リフォームする箇所を選ぶ
ユニットバスの壁パネルの交換目安は?素材の種類や選び方、業者探しまでやさしく解説

本記事は、ユニットバスの壁の傷みが気になっていたり、イメージチェンジを考えている方に向けて
- ユニットバスの壁パネルの交換時期
- 壁パネルの素材の種類と違い
- 壁パネル交換のできる業者と得意分野の違い
などを解説しています。
【関連記事】
>>お風呂リフォームの費用相場
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
目次
そもそもユニットバスとは?
ユニットバスは、浴室の壁や天井に使われるパネルシステムのことを指します。別名で「システムバス」と呼ばれることもあります。
主にシャワーやバスタブ周りの壁面を覆う目的で使用され、美観や耐久性、メンテナンスのしやすさを重視した設計がなされています。
ユニットバスの特徴は以下の通りです。
防水性が高い
ユニットバスは浴室内で水が多く使用される環境に適しています。防水性の高い素材や構造を持ち、壁面や天井をしっかりと保護します。これにより、水漏れや壁面の浸水を防ぎ、浴室の長寿命化に貢献します。
メンテナンスが簡易
ユニットバスのパネルは滑らかで非常に均一な表面を持っており、汚れやカビが付きにくい設計がされています。また、一般的にシームレスな構造を持つため、掃除が容易です。
デザインとカスタマイズの幅
ユニットバスは多様なデザインや色、模様のバリエーションがあり、浴室の内装と調和させることができます。バスルームの雰囲気やスタイルに合わせて選択することができます。
迅速な取り付け
一般的にユニットバスは工場で事前に加工されているため、現場での取り付けが迅速に行えます。これにより、工期の短縮や施工の効率向上が図られます。
耐久性が高い
ユニットバスの素材は耐久性が高く、湿気や水に対する耐性を持っています。腐食や劣化が少なく、長期間の使用に耐えることができます。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
ユニットバスの壁パネルの交換方法
ユニットバスの壁パネルを交換する際の一般的な手順を以下に示します。ただし、具体的なユニットバスの種類やメーカーによって異なる場合があるため、作業前に必ず該当する製品の取扱説明書や専門家のアドバイスを確認してください。
なお、電気設備や配管に関わる場合、専門家に相談して作業することをおすすめします。
①準備作業
必要な道具と材料を準備します。一般的にはドライバー、カッターナイフ、メジャー、ハンマー、釘抜きなどが必要です。新しいパネルも用意します。
②古いパネルの取り外し
古い壁パネルを取り外します。これには周囲のシーリングを丁寧に剥がす必要があるかもしれません。古いパネルが固定されている方法によって、取り外しの手順が異なることがあります。
③清掃と下地処理
壁面をきれいに掃除し、新しいパネルを取り付けるための下地処理を行います。不要なシーリングや接着剤をきれいに取り除きます。
④新しいパネルの取り付け
新しい壁パネルを取り付ける前に、その製品に合った取り付け方法や接着剤の種類を確認します。
パネルの取り付け方法は製品によって異なることがあります。一般的な方法には、接着剤を塗布して貼り付ける方法や、クリップや固定具を使用する方法があります。
⑤トリムやフィニッシュ
パネルが取り付けられたら、周囲のトリムやフィニッシュを再度取り付けます。これにより、パネルの端が隠れて美しい仕上がりになります。
⑥シーリングと仕上げ
新しいパネルが取り付けられたら、シーリング剤を使用して境界部や接合部をしっかり密閉します。これにより、水の侵入を防ぎます。
⑦清掃と確認
最後に、新しいパネルをきれいに掃除し、取り付けが適切に行われているか確認します。必要に応じて微調整を行ってください。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
ユニットバスの壁パネルの交換のタイミング
ユニットバスの壁パネルを交換するタイミングやその理由は、さまざまな要因によって影響を受けます。以下に一般的な交換のタイミングとその理由をいくつか挙げてみましょう。
