MENU

リフォームする箇所を選ぶ

受付時間 10:00〜19:00 (土日祝もOK)

【2024年最新】杉並区のリフォーム補助金・助成金制度|申請方法や注意点も解説!

杉並区のリフォーム補助金・助成金制度

杉並区にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体から出る補助金を使って費用を安くできる可能性があります。

本記事では、杉並区にある内装・外装リフォームや耐震化・省エネ化改修などの工事に出る補助金制度と、補助条件・金額の決まり方などを役所・役場の情報よりもやさしく解説します。

「リフォーム補助金の一般知識」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

Point

  • 杉並区にあるリフォーム補助金は10個
  • 杉並区では耐震化・省エネ改修などの工事が補助金の対象
目次

杉並区のリフォーム補助金の一覧

杉並区にある住宅リフォーム等を対象にした補助金制度は、以下の10個です。

制度名 補助金額
水害予防住宅高床化工事助成 費用の2分の1(上限200万円)※現金(全額)
高齢者住宅改修給付事業 費用の9割(上限20万円)※現金(全額)
木造以外の建築物に関する耐震改修等助成制度 費用の2分の1(上限200万円)※現金(全額)
木造住宅等の耐震化に関する助成制度 費用の4分の3(上限250万円)※現金(全額)
エコ住宅促進助成 費用の機器や塗料面積に応じた定額(上限15万円)※現金(全額)
高齢者等賃貸住宅改修助成事業 費用の50%(上限100万円)※現金(全額)
木造住宅等の耐震化に関する助成制度(新耐震基準) 費用の2分の1(上限100万円)※現金(全額)
防水板設置工事費の助成 費用の2分の1(上限50万円)※現金(全額)
東京都既存住宅省エネ改修促進事業 省エネ診断2/3、省エネ設計2/5〜4/5(上限36万円)※現金(全額)
災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業 費用の3/5~全額(上限180万円)※現金(全額)

※表内の制度名を押下すると解説箇所にジャンプします。

①水害予防住宅高床化工事助成

制度名 水害予防住宅高床化工事助成
受付期間 (先着制)
補助金額
  • 費用の2分の1(上限200万円)※現金(全額)
支給条件
  • 水害ハザードマップで、想定浸水の目安が0.5メートル以上の地域であること
  • 高床の高さは、敷地面から床面まで0.75メートル以上とすること
  • 床下空間は、0.5メートル以上確保すること
  • 住宅、店舗、事務所およびその他居室を有する用途の建物であること 等
補助対象工事
  • 高床化工事
問合せ先 都市整備部 土木計画課 土木調整グループ
東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
TEL:03-3312-2111

杉並区の水害予防住宅高床化工事助成は、床上浸水などの被害が発生するおそれのある地域の方が、被害防止・軽減のため住まいを高床にリフォームする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の2分の1(上限200万円)です。

この制度では、工事費用は実際にかかった金額ではなく、住宅の構造によって定められた「標準工事費単価」を基準に算出されます。

②高齢者住宅改修給付事業

制度名 高齢者住宅改修給付事業
受付期間 (先着制)
補助金額
  • 費用の9割(上限20万円)※現金(全額)
支給条件
  • 65歳以上の高齢者であること
  • 申請日前6カ月以内に介護保険に非該当と認定されたこと
  • 身体状況により特に給付が必要と認められること
  • 改修工事前又は用具購入前に申請をすること 等
補助対象工事
  • 手すりの取付工事
  • 便器の洋式化工事
  • 腰掛便座の支給
  • 入浴補助用具の支給 等
問合せ先 保健福祉部 高齢者在宅支援課 管理係
東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
TEL:03-3312-2111

杉並区の高齢者住宅改修給付事業は、高齢者が暮らす在宅に必要な手すりの取付け工事等を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の9割(上限20万円)です。

