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【2025年最新】世田谷区のリフォーム補助金・助成金制度は?申請方法や注意点も解説!

世田谷区にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体から出る補助金を使って費用を安くできる可能性があります。

本記事では、世田谷区にある内装・外装リフォームや耐震化・省エネ化改修などの工事に出る補助金制度と、補助条件・金額の決まり方などを役所・役場の情報よりもやさしく解説します。

「リフォーム補助金の一般知識」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

Point

  • 世田谷区にあるリフォーム補助金は8制度
  • 世田谷区ではバリアフリー化や省エネリフォーム、耐震改修工事などの工事が補助金の対象
目次

世田谷区のリフォーム補助金の一覧

世田谷区にある住宅リフォーム等を対象にした補助金制度は、以下の8制度です。

制度名 補助金額
高齢者向け住宅改修の助成・相談 介護保険の負担割合に準ずる(上限38万円)
障害者住宅改修費助成制度 世帯所得により変動(上限98万円)
世田谷区エコ住宅補助金 導入機器に応じた一定額(上限40万円)
非木造建築物の耐震化 工事内容により変動あり(上限6,000万円)
木造住宅耐震改修助成 工事内容により変動あり(上限100万円)
東京都既存住宅省エネ診断・設計等支援事業 費用の5分の4(上限36万円)
災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業 導入機器に応じた額(上限45万円)
既存住宅における省エネ改修促進事業 導入機器に応じた額(上限130万円)

※表内の制度名を押下すると解説箇所にジャンプします。

①高齢者向け住宅改修の助成・相談

制度名 高齢者向け住宅改修の助成・相談
受付期間 2025/04/01~(先着)
補助金額
  • 介護保険の負担割合に準ずる(上限38万円)
支給条件
  • 65歳以上で区内居住し改修必要と認められること
  • (予防改修の場合)要介護・要支援に該当しない方であること
  • 設備改修は前年所得623.2万円以下世帯であること
  • 身体機能の低下により、既存住宅の設備の使用が困難な方であること 等
補助対象工事
  • 流し、洗面台、浴槽の取替え工事
  • 便器の洋式化
  • 浴槽の取替え
  • 流し・洗面台取替え 等
問合せ先 保健福祉課
東京都大田区蒲田5-13-14

世田谷区の高齢者向け住宅改修の助成・相談は、65歳以上の区民が身体上の必要から住宅をリフォームする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は介護保険の負担割合に準ずる(上限38万円)です。

同じく区内でも住んでいるエリアによって、お問合せ先(電話番号)は複数あります。制度の利用を検討される際は、事前に公式URLから確認の上、地域包括支援センターにご相談ください。

②障害者住宅改修費助成制度

制度名 障害者住宅改修費助成制度
受付期間 2025/04/01~(先着)
補助金額
  • 世帯所得により変動(上限98万円)
支給条件
  • 6歳以上65歳未満の身体障害者手帳をお持ちの方であること
  • 特殊便器への取替えについては上肢障害1級又は2級の方であること
  • 下肢又は体幹に係る障害の程度が2級以上の方及び補装具として車いすの交付を受けた内部障害者の方であること
  • 補装具として車椅子の交付を受けていること 等
補助対象工事
  • 手すりの取り付け
  • 床段差の解消
  • 滑り止め防止等床材の変更
  • 引き戸等への変更 等
問合せ先 お問い合わせセンター「せたがやコール」
東京都世田谷区世田谷4-21-27
TEL:03-5432-3333

世田谷区の障害者住宅改修費助成制度は、区内の在宅で生活する障害者の生活利便性を高めるためにリフォームする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は世帯所得により変動(上限98万円)です。

障害者の属する世帯全員の所得状況に応じて、自己負担があります。

③世田谷区エコ住宅補助金

制度名 世田谷区エコ住宅補助金
受付期間 2025/04/01~2025年2月末日(予算の状況により終了)(先着)
補助金額
  • 導入機器に応じた一定額(上限40万円)
支給条件
  • 世田谷区に住民登録がある個人であること
  • 世田谷区内に店舗、営業所などを置く施工業者と契約し、施工すること
  • 助成対象工事費の支払い者であること
  • 申請する建物が区内に存する住宅であること 等
補助対象工事
  • 断熱材設置・高断熱浴槽などの設置
  • 太陽光発電(区内業者限定)
  • 窓断熱改修・高断熱ドアの設置
  • 外壁塗装 等
問合せ先 環境政策部 気候危機対策課
東京都世田谷区世田谷4-21-27
TEL:03-5432-2070