老朽化や劣化
壁パネルが古くなり、色あせたり、ひび割れや変形が見られるようになった場合、外観の美しさや機能性が損なわれる可能性があります。これらの劣化が進行する前に交換することで、バスルームの外観をリフレッシュできます。
水漏れや浸水の問題
壁パネルの防水性が低下し、水漏れや浸水の兆候が見られる場合、交換が必要です。水の浸透は壁材や下地に損傷を与え、カビや腐食を引き起こす可能性があります。
カビや汚れの問題
古い壁パネルはカビや汚れが付きやすく、清掃が難しいことがあります。カビの成長や難易度の高い掃除が続く場合、新しいパネルへの交換が検討されるかもしれません。
リフォームや改装
バスルーム全体のリフォームや改装を行う際に、新しいデザインや素材の壁パネルに交換することが一般的です。バスルームのスタイルをアップデートする機会として交換することがあります。
効率の向上
古い壁パネルが断熱性や防音性に劣る場合、新しい素材や技術を用いたパネルに交換することで、バスルームの快適性を向上させることができます。
転居や売却
新しい住宅に引っ越す際や、自宅を売却する際には、バスルームの状態が見直されることがあります。バスルームの印象を良くするために、壁パネルを交換することが考えられます。
これらの要因により、壁パネルの交換のタイミングや理由は異なるかもしれません。定期的なメンテナンスや劣化のサインに注意を払いながら、最適なタイミングを判断することが大切です。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
ユニットバスの壁パネルの素材と選び方
ユニットバスの壁パネルの素材を選ぶ際には、耐久性、防水性、デザイン、お手入れのしやすさなどの要因を考慮する必要があります。以下に適切な素材を選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。
防水性と耐久性
浴室環境では水が多く使用されるため、防水性が高く、耐久性のある素材を選ぶことが重要です。防水処理が施された素材や、湿気に強い素材が適しています。
アクリル
アクリルパネルは防水性が高く、美しい仕上がりを持つことが特徴です。カラーバリエーションも豊富で、シームレスなデザインが可能です。
PVC
PVC(ポリ塩化ビニル)は防水性に優れ、お手入れが簡単です。カビや汚れがつきにくく、手軽に清掃できるため、忙しい生活に適しています。
FRP(ファイバーグラス強化プラスチック)
FRPは強化されたプラスチックで、軽量でありながら耐久性が高いです。防水性もあり、バスルームの湿気に強い素材です。
エンジニアリングストーン
人工的に作られた石材は耐久性が高く、高級感のあるデザインを実現できます。多様な色や模様のバリエーションがあります。
コーテッドガラス
ガラスに特殊なコーティングを施したパネルは、美しい透明感を持ちつつ防水性があります。清潔感を演出できる素材です。
天然石
天然石を使ったパネルも選択肢の一つですが、その重みやメンテナンスが必要な点に注意が必要です。天然石は高級感がありますが、適切な施工が必要です。
素材の評判とレビュー
素材の選択前に、インターネット上でその素材の評判やレビューを調べることが役立ちます。他の使用者の経験を参考にすることで、特定の素材の長所と短所を把握しやすくなります。
適切な素材の選択は、バスルームの長期的な使用を考える上で重要です。防水性やデザインの好み、予算などをバランス良く考慮して、自分に合った素材を選ぶことをおすすめします。また、製品に付属する取扱説明書やメーカーのアドバイスにも注目しましょう。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
ユニットバスの壁パネルの交換作業の注意点
ユニットバスの壁パネルの交換作業は専門的な作業であり、注意深く行う必要があります。以下に交換作業の際の注意点をいくつか挙げてみましょう。
安全対策の確保
作業を始める前に適切な安全対策を確保してください。必要な場合は手袋や保護眼鏡、マスクを着用しましょう。また、作業エリアをクリーンに保ち、転倒やけがのリスクを減らしましょう。
電気設備や配管の確認
