【2025年最新】松本市のリフォーム補助金・助成金制度は？申請方法や注意点も解説！

松本市にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体から出る補助金を使って費用を安くできる可能性があります。

本記事では、松本市にある内装・外装リフォームや耐震化・省エネ化改修などの工事に出る補助金制度と、補助条件・金額の決まり方などを役所・役場の情報よりもやさしく解説します。

「リフォーム補助金の一般知識」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

松本市のリフォーム補助金の一覧

松本市にある住宅リフォーム等を対象にした補助金制度は、以下の8制度です。

※表内の制度名を押下すると解説箇所にジャンプします。

①空き家バンク利活用促進事業補助金

松本市の空き家バンク利活用促進事業補助金は、子育て世帯や県外移住者向けに、松本市の空き家バンクに登録された物件を取得・改修工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の50%（上限50万円）です。

補助額は子育て世帯は中学生以下のお子さん1人につき10万円（上限30万円）、県外からの移住者は上限50万円が加算されます。また、空き家の取得費や家財等の処分費にも補助を受け取れます。

②結婚新生活支援事業補助金

松本市の結婚新生活支援事業補助金は、新婚世帯の経済的不安の解消・定住促進を図るため、住宅の取得やリフォームをする場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の100%（上限70万円）です。

補助額は夫婦双方の年齢により異なります。婚姻日の夫婦双方の年齢が39歳以下の場合は上限40万円、29歳以下の場合は上限70万円です。

③住まいのゼロカーボン推進補助金

松本市の住まいのゼロカーボン推進補助金は、「住まいのゼロカーボン」の実現を目指すべく、住宅に創エネ・蓄エネ・省エネ設備を設置する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の100%（上限20万円）です。

各創エネ・蓄エネ設備に補助金額が定められています。例えば、太陽光発電設備 5万円／kW、定置型蓄電池 20万円／基です。

④住宅・建築物耐震改修促進事業

松本市の住宅・建築物耐震改修促進事業は、昭和56年5月31日以前に着工した既存木造住宅を対象に、耐震診断や耐震改修を実施する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の5分の4（上限115万円）です。

なお、「住宅耐震改修等促進事業」を申請することで、耐震補強と併せて実施するリフォーム工事においても、対象工事費の2分の1（限度額10万円）が支給されます。

⑤カラマツ材住宅補助金

松本市のカラマツ材住宅補助金は、地域資源であるカラマツ材の活用して住宅の新築・リフォームを実施する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の100%（上限30万円）です。

補助金額はカラマツ材の使用量により変動します。「1㎥以上5㎥未満」は10万円、「5㎥以上10㎥未満」は20万円、「10㎥以上」は30万円です。

⑥高齢者住宅等整備事業

松本市の高齢者住宅等整備事業は、高齢者（65歳以上）の自立促進・介護者の負担軽減を目的とした住宅改修を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の9割（上限63万円）です。

着工前に高齢福祉課への相談が必要です。着工後の工事は補助対象外となります。

⑦信州健康ゼロエネ住宅助成金

松本市で使える信州健康ゼロエネ住宅助成金は、既存住宅において断熱性能を向上させるリフォーム工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の20%（上限140万円）です。

ZEH化リフォームなら最大140万円、健康省エネリフォームなら最大50万円が支給されます。

⑧住宅耐震改修上乗せ補助（住宅耐震化緊急加速事業補助金）

松本市で使える住宅耐震改修上乗せ補助（住宅耐震化緊急加速事業補助金）は、住宅の耐震化を加速することを目的に、市町村の補助を受けて耐震改修を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は市町村の補助額に加算（上限50万円）です。

耐震改修に要する費用から、市町村が補助する額を除いた金額に50万円を上限に補助します。

松本市のリフォーム補助金の申請の流れ

リフォーム補助金の支給は、多くの自治体で先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています。
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。

手続きにかかる期間

補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。

• 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月～1ヶ月半
• 申請から支給決定通知は約3～4週間
• 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月

 

自治体によってて多少異なる場合があります。詳細に知りたい場合は各制度の担当課まで問い合わせください。

申請手順

実際の補助金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

1. 役所への事前相談
2. 見積もりを取る
3. 必要書類を入手
4. 必要書類を提出
5. 審査結果の通知
6. リフォーム工事の契約・開始
7. 実績報告書と請求書を提出
8. 補助金の振込み

Step 1：役所への事前相談

リフォーム工事をしたい住宅の情報をあらかじめ自治体の担当課に伝え、制度対象となるかを確認します。
相談前には老朽化の状況を写真に取るなどしておくとより良いでしょう。

Step 2：リフォームの見積もりを取る

リフォーム補助金の申請には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
そのため、業者を呼んで現地調査・見積もり取得をこの段階で行う必要があります。

業者を呼んでから見積もり書の取得には1ヶ月～1ヶ月半かかることもあります。
見積もり取得にかかる時間を考えると、事前相談より先に見積もり依頼を行うのもよいでしょう。

必要書類を入手

自治体のウェブサイトにいくと申請書類がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

様式は補助金制度の担当課（多くは建築関係、都市整備関係）の窓口などでも入手できることもあります。

申請書類を提出

手配・記入が終わった申請書を、窓口か郵送で提出します。
多くの自治体は、申込みは予算内での先着順になっています。多くは新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

審査結果の通知

役所への申請からおおよそ3～4週間後、審査結果と申請が通った場合は着工の許可がでます。
通知方法ははがき等の郵送か、抽選結果の掲示（役所窓口・ウェブ上など）で行われることが多いようです。

リフォーム工事の契約・開始

この段階でリフォーム工事を開始します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、必要に応じて確保しましょう。

実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書や請求書を作成し、提出します。
工事完了日から1ヶ月程度の提出期限が設けられていることが多いのでご注意ください。

補助金の振込み

完了報告後、不備等がなければ約1ヶ月ほどで補助金が振り込まれます。

松本市のリフォーム業者の探し方

松本市にお住まいの方でリフォーム業者の心当たりがない方向けの無料の相談窓口があります。

• 松本市内の優良業者の紹介
• 松本市内のリフォーム工事の適正金額・相場
• 面倒な相見積もりの手配の代行

 

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まとめ

以上、松本市のリフォーム補助金制度と、申請時に気をつけたい注意事項についての解説でした。

住宅リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家の場合の適正費用をチェックしたり、業者からの相見積りを手軽に取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。