補助には改修工事費に対して支給される「予防給付」(上限20万円)と、福祉用具の購入費に対して支給される「附帯用具」(上限10万円)の2区分があります。

③木造以外の建築物に関する耐震改修等助成制度

制度名 木造以外の建築物に関する耐震改修等助成制度
受付期間 2024/4/1(月)~2024/10/31(木)(先着制)
補助金額
  • 費用の2分の1(上限200万円)※現金(全額)
支給条件
  • 昭和56年5月以前に建てられた建物であること
  • 杉並区内のある木造以外の建物であること
  • 申請者は建物の所有者であること
  • 申請前に担当課に相談をすること 等
補助対象工事
  • 耐震診断
  • 補強設計
  • 耐震改修
問合せ先 都市整備部 市街地整備課 耐震改修担当
東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
TEL:03-3312-2111

杉並区の木造以外の建築物に関する耐震改修等助成制度は、区内の旧耐震基準で建てられた非木造建物物を耐震化する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の2分の1(上限200万円)です。

補助金額は「実際にかかった費用」か「住宅の延床面積(㎡)✕50,200円」のうち安い方を基準に計算されます。

④木造住宅等の耐震化に関する助成制度

制度名 木造住宅等の耐震化に関する助成制度
受付期間 2024/4/1(月)~2024/12/20(金)(先着制)
補助金額
  • 費用の4分の3(上限250万円)※現金(全額)
支給条件
  • 区内にある木造住宅であること
  • 昭和56年5月以前に建てられたこと
  • 契約・着工前に必要書類を提出すること
  • 申請年度内に工事が完了すること 等
補助対象工事
  • 耐震診断
  • 耐震改修
問合せ先 都市整備部 市街地整備課 耐震改修担当
東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
TEL:03-3312-2111

杉並区の木造住宅等の耐震化に関する助成制度は、区内の旧耐震基準で建てられた木造住宅の耐震診断や耐震化工事をする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の4分の3(上限250万円)です。

本制度では、耐震改修の助成を受けるためには、最初に簡易診断を受ける必要があります。

⑤エコ住宅促進助成

制度名 エコ住宅促進助成
受付期間 2024/4/10(水)~2025/1/31(金)(先着制)
補助金額
  • 費用の機器や塗料面積に応じた定額(上限15万円)※現金(全額)
支給条件
  • 区民が現居する区内の建物の施工であること
  • 申請者、契約者、支払者が同じあること
  • 塗装工事の場合、日射反射率50%以上の塗料を使うこと
  • 工事開始の3週間前までに申請をすること 等
補助対象工事
  • 高日射反射率塗装(屋根・外壁)
  • 窓の断熱改修
  • 太陽光発電システムの導入
  • エネファームの導入 等
問合せ先 環境部 環境課 温暖化対策係
東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
TEL:03-3312-2111

杉並区のエコ住宅促進助成は、区民が区内の住宅に省エネ性を高める工事をしたり、創エネ機器を導入した場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の機器や塗料面積に応じた定額(上限15万円)です。

工事施工3週間前(開庁日)までの申請が必要です。着工後に申請をすることはできませんのでご注意ください。

⑥高齢者等賃貸住宅改修助成事業

制度名 高齢者等賃貸住宅改修助成事業
受付期間 (先着制)
補助金額
  • 費用の50%(上限100万円)※現金(全額)
支給条件
  • 昭和56年6月1日以降に着工した、違法でない建築物であること
  • 住宅用火災警報器の設置、消防用設備等の設置などの対策が実施されていること
  • 住戸の床面積が、原則として16平方メートル以上であること
  • 最初の入居者は、高齢者世帯または障害者世帯とすることなど 等
補助対象工事
  • 手すりの取付け、段差の解消
  • 床または通路面の材料の変更
  • 扉の取替え
  • 洋式便器等への便器の取替え 等
問合せ先 都市整備部住宅課 管理係
東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
TEL:03-5307-0661

