%(上限60万円) となります。

②障害者住宅改造補助金

制度名 障害者住宅改造補助金
受付期間 2025/04/01~2025/03/31(先着)
補助金額
  • 費用の100%(上限80万円)
支給条件
  • 身体障害者手帳の肢体不自由または視覚障害の程度が1~3級の人であること
  • 愛護手帳の等級が1~3度の人であること
  • 医師に自閉症状群と診断された人であること
  • 社会福祉事務所により住宅改造が認められたこと 等
補助対象工事
  • 居室の改造・間取り変更
  • 浴室やトイレの増改築
問合せ先 健康福祉局障害企画課
愛知県名古屋市中区三の丸3-1-1
TEL:052-972-2587

名古屋市の障害者住宅改造補助金は、住宅を重度身体障害者に適するように住宅設備を改造する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の100%(上限80万円)です。

介護保険制度の住宅改修または日常生活用具の居宅生活動作補助用具が優先であり、その給付額を差し引いた額が助成額になります。

③民間既存建築物吹付けアスベスト対策補助事業

制度名 民間既存建築物吹付けアスベスト対策補助事業
受付期間 2025/04/01~2025/02/28(先着)
補助金額
  • 費用の3分の2(上限120万円)
支給条件
  • 0.1%以上のアスベストが含まれる建材を使用している建物であること
  • 分析調査は建築物石綿含有建材調査者が実施すること
  • 解体予定の建築物ではないこと
  • 名古屋市内にある民間の建築物であること 等
補助対象工事
  • アスベストの分析調査事業
  • アスベストの除去等事業 等
問合せ先 住宅都市局建築指導部建築安全推進課建築防災担当
愛知県名古屋市中区三の丸3-1-1
TEL:052-972-2935

名古屋市の民間既存建築物吹付けアスベスト対策補助事業は、吹付けアスベストが施工されている民間建築物に対して、分析調査や除去を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の3分の2(上限120万円)です。

対象となる建材は吹付けアスベスト、アスベスト含有吹付けロックウールです。吹付けバーミキュライトは対象外となります。

④木造住宅耐震改修助成

制度名 木造住宅耐震改修助成
受付期間 2025/04/01~2025/01/31(先着)
補助金額
  • 費用の5分の4(上限165万円)
支給条件
  • 1981年5月31日以前に着工された木造住宅であること
  • 耐震診断の結果、判定値が1.0未案と診断された住宅であること
  • 住宅以外の用途に使用している面積が、延べ面積の2分の1未満の住宅であること
  • 施工後、制度が定める耐震性を有していること 等
補助対象工事
  • 耐震改修工事 等
問合せ先 住宅都市局市街地整備部耐震化支援課木造住宅耐震担当
愛知県名古屋市中区三の丸3-1-1
TEL:052-972-2921

名古屋市の木造住宅耐震改修助成は、名古屋市木造住宅無料耐震診断の結果、判定値が1.0未満の住宅の耐震改修を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の5分の4(上限165万円)です。

補助額は世帯により異なります。一般世帯の場合は最大115万円非課税世帯の場合は最大165万円が支給されます。

⑤住宅等の脱炭素化促進補助

制度名 住宅等の脱炭素化促進補助
受付期間 2025/04/16~2025/02/13(先着)
補助金額
  • 工事内容により異なる(上限5万円)
支給条件
  • なごや太陽光倶楽部への入会を申請すること
  • 申請者が補助対象設備を設置する住宅に居住すること
  • 一定の省エネ基準を満たす設備から導入すること
  • リース品ではなく、未使用品を導入すること 等
補助対象工事
  • 太陽光発電設備の導入
  • 蓄電システムの導入
  • 断熱窓改修
  • エネファーム(家庭用燃料電池システム)の設置 等
問合せ先 株式会社アールエムサポート 住宅等の脱炭素化促進補助金 受付窓口
愛知県名古屋市北区敷島町38
TEL:052-908-5169

名古屋市の住宅等の脱炭素化促進補助は、名古屋市内の住宅を低炭素化するために、省エネ設備の導入や窓の断熱改修を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は工事内容により異なる(上限5万円)です。

