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安くて早い!今ある浴室・お風呂を壊さないエコバスリフォームの費用やメリットを解説

エコバスリフォームの費用・メリットとは?

古いお風呂を綺麗にリフォームしたいけど、費用や工事日数が気になっている方は多いのではないでしょうか。

タイルで仕上げた在来工法の浴室を実際にリフォームするには、まず解体工事が必要です。

その後ユニットバスの施工となるため、1週間以上お風呂が使えないケースもあります。

費用も本体価格だけでも数十万円するため、決して安い工事ではありません。

今回ご紹介するエコバスリフォームは、短工期かつリーズナブルなリフォーム工事を実現する技術です。

本記事ではエコバスリフォームの基本的な特徴や費用、メリットとデメリット、口コミ評判などをまとめてご紹介します。

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目次

エコバスリフォームとは?

エコバスリフォームとは、株式会社バスシステムデザイン研究所のオリジナル工法です。

今使っているお風呂を壊さないでリフォームするため廃材が出ず、環境に配慮しながらリフォームできます。

エコバスリフォームには3種類の技術があります。

吹付塗装を施す「ヌリフォーム」、化粧パネルを上張りする「パネリフォーム」、化粧フィルムを張り付ける「ハリフォーム」です。

この3種類の技術について、以下で詳しく説明していきます。

その1:ヌリフォーム

ヌリフォーム工法とは、既存の浴室に吹付塗装を施す技術です。

既存の浴室を塗装するだけなので、業者による施工が2~3日程度です。

ヌリフォーム工法は浴槽や壁、天井に施工でき、FRPやホーロー、タイルといった様々な素材に対応できます。割れやすいFRP浴槽も補修可能で、補修した後に塗装することで綺麗な仕上がりにできます。

