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【2024年最新】葛飾区のリフォーム補助金・助成金制度|申請方法や注意点も解説!

葛飾区のリフォーム補助金・助成金制度

葛飾区にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体から出る補助金を使って費用を安くできる可能性があります。

本記事では、葛飾区にある内装・外装リフォームや耐震化・省エネ化改修などの工事に出る補助金制度と、補助条件・金額の決まり方などを役所・役場の情報よりもやさしく解説します。

「リフォーム補助金の一般知識」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

Point

  • 葛飾区にあるリフォーム補助金は10個
  • 葛飾区では省エネ改修・耐震化などの工事が補助金の対象
目次

葛飾区のリフォーム補助金の一覧

葛飾区にある住宅リフォーム等を対象にした補助金制度は、以下の10個です。

制度名 補助金額
かつしかエコ助成金 費用の2分の1(上限100万円)※現金(全額)
自立支援住宅改修費助成 費用の1割が自己負担(上限20万円)※現金(全額)
民間建築物バリアフリー化整備費の助成 費用の2分の1(上限300万円)※現金(全額)
高齢者住宅設備改修費助成事業 費用の1割〜3割が自己負担(上限97.9万円)※現金(全額)
木造住宅の耐震化促進事業 費用の3分の2(上限200万円)※現金(全額)
非木造住宅・緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進事業 費用の50%(上限2000万円)※現金(全額)
民間建築物アスベスト調査(対策)助成制度 費用の2分の1(上限30万円)※現金(全額)
住宅設備改善費の支給 世帯所得に応じて決定(上限97.9万円)※現金(全額)
東京都既存住宅省エネ改修促進事業 省エネ診断2/3、省エネ設計2/5〜4/5(上限36万円)※現金(全額)
災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業 費用の3/5~全額(上限180万円)※現金(全額)

※表内の制度名を押下すると解説箇所にジャンプします。

①かつしかエコ助成金

制度名 かつしかエコ助成金
受付期間 2024/4/1(月)~2025/3/31(月)(先着制)
補助金額
  • 費用の2分の1(上限100万円)※現金(全額)
支給条件
  • 区内にある自ら居住する住宅の改修であること
  • 申請者は原則として世帯主であること
  • 遮熱塗装の場合、日射反射率(近赤外線領域)が50%以上の塗料を使用すること
  • 同時に区の他の助成を受けていないこと 等
補助対象工事
  • 高反射率塗装(屋根・屋上・壁等)
  • 断熱改修(外壁、屋根・屋上、天井、床、窓)
  • エネファームの導入
  • LED照明機器の導入 等
問合せ先 環境課 環境計画係
東京都葛飾区⽴⽯5-13-1 区役所4階
TEL:03-5654-8228

葛飾区のかつしかエコ助成金は、区民が区内に所有する住宅に、省エネ性を高める工事をしたり、創エネ機器を導入した場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の2分の1(上限100万円)です。

塗装工事は、屋根・屋上・外壁の遮熱性塗装に限り助成対象です。助成金額は「施工費用の25%」か「施工面積(㎡)×1,000円」のいずれか低い金額が、上限20万円まで支給されます。

②自立支援住宅改修費助成

制度名 自立支援住宅改修費助成
受付期間 (先着制)
補助金額
  • 費用の1割が自己負担(上限20万円)※現金(全額)
支給条件
  • 葛飾区に住民登録をしていること
  • 65歳以上の事業対象者のうち運動機能が低下している方であること
  • 介護認定を受けていないこと
  • 在宅生活を続けるために住宅改修が必要と認められること 等
補助対象工事
  • 手すりの取り付け
  • 段差の解消
  • 床材の変更
  • 便器の洋式化 等
問合せ先 高齢者支援課在宅サービス係
東京都葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所2階 201番窓口
TEL:03-5654-8299

葛飾区の自立支援住宅改修費助成は、在宅で生活する65歳以上の方が転倒防止などのために住宅改修する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の1割が自己負担(上限20万円)です。

助成対象となる改修費用のうち、限度額の範囲内の場合は1割が自己負担になります。

③民間建築物バリアフリー化整備費の助成

制度名 民間建築物バリアフリー化整備費の助成
受付期間 (先着制)
補助金額
  • 費用の2分の1(上限300万円)※現金(全額)
支給条件
  • 平成21年9月30日以前に建てられた飲食店や医療施設など、不特定多数の方が利用する建築物であること
  • 高齢者や障害のある方の移動ルートを整備するものであること
  • 施工前に申請していること
補助対象工事
  • 敷地境界線との段差解消
  • 機械式昇降機の設置
  • 車椅子用トイレの設置
  • 手すり・スロープの設置 等
問合せ先 福祉管理課企画係
東京都葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所3階 311番窓口
TEL:03-5654-8242

葛飾区の民間建築物バリアフリー化整備費の助成は、既存の民間建築物をバリアフリー化する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の2分の1(上限300万円)です。