壁パネルの交換作業には電気設備や配管が関与することがあります。壁パネルを取り外す前に、周囲の電気や配管が正しく切断されていることを確認してください。必要に応じて専門家に相談しましょう。
正確な測定とカット
新しいパネルを取り付ける前に、正確な測定を行いましょう。間違った寸法でパネルをカットすると、取り付けが難しくなるか、パネルが合わない可能性があります。
下地処理の適切な実施
新しいパネルを取り付ける前に、下地処理をきちんと行うことが重要です。パネルがしっかりと密着し、防水性が確保されるように下地の清掃と処理を行いましょう。
正確な取り付け
新しいパネルを取り付ける際には、メーカーの指示に従い正確な取り付けを行ってください。接着剤やクリップなどを適切に使用し、しっかりと固定することが大切です。
シーリングの注意
パネルの接合部やシームは、適切なシーリング剤を使用して密閉する必要があります。防水性を確保するために、シーリング作業を丁寧に行いましょう。
トリムやフィニッシュの取り付け
パネルが取り付けられた後に、周囲のトリムやフィニッシュを取り付けることを忘れないようにしましょう。これにより、美しい仕上がりが実現します。
専門家への相談
交換作業が難しい場合や専門的な知識が必要な場合、遠慮せずに専門家に相談してください。バスルームの電気設備や配管に関する作業は特に注意が必要です。
相談できる専門家に心当たりがない方に向けて、全国対応の無料相談窓口をご用意しています。
説明書の確認
使用する壁パネルの取り扱い説明書やメーカーの指示に従って作業を行うことが重要です。説明書には正しい取り付け手順や注意事項が記載されています。
これらの注意点を守りながら、慎重に交換作業を進めることで、バスルームの壁パネルを効果的に交換できるでしょう。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
ユニットバスの壁パネル交換ができる業者の種類
ユニットバスの壁パネルの交換作業は専門的なスキルや知識が必要な場合がありますので、専門家に相談することをおすすめします。以下に専門家への相談方法をいくつか紹介します。
リフォーム業者や工務店の探索
バスルームのリフォームや改装を専門に行う業者や工務店に相談することができます。インターネット検索や口コミを通じて評判の良い専門家を探し、連絡を取ることができます。
建築相談窓口の利用
地域の建築相談窓口や建設業協会などに連絡し、バスルームのリフォームに関する専門家を紹介してもらうことができます。彼らは適切な業者や専門家を提案してくれることがあります。
インテリアデザイナーへの相談
インテリアデザインやリフォームの専門家に相談することで、バスルームのデザインや素材選び、施工に関するアドバイスを受けることができます。
ホームインスペクターの利用
バスルームの構造や状態を評価するホームインスペクターに相談することで、交換が必要な箇所や必要な作業についてアドバイスを受けることができます。
マッチングサイトの活用
オンラインの専門家相談やリフォームのマッチングサイトを利用して、バスルームのリフォームに関する質問や相談を行うことができます。専門家がオンラインでアドバイスを提供する場合もあります。
相談をする際には、希望する施工内容や予算などを伝えることで、専門家から適切なアドバイスや提案を得ることができます。専門家に相談することで、交換作業をスムーズかつ専門的に進めることができるでしょう。
市区町村を選ぶだけ
市区町村を選ぶだけ
成功のカギはよい施工業者を見つけること
以上、ユニットバスの壁パネルの交換目安や素材の種類、DIYや施工業者について解説してきました。
ユニットバスを長く快適に愛用できるものにリフォームするためには、素材選びやデザイン、作業にまで精通した施工業者に出会うことがもっとも重要です。
しかし、そういった業者に心当たりがないかたも多いと思います。
その場合は、わたくしども「リフォスム」を利用して探していただけると幸いです。
全国のリフォーム業者に詳しい相談員が、ご希望の工事や予算に合った近隣の優良業者を無料でご案内できます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。