塗装のため様々なカラーを選べるほか、汚れも付着しにくくなり掃除が楽になるのもうれしい特徴です。

その2:パネリフォーム

パネリフォーム工法とは既存の壁はそのままに、化粧パネルを上張りすることで新品のように生まれ変わらせる技術です。

凸凹のある壁や天井に対して施工できるので、タイルで仕上げられている在来工法におすすめです。

化粧パネルはデザインが豊富に取り揃えてあり、しかも抗菌・防カビ仕様のため綺麗が長続きします。

通常在来工法の浴室はユニットバスを導入するために解体工事が入りますが、上張りするため解体時の騒音や粉塵を防げます。

その3:ハリフォーム

ハリフォーム工法は平滑な壁や天井に化粧シートを張り付ける工法です。

凸凹が無い平らな面であれば浴室以外でも施工できるため、空間をトータルコーディネートできます。

化粧シートは多種多様に揃えられているため、手軽に意匠性を上げられます。

床シートは発砲複層ビニル床シートで表面が防滑性に優れているだけでなく、冷たくない肌触りが魅力です。

ヒートショック対策や転倒防止といったプチリフォームに多数採用されています。

エコバスリフォームの費用

ご紹介した3種類の技術はどれも、既存の浴室にそのまま施工するものです。

解体工事が不要で廃材処理費用が出ないのは嬉しいですが、エコバスリフォームをした場合の費用はどうでしょうか。

種類別に以下の項目で説明していきます。

その1:ヌリフォームの費用

浴室全体をヌリフォームする場合、費用はおよそ18万円です。

ヌリフォームではまず水栓などの器具を取り外し養生シートで保護した後、汚れを落としていきます。この際にヒビがあれば、補修工事をして平滑に仕上げていきます。

その後、浴室塗装専門のプロが施工に移りますが、施工するのは浴室塗装専門のプロです。

最後は塗膜表面に付着した埃を取り除き、磨き上げて表面を平滑に仕上げます。

器具を取り付け、目地にコーキング処理をして終了です。

その2:パネリフォームの費用

パネリフォームは他の工法と併せて施工するケースが多く、合わせた費用が38万円程度となるでしょう。

パネリフォームではまず壁や天井にある備品を取り外すか、外せない備品は養生シートで保護します。

養生シートを設置したら施工箇所の汚れを落としますが、その際、表面に凹凸があればパテで表面を滑らかに整えます。

表面が綺麗に整えられたらパネルの施工です。施工する箇所の採寸を行い、隙間が生じないようにカンナで調整しながらパネルをカットして張り付けます。

最後はコーキング処理をして、外した器具を取り付けて終了です。

その3:ハリフォームの費用

ハリフォームを全体に施工するとおよそ25万円の費用となります。

ハリフォームでは備品を取り外したら汚れを落とし、傷を補修します。

表面に異物が残らないよう、へらで細かな異物を取り除きます。異物を取り除いて表面を滑らかに整えたらシートの施工です。

張り付ける面積より広めにカットし、剥離紙を剥がしながら慎重に空気を抜いて張り付けます。

仕上げにコーキング処理を施して、備品を取り付けたら終了です。

エコバスリフォームのメリット

お風呂のリフォームを検討中の方には、エコバスリフォームがおすすめです。

ここでは、エコバスリフォームを依頼するメリットを4つご紹介します

メリットその1:安くリフォームできる

エコバスリフォームによる工事は、既存の浴室をそのまま活用していきます。

そのため、解体工事費用と廃棄物処理費用が不要です。

さらに、ユニットバス本体も不要なので、本体価格と取り付け費用も必要ありません。

2つの工事費用がなくなるため、ユニットバス入れ替え工事と比べると工事金額の2分の1から5分の1程度の費用でリフォームできます。

また、塗装なら浴槽を好きな色にできるので、オリジナリティのある浴室空間を作り出せます。

メリットその2:短い期間で施行完了できる

在来工法の浴室をユニットバスにリフォームする場合、まずは大工による浴室の解体工事が2日~3日程度かかります。

その後、防水処理やユニットバス業者による組み立てに2~3日程度、養生期間と設備業者による試運転で2日程度かかります。

そのため、通常の工事であればトータルで1週間程度は自宅のお風呂を使うことができません。

一方、エコバスリフォームなら解体工事が不要であるため、工期が短くなります。

エコバスリフォームは解体に伴う粉塵が発生しないので他の部屋を掃除する手間もなく、施工業者が1社で済むので人の出入りを少なくできます。

メリットその3:浴室・お風呂場の広さを問わない

エコバスリフォームは今使用しているお風呂を活かした、サイズフリーなリフォームです。

既存の浴室をそのまま活用し、新品のような美しさに仕上げられます。

狭小の浴室や間取りが狭い浴室といった、通常ユニットバスの入れ替えが困難なケースにおいて最適といえるでしょう。

梁があって凸凹した天井や、既製品には無い形状の浴室、お風呂場とトイレが一体になっている浴室でも、形状に合わせながら重ねて施工できます。

メリットその4:メンテナンスコストが抑えられる