個人の住宅や集合住宅の整備は対象になりません。

④高齢者住宅設備改修費助成事業

制度名 高齢者住宅設備改修費助成事業
受付期間 2024/4/1(月)~(先着制)
補助金額
  • 費用の1割〜3割が自己負担(上限97.9万円)※現金(全額)
支給条件
  • 葛飾区に住民登録をしていること
  • 65歳以上もしくは40歳~64歳で特定疾病があること
  • 介護保険の介護認定が、要支援・要介護の方
  • 改修により日常生活動作の向上や介護負担の軽減を図れること 等
補助対象工事
  • 浴槽の取替えおよび付帯工事
  • 浴槽の取り替え
  • 流し台、洗面台の取り替え
  • その他これらの工事に付帯して必要な工事 等
問合せ先 高齢者支援課在宅サービス係
東京都葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所2階 201番窓口
TEL:03-5654-8299

葛飾区の高齢者住宅設備改修費助成事業は、在宅で生活をしている介護保険の認定が要支援以上の高齢者がいる家庭がリフォームをする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の1割〜3割が自己負担(上限97.9万円)です。

限度額を超えた分や対象外工事の費用は、本人負担となります。

⑤木造住宅の耐震化促進事業

制度名 木造住宅の耐震化促進事業
受付期間 (先着制)
補助金額
  • 費用の3分の2(上限200万円)※現金(全額)
支給条件
  • 葛飾区内の2階建以下の木造住宅等であること
  • 昭和56年5月31日以前に建築されたものであること
  • 耐震診断の結果、構造評点が1.0未満と診断されたこと
  • 建て替えの場合、新築する建築物が省エネ基準に適合すること 等
補助対象工事
  • 耐震診断
  • 耐震改修工事
  • 建て替え工事
  • 除去・解体工事 等
問合せ先 建築課 建築安全係
東京都葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所3階
TEL:03-5654-8552

葛飾区の木造住宅の耐震化促進事業は、現在の耐震基準を満たさない区内の木造の建物を改修・建て替え・除去等する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の3分の2(上限200万円)です。

補助金額は工事によって異なり、耐震改修の場合は費用の3分の2(上限180万円)、建て替えの場合は費用の3分の2(上限200万円)、除去・解体の場合は費用の2分の1(上限70万円)が支給されます。

⑥非木造住宅・緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進事業

制度名 非木造住宅・緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進事業
受付期間 (先着制)
補助金額
  • 費用の50%(上限2000万円)※現金(全額)
支給条件
  • 葛飾区内の建築物であること
  • 昭和56年5月31日以前に建築された住宅等であること
  • 構造が鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造のいずれかであること
  • 倒壊した場合に周辺の市街地に及ぼす影響が大きいと判断されたこと 等
補助対象工事
  • 耐震診断
  • 耐震改修設計
  • 耐震改修工事
問合せ先 建築課 建築安全係
東京都葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所3階
TEL:03-5654-8552

葛飾区の非木造住宅・緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進事業は、現在の耐震基準を満たさない区内の木造以外の建物を耐震化リフォームしたり、耐震性の診断を行ったりする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の50%(上限2000万円)です。

予算の都合により、受付期限前でも受付できない場合があります。

⑦民間建築物アスベスト調査(対策)助成制度

制度名 民間建築物アスベスト調査(対策)助成制度
受付期間 2024/4/1(月)~2024/11/29(金)(先着制)
補助金額
  • 費用の2分の1(上限30万円)※現金(全額)
支給条件
  • 葛飾区民が所有する区内の建築物であること
  • 屋外又は屋内にアスベストを含有する吹付け材が使用されていること
  • 工事の実施は有資格者が行うこと
  • 審査が下りる前に業者と契約をしないこと 等
補助対象工事
  • アスベスト調査
  • アスベスト封じ込め工事
  • アスベスト囲い込み工事
  • アスベスト除去工事 等
問合せ先 建築課 建築安全係
東京都葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所3階
TEL:03-5875-7827

葛飾区の民間建築物アスベスト調査(対策)助成制度は、区内のアスベストを含有吹付け材が使用されているおそれのある住宅で、アスベスト調査や対策工事を行った場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の2分の1(上限30万円)です。

本制度では、外壁の仕上げ材に含有されているアスベストの対策工事は対象外です・

⑧住宅設備改善費の支給

制度名 住宅設備改善費の支給
受付期間 (先着制)
補助金額
  • 世帯所得に応じて決定(上限97.9万円)※現金(全額)
支給条件
  • 身体障害者手帳をお持ちの方及び難病患者等であること
  • 住宅改善前に申請をしていること住宅改善前に申請をしていること
  • 介護保険の対象外であること
補助対象工事
  • お風呂、キッチン、トイレ等のバリアフリー工事
  • 段差解消工事
  • 手すりの取り付け工事
  • 屋内移動設備購入・設置工事 等
問合せ先 障害福祉課援護係
東京都葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所2階
TEL:03-5654-8302

葛飾区の住宅設備改善費の支給は、対象者の方の生活を容易なものとするために住宅を改善する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は世帯所得に応じて決定(上限97.9万円)します。

