【2025年最新】長崎市のリフォーム補助金・助成金制度は？申請方法や注意点も解説！

長崎市にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体から出る補助金を使って費用を安くできる可能性があります。

本記事では、長崎市にある内装・外装リフォームや耐震化・省エネ化改修などの工事に出る補助金制度と、補助条件・金額の決まり方などを役所・役場の情報よりもやさしく解説します。

「リフォーム補助金の一般知識」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

長崎市のリフォーム補助金の一覧

長崎市にある住宅リフォーム等を対象にした補助金制度は、以下の5制度です。

①住宅リフォーム支援補助金

長崎市の住宅リフォーム支援補助金は、長崎市内の施工業者に依頼して住宅をリフォームする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の10％～20％（上限10万円）です。補助金額は工事内容により異なります。

省エネ化工事や居住性向上工事といった「住宅性能向上リフォーム」は補助対象経費の20％（上限10万円）、それ以外の「ながさき住みよ家リフォーム」は補助対象経費10％（上限5万円）です。

ただし、併用する場合でも補助上限額は10万円です。

②耐震化総合支援事業

長崎市の耐震化総合支援事業は、耐震の恐れがある木造建築を耐震基準に適合させるために、耐震改修計画と耐震改修工事を実施する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の5分の4（上限100万円）です。

「地震時等に著しく危険な密集市街地」または「斜面市街地」内において、耐震改修と併せて防火改修を行う場合、費用の2分の1（上限30万円）が支給されます。

③移住支援空き家リフォーム補助金

長崎市の移住支援空き家リフォーム補助金は、移住・定住を目的に市内の一戸建て空き家住宅の改修工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の2分の1（上限50万円）です。

外構工事や太陽光発電設備の設置、玄関ドアのかぎのみの取り替えなど、補助対象にならない工事があります。

④身体障害者住宅改修助成事業

長崎市の身体障害者住宅改修助成事業は、重度身体障害者の居住に適するよう住宅改修を実施する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は世帯区分により異なる（上限60万円）です。

生活保護世帯は全額（上限60万円）、世帯員の前年分の市民税・県民税課税額の合算額が12万8千円以下の世帯は費用の3分の2（上限40万円）が支給されます。

⑤子育て住まいづくり支援費補助金

長崎市の子育て住まいづくり支援費補助金は、子育て家庭の経済的負担の軽減並びに中古住宅の流通を図るため、多子世帯または子育て世帯で中古住宅を取得・改修する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の5分の1（上限50万円）です。補助金額は世帯要件により異なります。

満18歳未満の子が3人以上の多子世帯は上限50万円、 満18歳未満の子が1人または2人の子育て世帯は上限40万円です。

長崎市のリフォーム補助金の申請の流れ

リフォーム補助金の支給は、多くの自治体で先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています。
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。

手続きにかかる期間

補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。

• 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月～1ヶ月半
• 申請から支給決定通知は約3～4週間
• 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月

 

自治体によってて多少異なる場合があります。詳細に知りたい場合は各制度の担当課まで問い合わせください。

申請手順

実際の補助金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

1. 役所への事前相談
2. 見積もりを取る
3. 必要書類を入手
4. 必要書類を提出
5. 審査結果の通知
6. リフォーム工事の契約・開始
7. 実績報告書と請求書を提出
8. 補助金の振込み

Step 1：役所への事前相談

リフォーム工事をしたい住宅の情報をあらかじめ自治体の担当課に伝え、制度対象となるかを確認します。
相談前には老朽化の状況を写真に取るなどしておくとより良いでしょう。

Step 2：リフォームの見積もりを取る

リフォーム補助金の申請には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
そのため、業者を呼んで現地調査・見積もり取得をこの段階で行う必要があります。

業者を呼んでから見積もり書の取得には1ヶ月～1ヶ月半かかることもあります。
見積もり取得にかかる時間を考えると、事前相談より先に見積もり依頼を行うのもよいでしょう。

必要書類を入手

自治体のウェブサイトにいくと申請書類がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

様式は補助金制度の担当課（多くは建築関係、都市整備関係）の窓口などでも入手できることもあります。

申請書類を提出

手配・記入が終わった申請書を、窓口か郵送で提出します。
多くの自治体は、申込みは予算内での先着順になっています。多くは新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

審査結果の通知

役所への申請からおおよそ3～4週間後、審査結果と申請が通った場合は着工の許可がでます。
通知方法ははがき等の郵送か、抽選結果の掲示（役所窓口・ウェブ上など）で行われることが多いようです。

リフォーム工事の契約・開始

この段階でリフォーム工事を開始します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、必要に応じて確保しましょう。

実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書や請求書を作成し、提出します。
工事完了日から1ヶ月程度の提出期限が設けられていることが多いのでご注意ください。

補助金の振込み

完了報告後、不備等がなければ約1ヶ月ほどで補助金が振り込まれます。

長崎市のリフォーム業者の探し方

長崎市にお住まいの方でリフォーム業者の心当たりがない方向けの無料の相談窓口があります。

• 長崎市内の優良業者の紹介
• 長崎市内のリフォーム工事の適正金額・相場
• 面倒な相見積もりの手配の代行

 

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まとめ

以上、長崎市のリフォーム補助金制度と、申請時に気をつけたい注意事項についての解説でした。

住宅リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家の場合の適正費用をチェックしたり、業者からの相見積りを手軽に取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。