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【2025年最新】福岡市のリフォーム補助金・助成金制度は?申請方法や注意点も解説!

福岡市にお住まいの方で住宅のリフォーム等をお考えでしたら、自治体から出る補助金を使って費用を安くできる可能性があります。

本記事では、福岡市にある内装・外装リフォームや耐震化・省エネ化改修などの工事に出る補助金制度と、補助条件・金額の決まり方などを役所・役場の情報よりもやさしく解説します。

「リフォーム補助金の一般知識」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

Point

  • 福岡市にあるリフォーム補助金は5制度
  • 福岡市では耐震化、省エネ化、バリアフリー化などの工事が補助金の対象
目次

福岡市のリフォーム補助金の一覧

福岡市にある住宅リフォーム等を対象にした補助金制度は、以下の5制度です。

制度名 補助金額
住宅の耐震改修工事費補助事業 費用の5分の4(上限150万円)
福岡市住宅用エネルギーシステム導入支援事業 導入機器に応じた一定額(上限75万円)
住宅改造助成(高齢者向け) 所得に応じた一定額(上限10万円)
省エネ改修住宅の固定資産税減額措置 工事費用に応じた一定額
福岡県こどもリノベ補助金 費用の3分の1(上限50万円)

※表内の制度名を押下すると解説箇所にジャンプします。

①住宅の耐震改修工事費補助事業

制度名 住宅の耐震改修工事費補助事業
受付期間 ~予算に達し次第終了(先着)
補助金額
  • 費用の5分の4(上限150万円)
支給条件
  • 昭和56年5月31日以前に建築確認を得て着工した住宅であること
  • 2階建て以下であること
  • 上部構造評点を建物全体を1.0以上となる耐震改修工事又は1階部分を1.0以上になる耐震改修工事を行うこと
  • 耐震シェルター等の設置については、高齢者、障がい者等の方が居住している世帯であること 等
補助対象工事
  • 木造住宅における耐震性能向上にかかわる工事
  • 木造住宅における耐震性能の診断
  • 耐震シェルター等の設置 等
問合せ先 建築物安全推進課
福岡市中央区天神1-8-1
TEL:092-711-4580

福岡市の住宅の耐震改修工事費補助事業は、木造戸建て住宅の耐震性能を向上させる工事を行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の5分の4(上限150万円)です。

支給額は通常5分の4となっており、最大で150万円が支給されます。

②福岡市住宅用エネルギーシステム導入支援事業

制度名 福岡市住宅用エネルギーシステム導入支援事業
受付期間 2025/05/09~2025/01/30(先着)
補助金額
  • 導入機器に応じた一定額(上限75万円)
支給条件
  • 福岡市内の自ら所有または居住する住宅に、補助対象システムを設置すること又は補助対象システムが設置された福岡市内の住宅を購入すること
  • 補助金の交付対象申請の審査時に福岡市税に係る徴収金(福岡市税及び延滞金等)に滞納がないこと
  • 必ず交付対象決定を受けてから着工すること
  • 暴力団員又は暴力団員と密接な関係を有する者でないこと 等
補助対象工事
  • 高効率給湯器(エコキュート)の導入
  • 住宅用太陽光発電システムの導入
  • リチウムイオン蓄電システムの導入
  • V2Hシステムの導入 等
問合せ先 住宅用エネルギーシステム導入支援事業補助金交付事務局
福岡市博多区東那珂2-20-35
TEL:092-517-9573

福岡市の福岡市住宅用エネルギーシステム導入支援事業は、住宅用エネルギーシステムの設置する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は導入機器に応じた一定額(上限75万円)です。

導入するシステム応じて補助額は変動し、最大で75万円の補助を受けることができます。

③住宅改造助成(高齢者向け)

制度名 住宅改造助成(高齢者向け)
受付期間 不明(先着)
補助金額
  • 所得に応じた一定額(上限10万円)
支給条件
  • 福岡市内に居住する65歳以上の高齢者であること。
  • 介護保険の要介護認定において,要支援1,2または要介護1から5の認定を受けていること。
  • 介護保険の第1号被保険者保険料における所得段階が第1段階から第8段階であること。 等
補助対象工事
  • 手すりの取り付け
  • 段差の解消
  • スロープの取り付け
  • 扉の引き戸化 など 等
問合せ先 介護保険課
福岡市中央区荒戸3-3-39
TEL:092-731-3511

福岡市の住宅改造助成(高齢者向け)は、住宅を高齢者に適するように改造する場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は所得に応じた一定額(上限10万円)です。

補助額は対象者の介護保険料の負担段階によってことなり、最大で10万円が支給されます。

④省エネ改修住宅の固定資産税減額措置

制度名 省エネ改修住宅の固定資産税減額措置
受付期間 不明(先着)
補助金額
  • 工事費用に応じた一定額
支給条件
  • 令和8年3月31日までに行われた次の改修工事で、省エネ基準に新たに適合すること
  • 熱損失防止改修工事に要した費用が一戸あたり60万円を超えること
  • 熱損失防止改修工事と高効率空調機、高効率給湯器、太陽熱利用システムの設置の費用が合わせて60万円を超えること
  • 改修後の住宅の床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下であること 等
補助対象工事
  • 窓の改修工事(二重サッシ化、複層ガラス化など)
  • 床、天井、壁(外気等と接するものの工事に限る)の断熱工事 等
問合せ先 税制課
中央区天神1-8-1
TEL:092-711-4202