杉並区の高齢者等賃貸住宅改修助成事業は、高齢者や障害者が住みやすいように、アパートのバリアフリー改修を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の50%(上限100万円)です。

10万円以上(税抜き)の改修工事が対象です。

⑦木造住宅等の耐震化に関する助成制度(新耐震基準)

制度名 木造住宅等の耐震化に関する助成制度(新耐震基準)
受付期間 2024/4/1(月)~2024/12/20(金)(先着制)
補助金額
  • 費用の2分の1(上限100万円)※現金(全額)
支給条件
  • 区内にある建物であること
  • 昭和56年6月~平成12年5月に建てられた木造住宅であること
  • 木造在来軸組構法で、基礎がコンクリート造であること
  • 65歳以上の方、または65歳以上の親族と同居している方であることなど 等
補助対象工事
  • 耐震改修工事
  • 精密耐震診断
問合せ先 都市整備部 市街地整備課 耐震改修担当
東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
TEL:03-3312-2111

杉並区の木造住宅等の耐震化に関する助成制度(新耐震基準)は、木造住宅の耐震診断及び耐震改修を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の2分の1(上限100万円)です。

特定精密診断の助成額は「11万円」または「診断に要する費用」のうち低い額、耐震改修助成額は「100万円」または「改修に要する費用の1/2」のうち低い額です。

⑧防水板設置工事費の助成

制度名 防水板設置工事費の助成
受付期間 (先着制)
補助金額
  • 費用の2分の1(上限50万円)※現金(全額)
支給条件
  • 区内の建物であること
  • 個人が使用する建物であること
  • 鉄、アルミニウムなどの浸水に耐える素材であること
  • 取り外しや移動が可能なものであること 等
補助対象工事
  • 防水板の設置工事
問合せ先 都市整備部 土木計画課 土木調整グループ
東京都杉並区阿佐谷南1-15-1
TEL:03-3312-2111

杉並区の防水板設置工事費の助成は、家屋の浸水被害の防止または軽減を目的として、住宅に防水板を設置する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の2分の1(上限50万円)です。

計画段階での事前相談が必要です。

⑨東京都既存住宅省エネ改修促進事業

制度名 東京都既存住宅省エネ改修促進事業
受付期間 2024/5/22(水)~2025/1/17(金)(先着制)
補助金額
  • 省エネ診断2/3、省エネ設計2/5〜4/5(上限36万円)※現金(全額)
支給条件
  • 住宅の所有者または管理組合であること
  • 工事後に耐震性に問題が無いこと
  • 省エネ改修(窓、壁等の断熱改修、設備の高効率化等)については、本事業の補助対象外であること
  • 工事後に耐震性に問題が無いこと 等
補助対象工事
  • 断熱材の設置
  • 高断熱浴槽へ改修
  • LED照明へ取り換え
問合せ先 東京都住宅政策本部民間住宅部 計画課 脱炭素化施策推進担当
東京都新宿区西新宿2‐8‐1
TEL:03‐5320-5459

全域の東京都既存住宅省エネ改修促進事業は、省エネルギー性能の向上を促進するための工事を行った場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は省エネ診断2/3、省エネ設計2/5〜4/5(上限36万円)です。

年度をまたいで工事を行う場合、初年度に申請を行ってください。

⑩災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

制度名 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業
受付期間 2022/4/1(金)~2025/3/31(月)(先着制)
補助金額
  • 費用の3/5~全額(上限180万円)※現金(全額)
支給条件
  • 都内の戸建て住宅であること
  • 補助金の対象期間内に新たに設置すること
  • 本工事において、他の補助金を同時に受け取っていないこと
  • 原則補助金の交付後に契約すること 等
補助対象工事
  • 太陽光発電の設置
  • 断熱ドアへの改修
  • 蓄電池システムの設置
  • V2Hの設置 等
問合せ先 気候変動対策部 家庭エネルギー対策課
東京都新宿区西新宿2‐8‐1
TEL:03‐5320-5459