世田谷区の世田谷区エコ住宅補助金は、省エネルギー住宅にリフォームする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は導入機器に応じた一定額(上限40万円)です。

補助金事業の見直しにより、高効率給湯器、家庭用燃料電池、定置型蓄電池システム、小型ポータブル蓄電池については、補助メニューから削除となりました。

④非木造建築物の耐震化

制度名 非木造建築物の耐震化
受付期間 2025/04/01~(先着)
補助金額
  • 工事内容により変動あり(上限6,000万円)
支給条件
  • 助成対象建築物を所有する個人または法人であること
  • 住民税等の滞納がないこと
  • 増改築を伴う工事ではないこと
  • これまでに同様の助成を受けていないこと 等
補助対象工事
  • 耐震診断
  • 補強設計
  • 耐震改修工事 等
問合せ先 防災街づくり担当部 防災街づくり課 耐震促進
東京都世田谷区世田谷4-21-27
TEL:03-6432-7177

世田谷区の非木造建築物の耐震化は、非木造住宅の耐震化工事を行なった場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は工事内容により変動あり(上限6,000万円)です。

税の優遇内容、適用条件や申告手続き方法などについては、各税の管轄担当部署にお尋ねください。

⑤木造住宅耐震改修助成

制度名 木造住宅耐震改修助成
受付期間 2025/04/01~2025/12/26(先着)
補助金額
  • 工事内容により変動あり(上限100万円)
支給条件
  • 個人が所有する住宅であり、住宅のまま耐震改修工事等を行うこと
  • 道路事業等の区域外の建物であること
  • 建築基準法に著しく違反する部分がない建築物であること
  • 住民税等を滞納していないこと 等
補助対象工事
  • 補強設計助成
  • 耐震改修工事
  • 簡易改修工事
  • 不燃化耐震改修工事 等
問合せ先 防災街づくり担当部 防災街づくり課 耐震促進担当
東京都世田谷区世田谷4-21-27
TEL:03-6432-7177

世田谷区の木造住宅耐震改修助成は、木造住宅の耐震化工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は工事内容により変動あり(上限100万円)です。

支援制度のご利用には、契約前に区への事前相談が必要です。

⑥東京都既存住宅省エネ診断・設計等支援事業

制度名 東京都既存住宅省エネ診断・設計等支援事業
受付期間 2025/05/22~2026/02/16(先着)
補助金額
  • 費用の5分の4(上限36万円)
支給条件
  • 住宅の所有者であること
  • 住宅の省エネ診断・住宅の省エネ設計等を行うこと
  • 省エネ診断・省エネ設計が複数年度にわたる場合は、補助対象事業の初年度に全体設計承認申請をすること
  • 契約済みの省エネ診断・省エネ設計ではないこと 等
補助対象工事
  • 省エネ診断
  • 省エネ設計 等
問合せ先 住宅政策本部 民間住宅部 計画課 脱炭素化施策推進担当
東京都新宿区西新宿2-8-1
TEL:03-5320-5459

世田谷区で使える東京都既存住宅省エネ診断・設計等支援事業は、省エネルギー性能の向上を促進するために省エネ診断や省エネ設計をする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の5分の4(上限36万円)です。

補助金の上限額は、工事の区分によって異なります。省エネ診断は上限21万円、省エネ設計は上限36万円です。

⑦災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

制度名 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業
受付期間 2025/06/30~2026/03/31(先着)
補助金額
  • 導入機器に応じた額(上限45万円)
支給条件
  • 都内の住宅又は、その敷地内に新規に設置されたものであること
  • 未使用品であること
  • 太陽光発電電力は、居住部分で使用するものであること既存システムの一部として増設されたものではないこと 等
補助対象工事
  • 太陽光発電設備設置 等
問合せ先 温暖化対策推進課 創エネ支援チーム
東京都新宿区西新宿2-8-1
TEL:03-6633-3821

世田谷区で使える災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業は、太陽光発電システムを設置する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は導入機器に応じた額(上限45万円)です。

既存住宅の場合の補助金の上限額は、3.75kW以下の場合は45万円、3.75kWを超える場は12万円/kW(50kW未満)です。さらに架台設置経費や防水工事経費が上乗せされます。