改修種目によって上限額が異なります。小規模改修では20万円、中規模改修では64.1万円です。また、世帯所得に応じて支給額が変わります。

⑨東京都既存住宅省エネ改修促進事業

制度名 東京都既存住宅省エネ改修促進事業
受付期間 2024/5/22(水)~2025/1/17(金)(先着制)
補助金額
  • 省エネ診断2/3、省エネ設計2/5〜4/5(上限36万円)※現金(全額)
支給条件
  • 住宅の所有者または管理組合であること
  • 工事後に耐震性に問題が無いこと
  • 省エネ改修(窓、壁等の断熱改修、設備の高効率化等)については、本事業の補助対象外であること
  • 工事後に耐震性に問題が無いこと 等
補助対象工事
  • 断熱材の設置
  • 高断熱浴槽へ改修
  • LED照明へ取り換え
問合せ先 東京都住宅政策本部民間住宅部 計画課 脱炭素化施策推進担当
東京都新宿区西新宿2‐8‐1
TEL:03‐5320-5459

全域の東京都既存住宅省エネ改修促進事業は、省エネルギー性能の向上を促進するための工事を行った場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は省エネ診断2/3、省エネ設計2/5〜4/5(上限36万円)です。

年度をまたいで工事を行う場合、初年度に申請を行ってください。

⑩災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

制度名 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業
受付期間 2022/4/1(金)~2025/3/31(月)(先着制)
補助金額
  • 費用の3/5~全額(上限180万円)※現金(全額)
支給条件
  • 都内の戸建て住宅であること
  • 補助金の対象期間内に新たに設置すること
  • 本工事において、他の補助金を同時に受け取っていないこと
  • 原則補助金の交付後に契約すること 等
補助対象工事
  • 太陽光発電の設置
  • 断熱ドアへの改修
  • 蓄電池システムの設置
  • V2Hの設置 等
問合せ先 気候変動対策部 家庭エネルギー対策課
東京都新宿区西新宿2‐8‐1
TEL:03‐5320-5459

全域の災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業は、太陽光発電の設置や断熱リフォームを行った場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は施工費用の3/5~全額(上限180万円)です。

詳細な内容をお問合せしたい場合は、補助項目によって問い合わせ先が異なります。

葛飾区のリフォーム補助金の申請の流れ

リフォーム補助金の支給は、多くの自治体で先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。

手続きにかかる期間

補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。

  • 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月~1ヶ月半
  • 申請から支給決定通知は約3~4週間
  • 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月

 

自治体によってて多少異なる場合があります。詳細に知りたい場合は各制度の担当課まで問い合わせください。

申請手順

補助金申請の流れ・やること・期間

実際の補助金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

  1. 役所への事前相談
  2. 見積もりを取る
  3. 必要書類を入手
  4. 必要書類を提出
  5. 審査結果の通知
  6. リフォーム工事の契約・開始
  7. 実績報告書と請求書を提出
  8. 補助金の振込み

Step 1:役所への事前相談

リフォーム工事をしたい住宅の情報をあらかじめ自治体の担当課に伝え、制度対象となるかを確認します。
相談前には老朽化の状況を写真に取るなどしておくとより良いでしょう。

Step 2:リフォームの見積もりを取る

リフォーム補助金の申請には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
そのため、業者を呼んで現地調査・見積もり取得をこの段階で行う必要があります。

業者を呼んでから見積もり書の取得には1ヶ月~1ヶ月半かかることもあります。
見積もり取得にかかる時間を考えると、事前相談より先に見積もり依頼を行うのもよいでしょう。

Step 3:必要書類を入手

自治体のウェブサイトにいくと申請書類がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

様式は補助金制度の担当課(多くは建築関係、都市整備関係)の窓口などでも入手できることもあります。

申請時に必要なことが多い書類等

工事の見積書
不動産登記全部事項証明書(土地・建物)
工事着手前の写真
工事を含むの立面図、平面図
付近の見取り図
住民票
納税証明書 または 非課税証明書

Step 4:申請書類を提出

手配・記入が終わった申請書を、窓口か郵送で提出します。
多くの自治体は、申込みは予算内での先着順になっています。多くは新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

Step 5:審査結果の通知

役所への申請からおおよそ3~4週間後、審査結果と申請が通った場合は着工の許可がでます。
通知方法ははがき等の郵送か、抽選結果の掲示(役所窓口・ウェブ上など)で行われることが多いようです。

Step 6:リフォーム工事の契約・開始

この段階でリフォーム工事を開始します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、必要に応じて確保しましょう。

Step 7:実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書や請求書を作成し、提出します。
工事完了日から1ヶ月程度の提出期限が設けられていることが多いのでご注意ください。

Step 8:補助金の振込み

完了報告後、不備等がなければ約1ヶ月ほどで補助金が振り込まれます。

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まとめ

以上、葛飾区のリフォーム補助金制度と、申請時に気をつけたい注意事項についての解説でした。

住宅リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家の場合の適正費用をチェックしたり、業者からの相見積りを手軽に取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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