在来の浴室やユニットバスでは、浴槽に傷やひび割れが生じてしまったら、浴槽本体を交換しなければいけないと思われています。

しかしエコバスリフォームであれば、施工箇所に破損が生じても部分的な補修が可能です。

簡易な補修のみで元の状態に戻せるため、将来的なメンテナンスコストを低く抑えられます。

また、汚れがつきにくい素材を使用しているため、日々の簡単なお手入れで綺麗な状態を維持できます。

エコバスリフォームのデメリット

メリットの多いエコバスリフォームですが、残念ながらデメリットもあります。

エコバスリフォームの主なデメリットは、施工業者が限られていることと、浴室の破損がひどい場合は対応できないという2点です。

以下の項目で、エコバスリフォームの2つのデメリットについて説明していきます。

デメリットその1:バスシステムデザイン研究所しか対応できない

エコバスリフォームはバスシステムデザイン研究所の独自工法で、自社開発のオリジナル材料を使用しています。

比較的新しい工法なので大手のリフォーム会社は対応しておらず、全国では施工業者が限られています。

地場の工務店やリフォーム会社では取扱いをしていることがあります。

そのため、お住いの地域でエコバスリフォームが出来るのかは、ホームページから問い合わせてみるとよいでしょう。

対応できる業者がいれば紹介してもらえます。

まだ全国展開していない工法なので、営業所のある大阪、東京、京都以外で施工を依頼できません。

営業所のある3つのエリアに住んでいる方は、バスシステムデザイン研究所にエコバスリフォームを依頼できます。

興味のある方は、公式ホームページから施工事例をチェックしてみましょう。

デメリットその2:浴室そのものが新品になるわけではない

エコバスリフォームは、既存の浴室を利用した工法です。

破損が軽度であれば新品同様に仕上がりますが、元の浴室の状態が悪ければそもそも施工できません。

築年数が長く水漏れの危険性があるか、浴室内の破損がひどい場合はおすすめできません。

また、エコバスリフォームは浴室の痛み補修を軸に置いた工法です。

浴室の性能は変わらないので、浴槽の保温性を高めたい、あるいは壁の断熱性能を上げたい場合は新しいユニットバスを導入を検討しましょう。

エコバスリフォームの評判

ここからは、実際にエコバスリフォームをした評判をご紹介します。

2003年からスタートしたリフォーム工事のため、口コミの件数は多くありません。

しかし、口コミの内容に極端な批評が無く、これからエコバスリフォームを検討される際には十分参考にできるでしょう。

エコバスリフォームに関する良い口コミ

ー低価格、短期間できれいな浴室に満足です。ずっと依頼しています。総合満足度4

マンションのお風呂がひび割れがあったので修繕及び吹き付け塗装を依頼しました。想像以上に、ピカピカでツヤがあり新品と間違えるくらいでした。総合満足度5

一棟マンションやアパートのユニットバスの一括取換えやリフォームについて見積りを作成していただきました。総合満足度4

口コミは良い評価がほとんどです。

価格や品質だけでなく、営業マンの接客も良い評価でした。

引用:https://owners-style.net/company/detail/35155/#tab5

エコバスリフォームに関する悪い口コミ

エコバスリフォームに関する悪い口コミは、ネット上では確認されませんでした。

悪い口コミが見つからないのは、エコバスリフォームが比較的新しい工法なので施工から日が浅く、施工後の使用年数が短いためだと思われます。

現在、エコバスリフォームには年間5,000室の施工実績があり、協力する企業も常に募集されています。

浴室を部分的に補修工事したいというニーズに十分応えられていると考えてよいでしょう。

エコバスリフォームをおすすめするケース

エコバスリフォームは幅広いニーズに対応できるリフォームです。

しかし、対応範囲が幅広いからこそ、どういったリフォームが得意なのか、わかりにくくなってしまいます。

ここでは、エコバスリフォームにおすすめなケースを3つご紹介します。

その1:浴室・お風呂場を「補修」したい場合

浴槽を傷つけたり凹ませたりした場合、エコバスリフォームなら短工期で安価なリフォームが可能です。

今使用している浴槽を気に入っている、あるいは浴槽を取り替えるほどではない軽度な傷の場合は、エコバスリフォームの部分補修が最適です。

補修の方法に関しては、打ち合わせや見積もりの際に、予算と仕上がりを話しておくことで最適な工法を提案してもらえるでしょう。

新品になるわけではありませんが、美しい仕上がりで汚れが着きにくくなるのでお手入れが楽になり、浴室全体も明るくできます。

その2:安く短く簡易的にリフォームを済ませたい場合

配管や防水性能に大きな問題が無く、浴室空間を綺麗にする簡易的なリフォームを希望するのであれば、エコバスリフォームが最適です。

今ある設備をそのまま活かし、必要に応じて部品を交換することで、工事全体の費用を抑えることができます。

ユニットバスの導入や交換は工期が長く手間もかかりますが、エコバスリフォームなら施工は1社のみです。