⑧既存住宅における省エネ改修促進事業

制度名 既存住宅における省エネ改修促進事業
受付期間 2025/06/30~(先着)
補助金額
  • 導入機器に応じた額(上限130万円)
支給条件
  • 高断熱窓は、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金、先進的窓リノベ事業または子育てグリーン住宅支援事業において、補助対象の製品として登録されていること
  • 高断熱ドアは、熱貫流率が2.3 W/(㎡・K)以下のドアを設置すること
  • 断熱材は、1つ以上の居室において、外気に接する部分に断熱材を設置すること
  • 高断熱浴槽は、JIS A5532:2011に規定する「高断熱浴槽」と同等以上の性能を有するものを設置すること 等
補助対象工事
  • 断熱窓への改修
  • 断熱材の設置
  • 高断熱浴槽の設置
  • 高断熱ドアへの改修 等
問合せ先 温暖化対策推進課 創エネ支援チーム
東京都新宿区西新宿2-8-1
TEL:03-6633-3822

世田谷区で使える既存住宅における省エネ改修促進事業は、断熱性向上推進のため高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽等へのリフォームをする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は導入機器に応じた額(上限130万円)です。

補助金の上限額は工事内容によって異なります。高断熱窓・高断熱ドアは130万円、断熱材は100万円、高断熱浴槽は9.5万円、リフォーム瑕疵保険は0.7万円です。

世田谷区のリフォーム補助金の申請の流れ

リフォーム補助金の支給は、多くの自治体で先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。

手続きにかかる期間

補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。

  • 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月~1ヶ月半
  • 申請から支給決定通知は約3~4週間
  • 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月

 

自治体によってて多少異なる場合があります。詳細に知りたい場合は各制度の担当課まで問い合わせください。

申請手順

補助金申請の流れ・やること・期間

実際の補助金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

  1. 役所への事前相談
  2. 見積もりを取る
  3. 必要書類を入手
  4. 必要書類を提出
  5. 審査結果の通知
  6. リフォーム工事の契約・開始
  7. 実績報告書と請求書を提出
  8. 補助金の振込み

Step 1:役所への事前相談

リフォーム工事をしたい住宅の情報をあらかじめ自治体の担当課に伝え、制度対象となるかを確認します。
相談前には老朽化の状況を写真に取るなどしておくとより良いでしょう。

Step 2:リフォームの見積もりを取る

リフォーム補助金の申請には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
そのため、業者を呼んで現地調査・見積もり取得をこの段階で行う必要があります。

業者を呼んでから見積もり書の取得には1ヶ月~1ヶ月半かかることもあります。
見積もり取得にかかる時間を考えると、事前相談より先に見積もり依頼を行うのもよいでしょう。

必要書類を入手

自治体のウェブサイトにいくと申請書類がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

様式は補助金制度の担当課(多くは建築関係、都市整備関係)の窓口などでも入手できることもあります。

申請時に必要なことが多い書類等

工事の見積書
不動産登記全部事項証明書(土地・建物)
工事着手前の写真
工事を含むの立面図、平面図
付近の見取り図
住民票
納税証明書 または 非課税証明書

申請書類を提出

手配・記入が終わった申請書を、窓口か郵送で提出します。
多くの自治体は、申込みは予算内での先着順になっています。多くは新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

審査結果の通知

役所への申請からおおよそ3~4週間後、審査結果と申請が通った場合は着工の許可がでます。
通知方法ははがき等の郵送か、抽選結果の掲示(役所窓口・ウェブ上など)で行われることが多いようです。

リフォーム工事の契約・開始

この段階でリフォーム工事を開始します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、必要に応じて確保しましょう。

実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書や請求書を作成し、提出します。
工事完了日から1ヶ月程度の提出期限が設けられていることが多いのでご注意ください。

補助金の振込み

完了報告後、不備等がなければ約1ヶ月ほどで補助金が振り込まれます。

世田谷区のリフォーム業者の探し方

世田谷区にお住まいの方でリフォーム業者の心当たりがない方向けの無料の相談窓口があります。

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まとめ

以上、世田谷区のリフォーム補助金制度と、申請時に気をつけたい注意事項についての解説でした。

住宅リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家の場合の適正費用をチェックしたり、業者からの相見積りを手軽に取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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