福岡市の省エネ改修住宅の固定資産税減額措置は、行った省エネ改修が一定の要件を数べ手満たす場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は工事費用に応じた一定額です。

現金で支給されるわけではなく、改修等が完了した年の翌年度分から、固定資産税額が3分の2に軽減されます。

⑤福岡県こどもリノベ補助金

制度名 福岡県こどもリノベ補助金
受付期間 2025/04/01~2025/01/01(先着)
補助金額
  • 費用の3分の1(上限50万円)
支給条件
  • 購入前に「住まいの健康診断」を実施した住宅であること
  • 過去に福岡県のリノベーション補助金の交付を受けたことがない住宅であること
  • 福岡県内に所在する既存住宅の改修工事であること
  • 改修後、18歳未満の子どもと同居すること 等
補助対象工事
  • 家事・子育ての負担軽減につながる工事(キッチンの使い勝手向上、収納増設など)
  • 断熱や省エネに関する改修工事(窓の断熱、壁・床・天井の断熱材設置など。)
  • バリアフリー改修工事(段差解消、手すりの設置、スロープ設置など)
  • 子ども部屋や間仕切りの新設・増設工事(子どもの成長に合わせた個室の確保など) 等
問合せ先 住宅計画課
福岡県福岡市博多区東公園7番7号
TEL:092-643-3734

福岡市で使える福岡県こどもリノベ補助金は、若年世帯や子育て世帯に対し、「住まいの健康診断」を行って購入した中古住宅や、これから同居する親世帯の持家にリノベーションを行う場合に、費用の一部を補助するというものです。

補助金額は費用の3分の1(上限50万円)です。

中古住宅の購入後に「住まいの健康診断」を実施することはできないため、必ず購入前に調査を行いましょう。

福岡市のリフォーム補助金の申請の流れ

リフォーム補助金の支給は、多くの自治体で先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。

手続きにかかる期間

補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。

  • 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月~1ヶ月半
  • 申請から支給決定通知は約3~4週間
  • 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月

自治体によってて多少異なる場合があります。詳細に知りたい場合は各制度の担当課まで問い合わせください。

申請手順

補助金申請の流れ・やること・期間

実際の補助金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

  1. 役所への事前相談
  2. 見積もりを取る
  3. 必要書類を入手
  4. 必要書類を提出
  5. 審査結果の通知
  6. リフォーム工事の契約・開始
  7. 実績報告書と請求書を提出
  8. 補助金の振込み

Step 1:役所への事前相談

リフォーム工事をしたい住宅の情報をあらかじめ自治体の担当課に伝え、制度対象となるかを確認します。
相談前には老朽化の状況を写真に取るなどしておくとより良いでしょう。

Step 2:リフォームの見積もりを取る

リフォーム補助金の申請には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
そのため、業者を呼んで現地調査・見積もり取得をこの段階で行う必要があります。

業者を呼んでから見積もり書の取得には1ヶ月~1ヶ月半かかることもあります。
見積もり取得にかかる時間を考えると、事前相談より先に見積もり依頼を行うのもよいでしょう。

必要書類を入手

自治体のウェブサイトにいくと申請書類がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

様式は補助金制度の担当課(多くは建築関係、都市整備関係)の窓口などでも入手できることもあります。

申請時に必要なことが多い書類等

工事の見積書
不動産登記全部事項証明書(土地・建物)
工事着手前の写真
工事を含むの立面図、平面図
付近の見取り図
住民票
納税証明書 または 非課税証明書

申請書類を提出

手配・記入が終わった申請書を、窓口か郵送で提出します。
多くの自治体は、申込みは予算内での先着順になっています。多くは新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

審査結果の通知

役所への申請からおおよそ3~4週間後、審査結果と申請が通った場合は着工の許可がでます。
通知方法ははがき等の郵送か、抽選結果の掲示(役所窓口・ウェブ上など)で行われることが多いようです。

リフォーム工事の契約・開始

この段階でリフォーム工事を開始します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、必要に応じて確保しましょう。

実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書や請求書を作成し、提出します。
工事完了日から1ヶ月程度の提出期限が設けられていることが多いのでご注意ください。

補助金の振込み

完了報告後、不備等がなければ約1ヶ月ほどで補助金が振り込まれます。

福岡市のリフォーム業者の探し方

福岡市にお住まいの方でリフォーム業者の心当たりがない方向けの無料の相談窓口があります。

  • 福岡市内の優良業者の紹介
  • 福岡市内のリフォーム工事の適正金額・相場
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まとめ

以上、福岡市のリフォーム補助金制度と、申請時に気をつけたい注意事項についての解説でした。

住宅リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家の場合の適正費用をチェックしたり、業者からの相見積りを手軽に取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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