業者が行ったり来たりする煩わしさがなく、短い期間で施工が完了します。

その3:部分的にリフォームしたい場合

浴槽以外に、浴室の床や壁に出来た傷などを補修する工事も、エコバスリフォームがおすすめです。

下地処理を行ってパネルやシートを貼る施工で、浴室空間を一新できます。

床のシートは素材が柔らかく、ヒートショック予防や転倒防止にもつながるため健康面でも有効です。

壁は長年の汚れが蓄積しやすく、個人の掃除では限界があります。

サンディングなどで表面を綺麗に整えたうえでパネルやシートを施工するため、美しい仕上がりを実現できます。

エコバスリフォームがおすすめできないケース

補修で浴室空間を一新する工事が得意なエコバスリフォームですが、なかにはおすすめできないケースもあります。

例えば、エコバスリフォームは補修工事であるため、水漏れのリスクが考えられます。

したがって、浴室の環境が普段使用する際に不具合の無い程度でないと、エコバスリフォームはおすすめできません。

また、リフォームしたい内容がエコバスリフォームに適していないこともありますので、以下の項目で説明していきます。

その1:水漏れの可能性がある場合

浴室の構造に重大な問題が発生しており、水漏れを起こしているような場合はエコバスリフォームには適していません。

エコバスリフォームは補修がメインになるため、大工や専門業者が必要となるような、配管をやり直したり天井を作り替えたりすることはできないためです。

配管が破損している場合や、天井や浴槽に致命的な欠損がある場合はユニットバスへのリフォームを検討しましょう。

また、浴槽の傷が大きすぎる場合も補修範囲ではないため、まるごと交換することをおすすめします。

その2:基礎部分からリフォームしたい場合

浴室の基礎に断熱施工して防寒対策するリフォームや、基礎の補修といったリフォームを検討されている方は、残念ながらエコバスリフォームには向いていません。

エコバスリフォームは、既存の浴室にパネルやシートを重ねる工法なので、工事のために浴室の基礎まで手を加えることがありません。

浴室の基礎に工事が必要な場合は、エコバスリフォームではなく、設備業者や大工に依頼する通常のリフォームを検討しましょう。

エコバスリフォームを依頼する注意点

エコバスリフォームをおすすめする工事と、おすすめできない工事について紹介してきました。

実際にリフォームを依頼する場合、どういった注意点があるでしょうか。

事前に調べておくためにも以下の項目をチェックしておきましょう。

その1:補修で解決するのかを確認

まずはリフォームしたい内容が、補修で解決できる範囲なのかを確認しましょう。

補修工事は新品同様の美しさになりますが、本体は今使っている浴室を使います。

普段使用している状況で大きな問題が無く、早急な工事を必要とするような欠陥が無ければ、エコバスリフォームで対応できるケースがほとんどです。

長年の使用で全体が暗くなるほどくすんでいる、あるいは浸透するほどではないが目に付く程度の傷であれば補修工事できます。

カラーリングを変更したい場合もエコバスリフォームの対応範囲なので、まずは工事内容を明確にしましょう。

その2:アフター保証があるか確認

エコバスリフォームの工法は塗装、シート、パネルの3点です。

シートやパネルは上張りしていく工法なので、万が一剥がれてしまったときのことを検討しておきましょう。

塗装が剥がれても対応できるように、施工店がアフター保証を付けているかどうか確認してください。

バスシステムデザイン研究所では施工後2年間の保証が付いています。

そのほかの工事内容にメーカーの設備取り付けがある場合は、メーカー保証1年間のみとなります。

施工店が独自のアフター保証を付けている場合もありますので、依頼する際は比較する指標にしておきましょう。

その3:お住いの近くに取り扱っている業者があるか確認

2003年から始まったエコバスリフォームは、業界の中ではまだ知名度の低い工法です。

2020年には累計35,000室の施工実績を突破していますが、これからさらに実績を重ねていく段階です。

そのため、全国の協力施工店件数は多くありません。

お住まいの地域に施工店が無い可能性もありますので、その場合は関連する業者を探して相見積もりをするとよいでしょう。

ユニットバス補修やFRP浴槽補修を得意とする業者は全国にありますので、効率的に相見積もりをするのであれば、リフォスムを利用すると便利です。

まとめ

短い工期と低価格で浴室を一新できる、エコバスリフォームについて紹介してきました。

エコバスリフォームは部分補修で浴室空間を美しくする工法です。

少しだけリフォームして、より快適なお風呂を使いたい方にはぴったりな工法と言えます。

しかし、まだ新しい工法で施工店が少ないのが現実です。

浴室や浴槽のリフォームは業者も多く、施工内容も様々なので、迷ったときは相見積もりをしてください。

多くの選択肢の中から自分に合ったリフォームをして、快適なお風呂を手に入れましょう。

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