補助額は導入設備や工事内容により異なります。例えば、太陽光発電設備には最大30,000円/kw断熱窓改修は補助対象経費の3分の1(上限200,000円)です。

⑥子どもあんしん住まいる補助金

制度名 子どもあんしん住まいる補助金
受付期間 2025/04/15~2025/02/28(先着)
補助金額
  • 費用の2分の1(上限20万円)
支給条件
  • 名古屋市内の住宅で、補助対象となる世帯が居住していること
  • 12歳になる年度末(2026年3月31日)までの子どもがいる世帯、または妊娠している方がいる世帯であること
  • 2階以上の全ての開口部に転落防止対策を実施すること
  • 過去に同じ工事で補助金を受けていないこと 等
補助対象工事
  • 鍵付き又はダイヤル式クレセント錠の設置
  • 開口部への転落防止手すりの設置工事
  • バルコニーの室外機への柵の設置工事
  • クッション床への改修工事 等
問合せ先 子どもあんしん住まいる補助金事務局(株式会社MTK)
愛知県名古屋市中村区佐古前町22-13
TEL:052-485-7034

名古屋市の子どもあんしん住まいる補助金は、子育て世帯を対象に、補助錠やチャイルドゲート等の購入、転落防止手すりや鍵付きクレセント錠等を設置する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の2分の1(上限20万円)です。

子育て世帯とは、12歳になる年度末(2026年3月31日)までの子どもがいる世帯、または妊婦がいる世帯を指します。

名古屋市のリフォーム補助金の申請の流れ

リフォーム補助金の支給は、多くの自治体で先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。

手続きにかかる期間

補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。

  • 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月~1ヶ月半
  • 申請から支給決定通知は約3~4週間
  • 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月

 

自治体によってて多少異なる場合があります。詳細に知りたい場合は各制度の担当課まで問い合わせください。

申請手順

補助金申請の流れ・やること・期間

実際の補助金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

  1. 役所への事前相談
  2. 見積もりを取る
  3. 必要書類を入手
  4. 必要書類を提出
  5. 審査結果の通知
  6. リフォーム工事の契約・開始
  7. 実績報告書と請求書を提出
  8. 補助金の振込み

Step 1:役所への事前相談

リフォーム工事をしたい住宅の情報をあらかじめ自治体の担当課に伝え、制度対象となるかを確認します。
相談前には老朽化の状況を写真に取るなどしておくとより良いでしょう。

Step 2:リフォームの見積もりを取る

リフォーム補助金の申請には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
そのため、業者を呼んで現地調査・見積もり取得をこの段階で行う必要があります。

業者を呼んでから見積もり書の取得には1ヶ月~1ヶ月半かかることもあります。
見積もり取得にかかる時間を考えると、事前相談より先に見積もり依頼を行うのもよいでしょう。

必要書類を入手

自治体のウェブサイトにいくと申請書類がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

様式は補助金制度の担当課(多くは建築関係、都市整備関係)の窓口などでも入手できることもあります。

申請時に必要なことが多い書類等

工事の見積書
不動産登記全部事項証明書(土地・建物)
工事着手前の写真
工事を含むの立面図、平面図
付近の見取り図
住民票
納税証明書 または 非課税証明書

申請書類を提出

手配・記入が終わった申請書を、窓口か郵送で提出します。
多くの自治体は、申込みは予算内での先着順になっています。多くは新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

審査結果の通知

役所への申請からおおよそ3~4週間後、審査結果と申請が通った場合は着工の許可がでます。
通知方法ははがき等の郵送か、抽選結果の掲示(役所窓口・ウェブ上など)で行われることが多いようです。

リフォーム工事の契約・開始

この段階でリフォーム工事を開始します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、必要に応じて確保しましょう。

実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書や請求書を作成し、提出します。
工事完了日から1ヶ月程度の提出期限が設けられていることが多いのでご注意ください。

補助金の振込み

完了報告後、不備等がなければ約1ヶ月ほどで補助金が振り込まれます。

名古屋市のリフォーム業者の探し方

名古屋市にお住まいの方でリフォーム業者の心当たりがない方向けの無料の相談窓口があります。

  • 名古屋市内の優良業者の紹介
  • 名古屋市内のリフォーム工事の適正金額・相場
  • 面倒な相見積もりの手配の代行

 

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まとめ

以上、名古屋市のリフォーム補助金制度と、申請時に気をつけたい注意事項についての解説でした。

住宅リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家の場合の適正費用をチェックしたり、業者からの相見積りを手軽に取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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