全域の災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業は、太陽光発電の設置や断熱リフォームを行った場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の3/5~全額(上限180万円)です。

詳細な内容をお問合せしたい場合は、補助項目によって問い合わせ先が異なります。

杉並区のリフォーム補助金の申請の流れ

リフォーム補助金の支給は、多くの自治体で先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。

手続きにかかる期間

補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。

  • 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月~1ヶ月半
  • 申請から支給決定通知は約3~4週間
  • 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月

 

自治体によってて多少異なる場合があります。詳細に知りたい場合は各制度の担当課まで問い合わせください。

申請手順

補助金申請の流れ・やること・期間

実際の補助金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

  1. 役所への事前相談
  2. 見積もりを取る
  3. 必要書類を入手
  4. 必要書類を提出
  5. 審査結果の通知
  6. リフォーム工事の契約・開始
  7. 実績報告書と請求書を提出
  8. 補助金の振込み

Step 1:役所への事前相談

リフォーム工事をしたい住宅の情報をあらかじめ自治体の担当課に伝え、制度対象となるかを確認します。
相談前には老朽化の状況を写真に取るなどしておくとより良いでしょう。

Step 2:リフォームの見積もりを取る

リフォーム補助金の申請には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
そのため、業者を呼んで現地調査・見積もり取得をこの段階で行う必要があります。

業者を呼んでから見積もり書の取得には1ヶ月~1ヶ月半かかることもあります。
見積もり取得にかかる時間を考えると、事前相談より先に見積もり依頼を行うのもよいでしょう。

Step 3:必要書類を入手

自治体のウェブサイトにいくと申請書類がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

様式は補助金制度の担当課(多くは建築関係、都市整備関係)の窓口などでも入手できることもあります。

申請時に必要なことが多い書類等

工事の見積書
不動産登記全部事項証明書(土地・建物)
工事着手前の写真
工事を含むの立面図、平面図
付近の見取り図
住民票
納税証明書 または 非課税証明書

Step 4:申請書類を提出

手配・記入が終わった申請書を、窓口か郵送で提出します。
多くの自治体は、申込みは予算内での先着順になっています。多くは新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

Step 5:審査結果の通知

役所への申請からおおよそ3~4週間後、審査結果と申請が通った場合は着工の許可がでます。
通知方法ははがき等の郵送か、抽選結果の掲示(役所窓口・ウェブ上など)で行われることが多いようです。

Step 6:リフォーム工事の契約・開始

この段階でリフォーム工事を開始します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、必要に応じて確保しましょう。

Step 7:実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書や請求書を作成し、提出します。
工事完了日から1ヶ月程度の提出期限が設けられていることが多いのでご注意ください。

Step 8:補助金の振込み

完了報告後、不備等がなければ約1ヶ月ほどで補助金が振り込まれます。

杉並区のリフォーム業者の探し方

杉並区にお住まいの方でリフォーム業者の心当たりがない方向けの無料の相談窓口があります。

  • 杉並区内の優良業者の紹介
  • 杉並区内のリフォーム工事の適正金額・相場
  • 面倒な相見積もりの手配の代行

 

補助金制度や、あなたの地域のデータに詳しい相談員が、上記を一切無料でご回答・アドバイスしています。

本ページから問い合わせをいただいた方向けのサービスとして、相見積もりをとったあと、依頼する業者以外へのの気まずいキャンセル連絡を相談員が代行することも可能です。

費用が高すぎる業者・トラブルを起こしやすい業者を避け、安心・リーズナブルな業者と出会うためには相見積もりの取得は非常に有効です。
相談員の手配した業者の中からかならず工事を決める必要もありませんので、費用相場の照会だけでも下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。

まとめ

以上、杉並区のリフォーム補助金制度と、申請時に気をつけたい注意事項についての解説でした。

住宅リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家の場合の適正費用をチェックしたり、業者からの相見積りを手軽に取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

目次